FREE HUGS

しばらく更新していませんでした・・・


いまさらになりますが、あるときこんな話を聞きました。

去年のサンクスギビング（感謝祭）休暇の間の話です。アメリカのオレゴン州のとある町に、大学の休暇で戻ってきた男子学生がいました。アメリカではサンクスギビング（感謝祭）の翌日は早朝から人々が買い物に行く日です。お店はすべてセールとなり、町は買いものをする人々であふれかえります。

１９歳の彼はあることを思いつきました。彼はこの感謝祭の翌日、朝から街角に立ち、『FREE HUGS!（ハグ無料！）』というサインを掲げました。
＊Hug：欧米の習慣で挨拶や、親愛の表現として抱きしめ会うこと。

ある人は笑いながら通り過ぎ、無視する人もたくさんいましたが、一日、そこに『FREE HUGS!（ハグ無料！）』の看板をもってたっていると、彼が思ったより沢山の人が、その呼びかけに応答し、喜んで彼とハグしていったのです。


ある年配の女性は、このへんてこな看板をもって街角に立っている学生を見て
哀れに思い近づいていてハグしてあげました。
ある人はおもしろ半分で・・・
ある人は、「なにか幸せな気分になったわ」といって喜んで・・・
ある人は、おもわず涙目になって・・・


彼は争いや怒り、フラストレーションで満ちている、殺伐な世の中で、このサンクスギビング（感謝祭）の時に、「自分は人々、この自分の育った町の人に感謝したい！」と思ってこの奇妙なアイディアを思いついたそうです。



とても素敵なことだと思いませんか？



ある心理学の研究で
「成年が精神的・感情的な安定を保つためには、一日８回の心のこもった身体的接触が必要だ」
という結果がでたそうです。

それが手を握ることであれ、ハグであれ、肩を抱いてもらうことであれ、自分のなかにどんなに必要があるか・・・ お互いに極力触れることを避ける日本の社会で生きていると強く感じます。


「わたし、主は、義をもってあなたを召し、
　　　　　　あなたの手を握り、あなたを見守り・・・・・・」　イザヤ42:6


*写真は私の車の中にいていつも話しかけてくれるSMILE君です。[Jesus Loves You--]と言っていつも手を広げていてくれます。