人気コメディアンで世界的有名映画監督でもある
ビートたけしこと北野武さんは、
世界的小説家である村上春樹先生が
1995年3月20日に発生した
オウム真理教(現在・アーレフ)の信者の犯行による
地下鉄サリン事件で生々しい証言を集めた
ノンフィクション書き下ろし作品
「アンダーグラウンド」(講談社)についてコメントしました。
「不謹慎な言葉になってしまうけど
映像作家である私の目で確かめて見ると
活字ながらも見事な出来の内容ではないか。
特に現場での再現証言は映像以上の迫力があって
被害者による証言も衝撃的である。」
「世界で例に見ない化学兵器テロだとか
戦後最大の無差別テロ事件だとかは知らないけれど
生命尊厳と人道主義の精神を考える事が必要だと思う。」
そして、
「地下鉄サリン事件前後で人生を変えた出来事を一つ挙げると」の質問に
「バイク事故」と思わず笑ってしまう様なコメントを披露しました。
私は「キタノブルー」の神髄がここにあるのではと思います。
(これは木村匡也HPのBBSで自ら書き込んだものです。
因みに木村さんから返答は
「たけちゃん、もうバウバウ」でした。)