『寝具のゆたかや』 店主のきまぐれ日記

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縄巻き

2019年07月02日 | 
先週の油抜きに続き一昨日は、先輩の作業場を借りての縄巻き作業でした。
まずは油抜きの済んだ竹の両端をまっすぐに切り落として行きます。



ただ、竹をまっすぐに切っていくだけの作業なんですが、これにも各々のこだわりがあり長すぎても短すぎてもダメなんです。



明確に寸法が決まってるわけでは無いんですが、手筒を構えた時の見栄えが良いよう長さにもそれぞれの好みが出るんです。



そして、いよいよ縄巻きとなるんですが、その前にもう一作業。
花火の噴出口となる竹の節だけを残し、竹の内側の節を突きノミで大雑把に落としていきます。



その後はヤスリを使って節が平らになるように、丁寧かつ慎重に仕上げてきます。





少しの凹凸があるだけでも火薬を均一に詰めることができず、綺麗な手筒を揚げれないばかりか、下手をすれば重大な事故に繋がる恐れがある為、
決して手を抜けない大切な作業なんです。



その後は文字通り竹に縄を巻いていくんですが、こちらも特に決りはありません。





一巻きだけの人もいれば二巻きの人も。



まぁ、現在私達の団体が奉納している手筒は『片手』と言い片方の手だけで支える為、そんなに多く巻く人はいませんけどね。



私も青年団に入りたての頃は『抱え』の筒に縄を何周も巻いて、まるで電柱のような手筒を出したこともあったんですが、
今では体力的にも、こんな太くて重い手筒は持てません。

          

と言うより、抱えの手筒を揚げれるのも青年団の特権、もう一度抱えをと思っても揚げれないのが現状です。



そして、不思議なことに団長をやる頃には、手筒の太さと自分の体形が入れ替わってました。



雨の中黙々と作業は続き、一本、また一本と手筒が完成しこの日の作業は終了。



後は祭当日を待つのみです。
そして、作業後はいよいよ本日のメイン??? 



久~し振りのとんちゃんとしし肉で一杯。



途中、大雨に見舞われましたがメンツさえよければ、雨の中のバーベキューもたまにはいいもんですよ。



とんちゃんと言えば昔、豊川には金田ハウスという知る人ぞ知る有名なお店があってよく利用させて頂きました。
初めて名前を聞く人は殆どの人が住宅展示場? いったい何の店なの?って感じでした。
実はまだ金田ハウスが営業してた頃、ベンツに乗ったカップルに呼び止められ道を尋ねられたことがあったんですが、
話を聞くと噂を聞いて東京からわざわざ食べに来たとのこと。

 

一応、道は教えたんですが看板も表札無い為、初めての人は絶対わからないだろうと、お節介にも連れて行ってあげたことがあったんです。
ベンツのお二人さんは大変喜んでくれたんですが、金田ハウスの前にベンツは似合わなかったな~

でも、そんなことより私が一番びっくりしたのは、ベンツから降りてきたお二人の服装で特に女性の方。
もっとおしゃれなお店と思ってたのか?絶対に金田ハウスに来る服装じゃなかったことを覚えてます。
 
 

その後の事は知らないけど、きっと二人とも店に入って外観以上にもっとビックリだったろうな。
もちろん、店内にはメニューなんて一切ありませんし、あの服装で席に着くのは・・・・ね。
でも、あの味は一度食べれば絶対に病み付きになる美味しさだったんですよ。
                                              (画像はネットよりお借りしました。)
コメント
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