What do you want Me to do for you?

今週から、University of South Alabama(略して：サウス or USA)の新学期がスタートしました。今セメスターの新しい授業の分厚いテキストを購入し、重そうに持って歩いている学生がわらわら？しています。
いろんな学生に出会うことができる楽しい時期です。

この間、素敵なお家を訪れたときに出会った絵の写真です。Breath-takingということばがありますが、とっても美しい絵でした。

聖書で、イエス様のところに、目の見えないバルテマイという人が近づいてきた場面。

「主よ！わたしをあわれんでください！」
と叫んだバルテマイに、イエス様は、声をかけます。

「私になにをしてほしいのか・・・？」

よく考えると、ちょっと不思議な会話ですよね。洞察力のするどいイエス様なら考えなくたって、「この人は目が見えるようになりたいんだな」ってすぐ分かるはず。でも、あえて、「What do you want ME to do for you??」と聞くのです。

本当に自分が何を望んでいるのか。

神様は、質問をかけてくることがあります。自分の本当の思いを知るために。自分が何がほしいのか、なにが必要なのか。聞かれないと分からないことって沢山ある。

神様はあえて、難しい状況に私たちを置かれることさえもあります。～私たちの心に向き合うことが出来るために。

祝福してください・・・とか、
守ってください、助けてください・・・とかって、祈ることって結構簡単です。
でも、具体的に言葉にだすことって結構勇気がいることかな。

「あなたは、私になにをしてほしいのか？What do you want ME to do for you?」と神様に聞かれたとしたら、なんて答えるのか。
ちょっと考えさせられています。



そこでイエスは、さらにこう言われた。
「わたしに何をしてほしいのか。」

すると、盲人は言った。
「先生。目が見えるようになることです。」

するとイエスは、彼に言われた。
「さあ、行きなさい。あなたの信仰があなたを救ったのです。」

すると、すぐさま彼は見えるようになり、イエスの行かれる所について行った。

Mark 10:51-52