今、話題の映画「沈黙」を見に行ってきました。
いろんな方の賛否両論の意見があり、前もって自分でもいろいろ調べたり、文章を読んだりしていました。
映画の感想には個人の感じ方あり、それは個人の感じ方であって人がどうこういうことではないのかもしれません。
映画の中の激しい迫害の描写を見て、いろいろ考えましたし、祈らなければならないという神さまからの迫りを受けました。
ただ私にはこの映画の主題については伝わってこなかったというのが本音です。
映画に行く前、神さまからひとつ思い出させられたことがありました。
この日本で最後まで信仰を守り、殉教していった二十六聖人が十字架上で最後まで何をしていたのかということです。
彼らは最後まで人々に福音を語り続けました。
確かに私は弱い人間であり、この映画の中で出てきた、そして歴史上行われてきた迫害に自分で耐え抜く力は絶対にありません。
しかし、私に与えられているこの時代の神さまからの使命は福音宣教だと受け取っています。
最近、この映画のことを考えていた中で、マーリンさんが何度も私たちに語って下さった言葉を思い出していました。
神によって私たちはどんなことでもすることができる、ということです。
祈りは決して無力なものではありません。
神さまは必ず私たちを助けて下さるはず。
私は神さまの助けを受けてこの時代の福音宣教の働きを全うしていきたいと思わされました。
そう気がつかされたということは、この映画を今、この時に見た意味があったのかもしれないと思います。