第5話「case7 Bullet & Blade's Ballad」
日本からの外交特使・堀河公とその使節団が、条約改正を求めて王国へ訪れた。
極東の島国からやってきたその一団を出迎えることになったプリンセスだが、裏では藤堂十兵衛という人物による堀河公暗殺の噂が流れていた。
暗殺騒ぎにプリンセスが巻き込まれることを案じたコントロールは、アンジェ達にメイドとして同行するよう指令を下す。
かくして王室専用列車によるロンドンへの旅路が始まるが、その途中とある少女が忍び込む。
いち早く侵入者の存在に気付いたアンジェは、暗殺者の存在を疑い、その少女……ちせと対峙する。
http://www.pripri-anime.jp/story.php
日本から不平等条約改正を目的とした使節団がやってきた。しかもそれを阻止しようとする暗殺者がいるらしい。どのような人物なのか。それにしても文化の違いのため驚くプリンセスとアンジェたち。
王室専用列車に乗り込む一行。プリンセスから女王との対面を保証され感激する堀河公たち。しかしまたまた困るプリンセス。
王室専用列車を待つ人物。これはちせですね。ということは今回がちせ合流回ということでしょう。列車の上に誰かが飛び乗ったことを察するアンジェ。暗殺者と思いアンジェとドロシーが戦うが、ちせの実力には二人がかりでもかないそうにない。しかしちせが暗殺者ではないことを告げられる。
ちせは「藤堂十兵衛」という人物を倒すために日本からやってきた。しかしアンジェは身元がわからないちせを同行させることに反対する。そのときプリンセスからちせと相棒をくむように言われる。そして「その方が危険だというなら尚更信頼できる人に監視させたいわ」と言われ、「痛いところ」をつかれたアンジェは何も言い返せない。
さてここから謎シーンです。ポーカーなんでしょうか?それても別の意味が?ちせは自己紹介で佐賀藩出身・士族と答えている。ということは時代は倒幕後まもなくということでしょう。一方アンジェは「出身は黒トカゲ星」といいますが、ちせには通じなかったようで、かぐや姫のこと、八百万のことなどを言われ逆に困ってしまう。いつも冷静沈着なアンジェですがカルチャーショックを受けたようです。
ロンドンまでの唯一の停車駅に着いた。藤堂十兵衛がおそってくるとすればここ。その駅でけがをして泣いている子どもがいた。ちせは「痛いの痛いの飛んでけぇ~」と。日本人なら知ってますが、アンジェには珍しいようで。ちせは自分もかつては父にやってもらったという。
ここで不審者登場です。ノルマンディー公が藤堂十兵衛を支持するのはプリンセスが暗殺事件に巻き込まれること。ノルマンディー公がどのような意図・背景・目的で動いているのか?
藤堂十兵衛に警戒する二人。そしてここで藤堂十兵衛は父の仇であることを告げるちせ。
行動を起こすノルマンディー公の部下。爆破によって列車は分断されてしまう。そこに警護のため停車中の下り列車がやってくる。乗っていたのは藤堂十兵衛。
Cボールを使ってプリンセスがいる列車へ乗り込むアンジェとちせ。
しかしこの先、レールが合流しているポイント。このままでは列車は衝突、大事故となる。プリンセスも危ない。プリンセスがいる列車に乗り込むアンジェとちせ。
しかし藤堂十兵衛に乗り込まれてしまった。プリンセスを護るため戦うベアト。だが、機械部分の首に藤堂十兵衛の刀があたり気絶する。
列車に乗り込んだちせは藤堂十兵衛と死闘を繰り広げる。一方プリンセスはアンジェに列車を止めようと言う。
列車は大事故寸前で止まり、ちせと藤堂十兵衛との死闘も終わった。「強くなったな、ちせ」。藤堂十兵衛の最期の言葉。
藤堂十兵衛はちせの父だった。ちせは胸の痛みを取るため「痛いの痛いの飛んでけ」と言うが、胸の痛みは取れず、ただ涙がこぼれるだけだった。
後日ちせが転校生としてやってきた。そして仲間に加わった。アンジェは西洋式挨拶・握手でちせを迎えた。
ちせ合流回でしたね。そして神回でした。
藤堂十兵衛がちせの父であることは容易に察しがつきました。サイトのキャラ紹介をみればすぐにわかることでしょう。
また、列車を止めようとするプリンセスの根性もなかなかのものです。おとなしい顔してかなりのやり手でしょう。
この作品は、考察しながら視聴できる良作でしょう。今後の展開が気になります。誰か死ぬのか?誰かが裏切るのか?
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