たろおの小屋

昼間は「聖職者」を演じる永遠の若造「たろお」のつぶやき。
仕事のこと,家族のこと,そして脳出血や失語症のこと・・・。

雑学・日常編【タダより高価なものは無い?】

2024-05-12 10:15:51 | お仕事
「使途不明金」について国会等で議論されている。
貧乏な国民である私としても喫緊の課題である。

しかし、「領収書を明確に」という点では課題がある。
「誰が明確にするのか?」
という部分である。
「第三者機関」が明確にするのが、より公正かもしれない。
しかし、その前段階での「領収書の整理」は議員さん自身が行うのだろうか?
恐らく、議員事務所の事務の方とか書士の方とか…

問題なのは「誰が?」という部分である。
事業を行うとお金がかかる。
例えば、県の「文化芸術事業」というものがある。
「子どもたちを芸術にふれさせたい」という事業である。
芸術家の出演料等は県や国が負担してくれて、学校としての出費は無料である。
ところが、それは非常に大きな負担になる。
日程調整も大変なのだが、それ以上に、
「領収書」と「著作料」の申請が非常に大変なのである。

そして、そのためだけの専門家は雇えない。
大半の負担は教頭が負うことになる。
PTAや保護者が負担してくれることもある。
教育委員会(市役所)で学んだこと
「タダより高いものはない」

いずれにしても、
「事業の内容や会計を明確にするためには、負担を負う者が必要」
なのである。
結局は
「事務担当者の残業が増えるか」
「新たな事務担当を増やすか」
が必要になり、それは「給料」として加算される。

議員さんが私費で支払ってくれるのならばよいが、
正式な使途で計上されたら、
「税金」から支払われることいなる。

この一件、
「貧乏な国民が自分の首を絞めている」
ということに気付いているのだろうか?

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「和作」の「アナゴ天丼」 | トップ | 「ハイローラー」でチャーハ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

お仕事」カテゴリの最新記事