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日本の嫌なところ:連帯責任と連帯保証人制度

「建国記念日=嫌国記念日」と位置づけて、日本で生活している中で嫌だと思うことについて書きます。


日本でありがちな、集団の中で誰か一人でもミスや悪いことをしたら全員がペナルティーを受けさせされるという「連帯責任」は嫌です。連帯責任というのは、問題を起こした本人以外にとっては、問題が起こらなければ受けなくて済む嫌な仕打ちを受けるという点で、不条理です。

私が中学のころ、中1の体育、中2の音楽、中3のクラスとかで連帯責任を負わされたことがあって、あれには正直腹が立ちました。

部活では部員の誰かが不祥事を起こすと(校長の命令で)部全体が出場停止や活動停止などの処分を下されるというのが、日本の学校では慣例となっています。
スカッとジャパンでもバレー部の部員に物を壊した疑いをかけられて出場停止になりかけたというのがありましたね。

部活なら全員が入るのではなく入りたい人が入るものだからまだいいけど、みんな受けないといけない義務教育の授業やクラスでの連帯責任はけしからんと思います。


それから、連帯保証人。
連帯保証人制度があるのは先進国では日本だけだそうです。

連帯保証人を付ける必要がある時と言えば、多くは賃貸契約を結ぶ時。場所によっては高校や大学への入学や就職でも連帯保証人を付ける必要があるそうですが、多くは「連帯」は付かない「保証人」で、連帯保証人ほど責任が重くないものです。

私が今住んでいるアパートを借りる時も連帯保証人が必要だったので、弟に連帯保証人を頼みました。

連帯保証人は契約者本人とほぼ同等の義務を負うもので、賃貸物件の場合は家賃を本人が支払えなくなった時、連帯保証人に請求が行き、連帯保証人はこれを拒否できず、支払えない場合は連帯保証人にも財産差し押さえもあるとのことです。
連帯保証人には一定以上の収入のある有職者であることをはじめ、「県内在住」などの条件が付けられ、条件に満たさなくなった場合は欠格となって、その時は連帯保証人を別の人に変更する必要が生じます。連帯保証人になったために、欠格とならないためには、県外移住をあきらめる、今の仕事が嫌になっても辞められない、などということになるので、連帯保証人制度はある意味個人の自由を束縛するものとも言われています。
こういったことを考えると、連帯保証人を頼まれた人はかわいそうだなと思います。

一応実際には、連帯保証人が欠格となったり住所や勤務先に変更があった場合不動産会社に申告しないといけない(契約書にもだいたいその旨が書かれている)けど、本人が普通に家賃を払えていれば何も起こらないということもあって、まじめに申告する人は少ないでしょう。

私は非正規雇用で何回か転職しているので、お父さんに人の連帯保証人は引き受けるなと言われています。

連帯保証人不要の賃貸物件もあるけど、連帯保証人が必要な物件の方が多いですね。

連帯保証人制度はできれば廃止するのが望ましいけど、連帯保証人を付けてほしいという大家さんが多くいる限り、廃止するのはなかなか難しい現状があるようですね。

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