京都ぶらり女の1人旅

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京都 千本えんま堂引接寺・大念仏狂言(5月1日)

2019年04月23日 06時26分30秒 | 京都ぶらり女の1人旅

京都市上京区にあり、千本閻魔堂の通称で親しまれているお寺です。

ゑんま堂さんの本当のお名前は引接寺(いんじょうじ)さんと言います。

閻魔様のお手伝いをされていた事で有名な小野篁さん(小野小町のおじいさん)がお盆にご先祖様を迎える行事を広める場所として建てられたそうです。

小野篁さんが閻魔様のお手伝いをするために夜な夜な地獄へ通うのですがその地獄への入口として使っていたのが六道珍皇寺さんの井戸で出口がゑんま堂さんだと云われています。

もう一つ出口があって、それは化野念仏寺さんです。

 

京都市登録無形民俗文化財に指定されています。

特徴は、演目にセリフがある事。

「壬生大念仏狂言」「嵯峨大念仏狂言」に並び、京の三大狂言として有名。

他の2つは無言劇ですが、えんま堂の狂言はセリフ入りです。

えんま堂にちなみ、初番は必ず「閻魔庁」が、最終には「千人切り」が演じられます。

足利義満が普賢象桜を賞でたのが機縁で花の盛りに行われ、京都市の無形民俗文化財に指定されている貴重なものです。

屋外特設舞台で演じられ、観覧の長椅子や上敷きが用意されます。

 

本尊閻魔法王

ゑんま様は怖いお顔から、地獄の支配者のように思われますが、実は人間界をつかさどる、私達に最も身近な仏様です。?

死んでしまった人間を、あの世のどこへ送るかを決める裁判長の役目を担っていらっしゃいます。

ゑんま様は、人間を三悪道には行かせたくない為に、怒りの表情で、地獄の恐ろしさを語り、嘘つきは舌を抜くと説いて下さるのです。?

京の都が火の海となった応仁の乱の為、当初の閻魔法王は焼失され、現在のお像は長享二年(1488)仏師定勢により刻まれ再現安置されています。

 

■場 所: 千本えんま堂 引接寺

■期 間: 5/1~/4(※毎年同じ日程です)

■時 間: 1・2日 午後7時~  3・4日午後1時~ と 午後6時~  の全6回催します。

         (ひとつの公演につき約30分の狂言を4~7番演じます。)

●荒天の場合は、本堂にて上演予定

観覧席は、椅子席を300人分程用意していますが、それ以上お越しの場合は立ち見となります

■料 金: 無料

■アクセス: 市バス206「千本鞍馬口」

  駐車場は有りません

■お問合せ: 075-462-3332

■詳細ページ:http://yenmado.jp/

 

 

 

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