グルメとペットの絵のブログ

格の違い

今日は動物の絵はお休みで風刺画にしてみた。しかし何だな、人間にはスケールというものがあるが、どの業界においても人間の器がどんどん小さくなっているようだ。芸能界しかり、スポーツ界しかり、そして何よりもひどいのが政界だ。これが同じ総理大臣か、大臣か、と目を疑うほどに格が違い過ぎる。

私は個人的に中曽根康弘氏が好きであった。それは一つには彼が国鉄を分割民営化してくれたおかげで、私は自分の新たな道を切り拓きやすくなったからだが、それは別にしても迫力があって格好が良かった。

私が初めてフランスへ行って一か月ホームステイしたのが1985年の4月末。そして5月2日~4日、西ドイツのボンで先進国首脳会議が開催された。ホームステイ先のテレビの画面に、タラップから降り立った中曽根氏がアップで映し出されたのを今も鮮明に覚えている。その時の中曽根氏の表情が何とも言えなかった。辺りを払っていた。

中曽根氏には息子がいて自民党で活躍しているはずだが、全く出て来ないところを見ると、“父子鷹”ではなかったようだ。

田中角栄氏が総理大臣だった頃、私はまだ小学生から中学生の頃だったのでよくはわからなかったが、ただTV越しに見ていても、とにかく物凄い迫力があった。それに子供が聴いてもわかりやすいことを話していたし、その話し方も歯切れが良かった。

好き嫌いの感情はさておき、角栄にしても中曽根にしても人間としてのスケールは、今の岸田や肛野デマ太郎など足元にも及ばないものだった。それは誰もが認めるところではないだろうか?

それに今の総理大臣のように、国会答弁で役人が書いた原稿をうつむいて読むようなみっともないことはしなかった。堂々としていた。今の総理はファイザーからノルマを課されているので、顔をあげることができないのだろう。情けない限り。

責任は大臣が取る!今と全く逆ではないか(笑)。この一事だけを見ても、今の総理や大臣など、足元にも及ばない。人間としても器が違い過ぎる。

しかし、今の時代に角栄や中曽根が総理大臣をやっていたとして、ファイザーの営業部長になって国民に危険なワクチンを薦めたりするだろうか?どう考えても、そんなイメージは湧かない。それこそ厚労省の職員に真っ先に接種させるのではないか(笑)?

いや、こういう大物がいなくなったからこそ、新型コロナなどというインチキパンデミックを引き起こせる環境が整ったのであろう。それは海外に目を向けても同じことが言える。

フランスのジャック・シラク大統領は最近では最も人気のあった人物で、親日家でも知られている。シラク氏は1996年11月に国賓として来日したが、その際、フランス大使館で開催されたレセプションで、私は当時の株式会社ヤナセの梁瀬次郎会長をシラク大統領に紹介すべく、耳元まで近寄ったことが一度あった。体格もその器を反映するように大きかったが、圧倒されるような迫力だった。

それに比べれば、今の大統領エマニュエル・(オ)マクロンなど余りにもチッポケ過ぎる。ファイザーと癒着してワクチンパスポートを適用するなど正義感の欠片もないチンピラだ。こんなのをシラクが見たら何と言うことであろうか?

私は陰謀論者ではないし、陰謀論も適当に信じている程度だが、支配者層なるものが世界に存在していることは今回のコロナで浮き彫りになった。今まで大人しくしていたのは、世界各国で器の大きな人物が君臨していたからであろう。そういった大物がいなくなり、日本やフランスの首脳のように支配者層に媚びる連中ばかりになってしまったので、舞台装置が整ったのであろう。

大物の登場が待たれるが、今の日本では難しいことだろう。だから皆さん、無意識にトランプ氏に期待したがるのかな?私は特にトランプ氏が何かをしてくれるなどとは思っていないが、確かに今の政界にあっては、彼が最も器の大きな人物だろう。


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る