気がついたら1カ月半近くブログをおやすみしていましたね。定期的にチェックしていてくださった方々へ、ご心配をおかけしました。
4月9日に家族で沖縄に戻ってきました。最近やっとやっと...落ち着いて来ました。みんな元気です。
愛用していたパソコンが壊れてしまったのも更新が出来ずにいた理由の一つでしたが、タブレットからでもなんとか出来るかな?これからまたブログも再開してゆきますね。
実家にいる間は、特に瀬来ちゃんの1ヶ月健診が無事終わったあたりから本当に自分に余裕がなくて、時間があったらとにかく眠っていました。
その後、すでにご存知の方も多いと思いますが、自宅で病気療養中だった父が体調を崩し、3月23日に息を引き取りました。父の大好きな自分の家で、家族に見守られて、痛みも苦しみもなく、驚くほど静かに平安に天に召されて行きました。
ここ数年間のうちに何度も危険な状態と言われながらも、お医者さんが「すごい生命力だね」とびっくりするような回復をしてきました。家族みんな、それぞれのかたちで父を天に送る心備えがされていたものの、体調を崩してから本当にあっという間のことでした。
私にとって慰めだったのは、自分のことでいっぱいいっぱいで本当に何も出来なかったけれども、父の、そして母のそばにいられたこと。第二子出産のための里帰りでしたが、こんなに長く父母と実家で過ごしたのは、6年前に結婚して以来初めてでした。
詩音も、産まれたばかりの瀬来ちゃんもちゃんと父に抱っこしてもらって、たとえ覚えていなかったとしても、おじいちゃんとの思い出を作ることが出来たのも恵みでした。
父は私にとって最も尊敬する人。私は、自他ともに認める超・お父さんっ子で、お父さんが大好きで大好きで....いつも父の背中を追いかけていました。生きること、夢を持つこと、主を愛すること、主を畏れること、人に仕えること、楽しむこと、表現すること、... たくさんの事を見せてくれ、教えられたことは限りありません。
1度会ったら忘れられないようなインパクトが強い個性豊かな父でしたが、人の目を全く気にせず子どものように喜び、楽しみ、表現することが出来る人でした。
今はずっとずっと夢みていた天の御国で、大好きな主と、そして会いたかったたくさんの人達と再会して、喜んでいるんだろうな~。
念願だった「通訳なしでいろんな国の人と自由に話したい」の夢が叶って、(私が英語の通訳が出来る様になったのは父の助けをするためでした)、色んな人達と楽しくおしゃべりして、手をつないで踊っているんだろうな、(何度一緒に踊らされたことか!)と思います。
告別式も、お父さんらしく、教会のみんなでとの力強い賛美と、希望と、主のしてくださった素晴らしい御業への感謝と、不思議な主の栄光に満ちた式でした。
まだ父がいない、ということがどういうことか、実感としてわからずにいます。今できることは、父を通して与えられた人生を、使命を、前をしっかり向いて歩んでいくこと。父のように、神様から与えられた走るべき道程を、楽しみながら、喜び感謝しながら、走りきることが出来る様に願うばかりです。