ロシアインターネット投稿で消される元サハリン州知事無念の死

消される訳は?
ロシア側が事実を知っているから

No.62 北方四島返還と元サハリン州知事ファルフトジノフ氏

2017-08-26 18:34:03 | 北方四島返還
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対立の歴史


「証明」「証拠」「証人」

現職の北海道石狩市長の田岡さんと市の役員さん、前回のブログNo.61で、サハリン州知事ファルフトジノフ氏が北海道石狩市田岡市長(現職)と「サハリンの石油貯蔵基地(プラント)を造る相談」をサハリン州知事の権限で石狩に話に来たことを掲示しました。
当時、「石油資源関係の権限はロシア大統領プーチンさんにある」と皆さんは思っていましたが、そうではなくその権限はサハリン州知事権限でした。




エリチイン大統領がプーチンさんと交代すると、プーチンさんがロシア国内で精製備蓄基地を造ってしまう可能性がありました。

そうなると、サハリン州とロシア全体との資源利益の配分比率が、既にエリチイン大統領とファルフトジノフ州知事間で取り決められていたわけですから、プーチン政権グループにしたら不満足な状況に置かれてしまいます。

そのような権力と欲が複雑に交錯していた当時のロシアであったため、ロシアの外で石油貯蔵基地を作らねばならない事情もありました。

石狩市長と直接ファルフトジノフ知事が独自の考えで話したとおり、あの時、プーチンさんにはサハリン州の石油・天然ガスに関する権利・権限はありません。
すべて、サハリン州知事独自の判断で進めていました。
そして、後にサハリン州知事が暗殺されました。


石油・天然ガスその他サハリン内政が分かっている幹部達は命が危ないので、知事の暗殺後次々に海外に移りました。

ファルフトジノフ知事が石狩市で石油貯蔵基地の話し合いをしていたメンバーはサハリン州の初代日本人会会長の浅井さん(死亡)を除いて皆さん生存しています。

石油・天然ガス資源に留まらず、実は北方四島問題に関してもプーチンさんに権限が無かったことは証明できます。

先日、ドミートリー・アナトーリエヴィチ・メドヴェージェフ首相は北方四島の経済活動に関して、再びロシアの活動・行動を強めました。

ロシアは大統領と首相の役割分担をはっきり決めてやっています。

北方四島問題に関しては、日本が経済協力をしようがしまいが、つまり、カネを出しても出さなくても、彼らは「結論どうでもいい」というスタンスです。

もし日本が経済援助をしてくれたらラッキーだし、どちらにしても、彼らは北方四島を返すつもりもタッチさせるつもりもありません。


どうして「経済協力」と称する施策を実行して日本にお金を払わせたいのか?・・・。
どの人達の考えなのか、黒幕が、どんな目論見があるのか・・・はいずれ白日の下にさらされることになるように願いたいです、今の何とか学園のように複雑な利権の絡みがあるみたいですね。

北海道石狩の石油基地は、当時のファルフトジノフ知事を知る現職の田岡市長はじめ、当時の会議の事情をご存知の人達がいらっしゃいます。

余談ですが、我々は(まだ公表していない)石油権利の契約書原本等の重要かつ機密の書類を、今も私が厳重に保管しています。

北方四島返還の最初の目的は、元島民の人達が島に帰りたいというのが目的でした。しかし途中から経済協力は、誰が何の目的、何の利益の為に日本国の義務みたいにしたのか。(不思議)

我々がいずれ明らかにしていきますから、その時には、経済支援に傾注したがっている方々は日本から出ていったほうがいいでしょう。

その経済支援派の方々にとって予定外の大失敗は、サハリン州知事の親友に日本人の私がいた事です。そして、ファルフトジノフ知事本人も自らの命の危険を察し、日本人の私と予め書類を二手に分けて私に預けていた事です。

また、ロシアモスクワ政府の幹部にも「サハリン州が近い将来民主政治の政府になる国」と思って、我々に重要な機密情報なども提供してくれました。

日本政府は、いや、日本政府にあえて間違った情報提供している人達は近い将来、証拠・証人が揃うだろうことを透かし見てもなお、決定的な間違いを通すつもりですか。

次回も、来週末の予定です。


saharinhiroshi2@yahoo.co.jp
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No.61 北方四島返還と元サハリン州知事ファルフトジノフ氏

