信の信州からの贈り物

信州で単身生活 6年、その間に魅せられた信州の大自然。そして関東周辺の自然と花々を織り交ぜて発信しています。

秋の北アルプス裏銀座縦走 ~6.鷲羽岳~

2021年09月28日 | 北アルプス(南部)




お早うございます、信です。
季節は進み9月長月は秋分の次候、第四十七候 蟄虫培戸(むしかくれて とを ふさぐ)になりました。

久しぶりに今朝は朝焼けになりました。
今ごろ白馬では三山が朱色に燃えて、輝いていることでしょう。


さて秋の北アルプス徘徊紀行は、ようやく快晴の9月21日の朝を迎えました。
夜半から寒い夜で、AM 3時頃に放射冷却で底冷えで目が覚め、今回念のために用意したシェラフカバーが役に立ちました。

シェラフだけでは震えが止まらなかったのが、シェラフカバーですっぽり蓑虫のように覆って、ようやく再び浅い眠りにつくことが出来ました。
改めて目を覚ましたのはAM 5:00です。

大天井のシルエットに黎明の光


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雲一つない快晴の朝を迎えました


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こうしちゃいられないと 大急ぎでお湯を沸かしてコーヒーを淹れ、パンと一緒に流し込み
アタックザックに、ポカリとレンズを放り込みます


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いざ男前 鷲羽岳へ


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槍もお目覚めだ


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AM 6:00 三俣山荘で顔を洗って登山開始


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朝露で濡れた木々


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一番美しい朝の始まりです


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湯俣温泉晴嵐荘へと続く 伝説の伊藤新道


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ただし道の状況は、三俣山荘に確認してから。とのこと。
なにしろ現在は登山道としては地図から抹消されています。






何度も振り返り その位置を確認する槍ヶ岳


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三俣蓮華のモルゲン
小屋にも朝日が当たり始めました。


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黒部源流は いまだ暗いまま


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少し上がって 黒部源流の斜面


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同じく祖父岳の斜面


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後でここを歩くのが楽しみです。






槍と穂高が見え始めました


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硫黄岳の猛烈な水蒸気


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黒部五郎が その姿を露わに


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なんて佳き日だろう


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白山も見えてきた


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美しい我が故郷の霊山


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誰かがカメラを向けている


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乗鞍、御嶽、笠ヶ岳も見えてきた


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この方はここで ご来光を粘り腰で撮られていたようです


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きっと素晴らしい ご来光が撮れたことでしょう


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錫杖さんリベンジ達成でした。鷲羽池です


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テッペンまではもう少し


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左手には薬師岳。その奥は能登半島だろうか


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なんと美しい山景だろう


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その奥の頂も見えてきた


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夢に見た 鷲羽池越しの槍・穂高


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もう片付け始めたカメラマン


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焼岳・乗鞍・御嶽山の黄金ライン


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黒部五郎・白山のシルバーライン


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昨日、超えるのを諦めた大きな祖父岳


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もうすぐだ


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頂上まであと僅か


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もう一度 夢を再び


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表銀座も素晴らしい朝を迎えたことだろう


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更に北へ


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先日歩いた白馬が見える


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今日は奥の奥まで見えそうだ


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     AM 7:10 鷲羽岳登頂

     
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     素晴らしい朝は 始まったばかりだ。


     北へ北へと歩みを進めよう。


     撮影日: 9月21日
     撮影場所:鷲羽岳



     それでは皆様、ご機嫌よう。










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2 コメント

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Unknown (錫杖)
2021-09-28 12:31:27
鷲羽池越しの槍ヶ岳の景

わたしが選ぶアルプスの絶景トップ10選に入っています。 わたしは漆黒の暗闇の中、三俣山荘を出発し雲海の槍ヶ岳を狙いました。
 三脚添えて1写入魂されてるカメラマンの高まる気持ちが伝わって来ました。

ここからワリモの巨体を超えていくルートで雷鳥の親子に会いました。
 常に槍ヶ岳に見守られながらの水晶岳
裏銀座最奥の水晶岳 その頂に立った時の喜びは素晴らしかったでしょうね

 わたしはさらに赤牛への読売新道を下山。ものすごく長い長い下りで膝がやれました。
 次のアップが楽しみです。(^^
鷲羽池 ()
2021-09-28 15:07:58
錫杖師匠>

こんにちは。
私が前回、鷲羽岳に登ったのは2016年の夏。
登り始めが10時頃で、既に雲がわんさかと湧きどんどんガスに巻かれてしまいました。
周りの景色どころか、すぐ下の鷲羽池すら見えない状況でした。
今回は快晴の朝、夜明けとともに登ってきました。

今回の山旅で雷鳥に会ったのは、雨の下山の花見平でした。
濡れそぼった雷鳥の雄が、それでも我が縄張りを侵す怪しからんジジイを蹴散らすが如く
敢然と目の前に現れ、しばらく追っかけっこしました。
雨でカメラは首からブラ下げていましたが、コンビニ袋でカバーしたままでした。

水晶山頂から望む赤牛岳
あの長い稜線を歩こうとは・・私には到底困難に思えました。
しばらく水晶岳展望台、続きます。
コメント有難うございます。

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