天階ロス、3日目です。
続きます。
が、今日で終わりにします。
たぶん、終わりにできるでしょう。
昨夜、『天国の階段 最終話』の最後のシーンの書きおこしをやりました。
これにエネルギーを使ったので、もうOKでしょう。
海辺の家に着いて、
ソンジュさん
わたしたち
あそこまで歩こう
あの海まで
歩けるのか
ええ
手を握ってくれればね
行こう
水平線の向こうには何があるのかな
何でも構わない
お前と一緒なら
どこも天国だから
知ってる？
生きていくことは
生きたあと行くことだって
行き先は？
天国よ
そこは苦しみも悲しみも別れもない世界だって
そこに向かってるのか
ええ
先に行っても
僕を待っていてくれるよな
ええ
僕を待たせたから今度はお前が待つ番だ
待つわ
ソンジュさん
天国に行ったら全身全霊であなたを愛するわ
天国では愛が溢れているから
だから私たちは
これから
美しい愛の物語を
始めましょ
それじゃ
僕たちの愛は
これから始まるんだな
ええ
僕はいつも
約束時間より先に行って待ってた
今度はお前が行って
待っていてくれ
待ってられるよな
一緒に行けなくてごめん
僕を忘れるな
チョンソ
ハンチョンソ
愛してる
チョンソ
さようなら
チョンソ
心から愛したし
今も愛してる
これからも愛するよ
僕たちの愛はこれから始まる
再会の日までさようなら
この作者は、この最後のシーンを描きたいという思いが、最初にあったのだと思います。
この世ではもう会えないけど、でも再会の日にまた会える。
その日までさようなら、だ。
この世ではもう会えない。
寂しい。
寂しさの極みです。
胸が苦しい。
でもそれは、次の再会までの我慢なんだ。
私はこの『天国の階段』を見て、妻への気持ちが一層優しくなりました。
『天国の階段』、ありがとう！