猛暑で辛いのに
駅前で知人と待ち合わせ。
遠くを見ると
駅のロータリーの隅で
人だかり。
男女合わせて２、30人くらいか。
年齢層は高く、50から60代か。
政治団体の集会か
旅行ツアーかと
思っていると
遠くから
背の高い男性の姿が。
団体さんの所へ
入っていき
歓迎を受けていた。
この男性どこかで
見たことあるなと
２、3分考えて
やっと思い出した。
40年以上前だと思ったが
特撮ヒーローで主役を務めた
人である。
今もドラマに
時々
出ているようだが
私以外に
気づいている人は
いなかった。
どうもファンの集いと
いった感じだ。
俳優さんを取り囲む様子は
まるで親衛隊だ。
きっと
撮影会も兼ねているだろうから
私がスマホを向けたら
親衛隊の餌食になってただろう。
俳優さんは
なにやらファンに話しかけた後
近くの市民ホールへ入っていった。
きっと、ここが
イベント会場だろう。
役者として
子供番組のヒーローを
演じるのはどういう気持ちだろう。
誇りを持っている人もいれば
役者人生の通過点に過ぎないと
思う人もいるだろう。
ただファンは
そのイメージを役者に抱き続けて
いることが多いだろう。
だからファンイベントも成立する。
私も
この俳優さんに会ってみたいが
取り巻きの身内びいきの雰囲気が
強すぎで、なんか排他的な感じが
したので
ファンイベントがあっても
参加しないだろうな。
ヒーローは憧れの存在。
それがいいかな。
