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うつ病社員のもろもろの話

06年5月5日デ・キリコ展へ行く。

今朝は眠い上に
抑うつ症状。

気持ちが悪かったが
なんとか出かける。

東京都美術館にて
「デ・キリコ展」。

「形而上絵画」と呼ばれる作品群で
有名な
前衛芸術の人。




独創的な表現方法で
人気はあるのだが

正直、作品から意味を見出すのは
自分には難しかった。

ただ画力はある方なので
見ていて引き込まれるような
迫力は伝わる。

風景でも人物でも静物でもない
絵ってどうやったら描けるんだろうね。

ところで
キリコの得意とする
マネキンのような人物とおぼしき
立体物。

「ウルトラマン」のモデルだと
言われていて
ネットでも、そういう考察をちらほら
みかけるのだが

一応
ウルトラマンのデザイナー
成田 亨氏の著書を
確認してみたところ

「ウルトラマン」は、イタリアの画家の
ジョルジオ・デ・キリコの絵から着想を
得ているとよくいわれていますが、
それは違います。僕がキリコの名前を
出したのは、円谷プロを辞めて十五年して
画集が出版された時に書いたんです。
要するにキリコのように単純だという
だけの意味です。なんか一度キリコと
言ったらみんなキリコ、キリコって
言うんだけれども、例えば実相寺昭雄さん
の本でも、僕がそういうことをしゃべったみたいな書き方になっているんだけれども、
しゃべったことなんかないんです。
キリコなんか本当はどうでもいいんです。
要するに、生命感のある単純さを
僕は求めたのです。キリコみたいにしようということではないですね。その単純さの
質はキリコと「ウルトラマン」とでは違うものです。(『特撮と怪獣 わが造形美術』
成田 亨 著 フィルムアート社 P23
一部抜粋)

え・・・違うみたい。
まあ、キリコのマネキンのような
立体物、ウルトラマンに見えなくも
ないかな。

今日のお昼は
美術館内のレストラン。
休みなので
奮発してしまった。


普段、
見ることのない芸術作品を見られて
良かったかなと思う。

連休も
後、1日。
どう過ごそうかな。





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