里山コスモスブログ

ソヨゴ 雌株の雌花と雄株の雄花





ソヨゴ (モチノキ科 モチノキ属 常緑小高木 雌雄異株 花期5,6月 果期10月頃 別名フクラシバ) 和名は葉が風にそよぎ音を立てることに由来するという。残念ながら未だそよぎを聴く機会がない。葉は互生、葉身は楕円形で葉先は尖り、縁は全縁で波打つ。側脈は目立たない。雌株の雌花は葉腋から出る長い花柄の先に1個づつ或いは集散花序状に3個つく。雄株は花序軸が分岐し、その先に散形状に花をつける。雌花は緑色の子房と黄色い柱頭が目立つ。雄花は黄色い葯が目立つ。花は白色で4、5弁。雄花の雄蕊は4,5個。果実は長い柄に1個づつ或いは3個生り下垂する。秋に赤く熟す。雌株は花柄、果柄が非常に長いので見分けは容易であるが、雄株の花のつき方は雌株とまったく異なり、花柄も短いのでソヨゴの特徴がなく、直ぐにはソヨゴと気がつかないかもしれない。


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「8 樹木 花と葉と果実」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
2021年
2019年
人気記事