あめつちの詩

「あめつち」に響く歌声の持ち主「にいや」こと「新屋まり」が奮闘の日々を綴る。

横倉の(追い)風~越知平家会の熱

2024-05-01 | ライブレポ

浅い眠りから一夜明けたら

霧雨だった。

平家会総会の前に前会長の墓参へ。

安徳帝が崩御されて節目の年に、

越知町あげてのお祭りは大いに

にぎわった。

折よく「横倉の風」が生まれた頃で

中学生のブラスバンドが

「横倉の風」を演奏してくれる中、

「なんちゃって」ながら

烏帽子の装束で会長さんと

練り歩いたのは良い思い出だ。

今思えばどこから人が湧いて来た?

と思うほど大きな催しだった。

会長さんは「夢のようやな~」と

涙ぐまれた。

会長さんと初対面の日に

お別れするのが切ないと

感じたの思い出す。

そして総会会場へ。

懐かしい面々と再会した。

広島でのコンサートに度々

駆けつけて下さったし、

牧野富太郎博士が我が町

(北広島町)に自生する

かきつばたをいたく

愛でられたことで両町は

以前から繋がりがあったと

後に知った。

その縁で我が町の

「かきつばた祭り」で

再会したこともあれば、

越知町のコスモス祭りで歌わせて

もらったことも何度かある。

北広島町の人が越知町で私が

歌っているのを目撃したことが

あると言われていたっけ。

幾重にも重なる縁なのだった。

総会に先立ち会長さんが

挨拶された。

町長時代から長年良くして頂いた。

私を「まり」と呼ぶ人。

本日をもって会長を辞するとのこと。

そして本日が83才のお誕生日だそう。

お疲れ様でした。

現在の長町さんもご参加。

総会の終わりに「横倉の風」と

「緋き山河に」を歌う。

普段は歌う機会がない。

歌詞が飛ばないか実は不安だった。

歌わない期間が長かったが

私の中の何かが熟成した気がする。

気持ちが深まった感があった。

水を打ったように皆さん熱心に

聞いて下さった。

思いがけず「永江の里」のリクエスト

を頂き歌う。

平敦盛の奥方を歌にしている。

用意していて良かった。

そして宴会に突入。

実に楽しかった~。

皆さんこの笑顔!

歌わせてもらって良いですかと

自分で名乗って

清盛様のテーマソング

「安らけく平らけく」と「雨女」を

初披露した。

大いに受けた。

ミッションを無事に完了した。

同行した大崎さんが「凄い」と

驚くほどの盛り上がりで、

越知町ではまりさんは

大スターだねと言ってた(笑)

二次会会場もほぼほぼ

同じメンバーで物凄く盛り上がる

っていうのが目からうろこだった。

とにかく皆さん歯に衣着せず

しゃべり倒す。

とにかく仲が良い。

私にしたらありえないくらいです。

我々は途中で失礼したが

何時まで盛り上がったのでしょうね。

それは高知県特有の宴会スタイル

でもあるらしい。

宿に行くと高知はみんな家族

というポスターが貼ってあって

まさしくそうだと思った。

興奮冷めやらずか二泊めも眠気が

来ない。

空腹を覚えてコンビニに出たのが

午前0時過ぎ。

2時前にやっと寝付いた。

 


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