2017-08-19 18:44:01 | 北方四島返還
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一週間の休養を取り、少し振り返ってみました。

今のロシア政府の管理下で、たしかロケットの部品なども作っている「エネルギヤ」の社長と私が話をしている時、「ヒロシさんは知事の側近の親友だから」と前置きしてから、「実は、稚内とサハリン州の中間に石油資源があるんです」と社長は話をしてくれました。(私は専門家ではないので、詳しいことは聞きませんでした)

エネルギヤの社長も、元ロシア大統領エリチインさんとサハリン州知事(死亡)との話し合いで「地元の企業としてサハリンに連れて行ってもかまわない」と元エリチイン大統領の許可をもらってサハリン州知事がサハリンに連れてきた企業の一つです。

※ソ連時代は一つの地域で一つの事を完成する事が出来ないようにしていた
サハリン州エリアにある石油・天然ガス等の資源は、モスクワではなく、自分の地元で・・・ということです。


そのエネルギヤの社長の奥さんはサハリン州で副知事でしたが、ファルフトジノフ知事が暗殺されてから、すぐにモスクワに戻りロシア政府上層部のメンバーの一人になりました。
ファルフトジノフ知事の生前、私はエネルギヤの奥さんは知事の側近の一人であると、思っていました。(ヘリコプターには乗っていませんでした。)


もしあのまま知事が暗殺されずに「サハリン国」と北方四島問題への取り組みを実践していたら、今のような日本からの北方四島経済協力もありませんでした。そして元北方四島島民の人達はとっくに(自由に)故郷に入っていたことは間違いないです。

※あの頃、私はサハリン国の大統領になるはずのファルフトジノフさんとよく話をしていました。ファルフトジノフさんは、表向きは北方四島問題について日本には強行反対者のようなふりの絶対的な立場をわざと見せていましたが、本心は違うところにあり、強面姿勢の背景にエリチインさんとサハリン国民に対しての考えがあったことを私は直接聞いています。

日本のマスメディアからの表面的な情報しか知らない方々には俄かに信じられないことだと思いますが、これが真実なのです。

あの時、ファルフトジノフさんは本音(情報)を話すことに様々な制約を受けていました。簡単に言うと、話してしまったら困難な問題が発生してしまう・・・ということです。

歴史に、「もし」はつきものですが、もしあのままファルフトジノフさんが暗殺されずに、知事の職責を担い続いていれば、日本側にとっても良いことがたくさんありました。

例えば、我々はサハリンの石油・天然ガスの契約書・権利権限を持っていたので、日本で石油・天然ガス資源におけるトップクラスの会社になっていたでしょうし、結果として、日本の石油・天然ガスの資源確保もし易くなり、日本国民の生活をエネルギー面から支える事できたはずです。

だから我々は、前にもブログに書いた通り北海道石狩に石油基地を作ることを進め、今も現職の田岡市長(写真)とファルフトジノフ知事の話を進めていました。


ここでも証明される通りプーチン大統領のサハリン石油・天然ガスに対しての権利権限は、まったくなかった。だからファルフトジノフは石狩の田岡市長と話し合った。田岡市長と会っている写真とか見てすべてわかると思います。北方四島もプーチンさんにはまったく関係なかったのです。

今プーチンさんグループが奪い取ってコントロールしている石油・天然ガスの権利のうち〇〇パーセントは我々が持っていたからです。
その時の契約書の原本は今も保有しています。


私たちの組織は「日本サハリン州経済開発促進協会」といい、「日サ協」という略称で呼ばれていました。
この日サ協のメンバーは、色々な立場の方々で構成されていました。
日本の皇室の親族の方や某国首相、某国在日全権大使、大手銀行幹部、弁護士等です。


