はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

森永卓郎さんの本

2024年05月01日 | 
2024/05/01


森永卓郎さんの本のことは
今、Amazonのベストセラー1位を
続けているので
知っている方も多いかもしれません。

でも、大手メディアは
ほとんど報道していないので
私もこの本の存在は、この連休前までは
知らなかったのです。

この本のことを知ったのはYou Tubeでした。

You Tubeを見ていると
おすすめという動画がいくつも出てきます。

そんななかのひとつが森永卓郎さんの
動画だったのです。

でも今まで森永卓郎さんの動画を
見たことはなく
検索したこともありませんでした。

ただ、森永卓郎さんがしばらく前から
がんで闘病されていることは
テレビやラジオで聞いて知っていました。

ご子息の森永康平さんと並んで
映っている動画を見てみました。

『書いてはいけない』という本の
紹介動画でした。




・ジャニーズ事務所
・財務省の問題(ザイム真理教)
・日航123便の話でした。

なかでも
日航123便の話は私には衝撃的でした!

約40年前のジャンボ機墜落事故ですが
本に書かれていることは
今まで全く知らなかったのです。

悲惨な事故だと思ってはいても
報道を疑うことはなかったのです。

しかし
ここに書かれていることはきっと正しい
と思ったのです。

あの事故から受ける暗さ、悲惨さは
もちろん大きな事故で
520名もの尊い命が奪われたのですから
(4名生存者あり)感じる悲しみはあります。

でも、それだけではないような
何とも言えない陰惨な暗さを
感覚的に受け取るのですよね。

それが何だったのか。
わかったような気がしたのでした。

「あれは事故ではなかった、事件だった」と。

真実を隠されている悲しみではないかと。


この動画を見てすぐに
本を読みたいと思ってAmazonで注文しました。

 

この原稿を出版することは
大手出版社から全部断られ
三五館シンシャというたった一人で
やっている出版社が引き受けてくれた
ということでした。

本には青山透子さんという方のことが
出てきます。

この方は日本航空の客室乗務員で
この123便に以前乗務したことがあり
一緒に働いた同僚たちを事故で失っているのです。

青山さんは客室乗務員をやめて
東大大学院博士課程に進み
学位を取っておられます。

きっと事故についても
科学的に検証できる方だと思うのです。


青山さんの書かれた本
『日航123便 墜落の新事実』



私はこの本も読みたいと思って
早速、図書館から取り寄せました。





この本のことはまた改めて
別に書きたいと思いますが
証言やデータを丹念に調べられています。

客室乗務員だったからこそ
わかることも多いように思いました。

思い込みで書いているとは
到底思えないのでした。

恐怖心を抑えながら
最後まで職務を果たし
「天空の星」になった同僚たちの心情を思って
真実を追求していきたいという思いが
行間からあふれているのでした。


私事ですが、1985年当時
夫の父は自衛官を退職し
日本航空に勤めていました。

もう亡くなってしまった義父ですが
あの事故のことは一度も話したことは
ありませんでした。

私は今になってこれを知り
義父が生きていたら訊いてみたいと
切に思うのですが、時すでに遅しです。

夫もこの事故については
私と同様に何も知りませんでした。

義父も当時きっと思うことはあったはず…


森永さんの本も、青山さんの本も
ここで内容は詳しく書きませんが
興味を持たれた方はお読みになって
いただきたいと思います。




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