時のつれづれ(北多摩の爺さん)

下り坂を歩き始めたら
上り坂では見えなかったものが見えてきた。
焦らず、慌てず、少し我儘に人生は後半戦が面白い。

肉天うどん

2021年10月17日 | こりゃ美味い

多摩爺の「こりゃ美味い(その20)」
肉天うどん どんどん(チェーン店の逸品)

今春、私が大好きなで帰郷した際によく食べてる、福岡県を中心に展開する、
うどんチェーン店「資さんうどん」の「ごぼ天うどん(430円)」を記したことがあったが、
実家のある山口県にも・・・ 美味さ的にも、コスパ的にも「資さんうどん」に負けず劣らずの
山口県萩市に本店を構えるチェーン店「どんどん」があり、
ここにもよく寄っているので紹介しておきたい。

いつも食べてるのは、このチェーン店で一番高い「肉天うどん」だ。
昆布やサバ節などを使った、コクのあるお出汁に、たっぷりの牛肉とエビ天が1本入って570円

「ごぼ天うどん」より140円も高く・・・ 生活が派手になったのではないか、と思われそうだが、
ちょっと待ってほしい、その心配はご無用だ。
「讃岐うどん」の全国チェーンの「肉うどん」より20円安く、
エビ天が1本ついてるんだから、けっして高くはない。
さらに、そのチェーン店が売りにしている、季節限定メニューと比べたら100円以上も安いのだ。

そして「どんどん」で面白いのは、薬味のネギ(西日本では分葱という細い青ネギ)が入れ放題で、
写真を見てもらうとわかるが、小鉢いっぱいに入れられたネギが「うどん」に付いてくるし、
お代わりもできるのだ。

ひょいと隣で食べてる人を見てみれば、運ばれてきた「肉うどん」が、
あっという間に「ネギうどん」になっているんだから、
このシステムを初めて経験した人は・・・ 驚きを隠せないだろう。

私はネギのお代わりはしないが、
いつもお盆に乗って出てきた分だけは、全部「うどん」の上に載せるので、
どんぶりの半分はネギが覆ってしまい・・・ 「肉天ネギうどん」というのが正解かもしれない。

ネギが嫌いな人にとったら、堪ったもんじゃないと思うが、嫌なら入れなきゃいいだけなので、
頼みもしないのに、最初からネギが入れられて出てくるよりは良いんじゃなかろうか。

東京に居るとき、以前は「蕎麦」より「うどん」を食べていたが、
歳を取るにつれて、カテキンが多い「蕎麦」の方が健康に良いと言われて、
蕎麦派になっているのだが、故郷というか、西に向かうにつれて「うどん」が恋しくなってくる。

山口県や福岡県の「うどん」は、基本的に細くて軟らかいものが多く、
太くてツルツルシコシコの「讃岐うどん」になれてしまうと・・・ ちょっと物足りなく感じるが、
「資さんうどん」と「どんどん」は太麺ではないが、けっこう硬めで、
のど越しも感じられるので・・・ ケチの付けようがない。

安くて美味いチェーン店に、よく行ってると言ったら・・・ なんだか貧乏比べのように思われるが、
財布と胃袋だけは、本当に正直ものだから・・・ 恥ずかしながら、嘘がつけないのだ。


「どんどん」のうどんメニューで、一番高いのが「肉天うどん(570円)」だ。
エビ天の尻尾の後ろに見える小鉢に・・・ ネギがいっぱい。


コメント    この記事についてブログを書く
« 日本三名橋 錦帯橋 | トップ | びっくりしたなぁ・・・ もぉ »

コメントを投稿

こりゃ美味い」カテゴリの最新記事