ただ、ここから少し「おかしいな・・・」と思う事がおきます。
まじめな方だと思っていたK氏が北朝鮮へよくソバの種を持って行くと言っていたり、私が親しくお付き合いしていた公安の人、外事課の人もいるのに、日サ協の陰口をその人らに言い回っていたり・・・。実質的に何の権限も持たないのに、あたかも自分が日サ協をコントロールしているかの素振りで周囲を騙し、その一方で、自分の事業の利益に誘導しようとしていたという事実を知ったときは、私は落胆し、なにより驚きました。

また日サ協という我々の組織の名前と私の名前を語り、五千万円から億単位のお金を持っていった数名の人間もいた。
私は本当に脇が甘いにも程がありました。

次回からまた毎週末に出そうと思います。
saharinhiroshi2@yahoo.co.jp

いろんな人達からコメントを頂いていますが返事が皆さんに遅れて本当にごめんなさい。

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No.60 北方四島返還と元サハリン州知事ファルフトジノフ氏

2017-08-05 17:45:04 | 北方四島返還
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対立の歴史

北海道の「財界さっぽろ」と言う、北海道と東京の書店でも販売されている月刊誌の六月号に、鈴木宗男氏の公民権が回復したという記事が出ています。

鈴木宗男氏は、安倍総理大臣とは月に一度面会していると言い、まるで「私にはまだ力があるんだ」と言わんばかりの話。
その本音は次期選挙の為であることは透けて見えているのに。


ところで、安倍総理大臣は鈴木宗男さん達と適切な距離を置いておかなければなりません。
小渕恵三総理大臣の時、末次一郎さんの事務所を訪問していた時も、鈴木宗男氏の事を「外務省の機密費だろうがどこの何であろうが、手も足も首も全部突っ込んで来る男だ」と話していました。

そして、「中央の議員はみんな鈴木氏を相手にしていないから」とも言っていました。

一方、財界さっぽろの記事中、元外務省にいた佐藤優氏の鈴木評は、末次一郎事務所さんの話とはまったく違っています。

佐藤優氏曰く、「鈴木宗男さんはとても声も小さく、とても気の弱い政治家」だそうです。昔テレビなどを見て鈴木氏のパフォーマンスをよく解っている国民は、佐藤氏の表現する鈴木像に腰を抜かしてしまいそうです。

堂々とここまで言える様になった佐藤優君、彼にも驚きですが人は友達によって進化するのではなく、本当に「変身」するんですね、身も心も。

私達はロシアの資料・実物を持って話している事をくれぐれもお忘れなく。

少し前のことですが、支持率6.9%でお辞めになった森喜朗元総理大臣が東京オリンピック組織委員会会長職に就任されました。


森さんご本人から、どれだけ就任を希望されても、身体検査をするべきでした。総理大臣の先輩後輩という間柄であったとしても・・・です。

他方、この森元総理のお仲間というか、お友達の鈴木宗男さん、佐藤優君+1名様で大きな利権を絡ませたプランを動かそうとしていた場合、安倍総理は本当に気をつけないとマズイ立場に追い込まれます。

先ず今回は、ロシア北方四島の利権工事絡みの話ですが、サハリン州ファルフトジノフ知事(北方四島含む)会議に参加していたロシア側メンバーからも聞いて、私が勝手に各人を例えると、
▶ 鈴木宗男さんは「突撃隊」で「大声で話すセールスマン」
▶ 森喜朗さんは、後ろで工事が決まったらゼネコンなどを指名する権限を持つ隊長
▶ 佐藤優さんは、ロシア語で現場にて契約や打ち合わせなどの業務を担当する代表責任者(社長)


様々な真実、それもロシアにとって不都合な真実を、仮に日本政府が掴んだとして、そしてそれを今のロシア政権にぶつけたとしても、ロシア政権、又プーチン政権は笑いながら「内政干渉だ!」とはねのけるだけです。「北方四島返還」も検討すらする気も無いのに、クレームだけは言ってきます。

現在進められている日本の北方四島返還運動は、退くも地獄、進むも地獄になってしまっています。

次回予定の8月12日(土)は、お休みです。


saharinhiroshi2@yahoo.co.jp
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