「半田滋「安保法制を読み解く-安倍政権の狙い-」」
【集団的自衛権を考える超党派の議員と市民の勉強会(第15回)】
基調講演:半田滋さん(東京新聞 論説委員兼編集委員)
集団的自衛権の行使容認を決めた昨年7月の閣議決定から1年。安倍内閣は、多くの国民・市民の反対や不安の声を無視して、今国会で戦争法案を成立させようとしていることに対して、「説明不足」81.4%(共同通信)、「少なくとも今国会での成立反対」82%(テレビ朝日)など、怒りと批判の声が上がっています。
歴代内閣が一貫して違憲としてきた集団的自衛権を、たった一度の閣議決定で変更したことに対して、衆議院憲法審査会で与党推薦の参考人までもが「憲法違反」と明言しました。まさに前代未聞です。安倍総理が行おうとしているのは、立憲主義を踏みにじるクーデタそのものです。
平和安全特別委員会における安倍総理や中谷防衛大臣の答弁は、支離滅裂です。他国における武力行使の判断が、時の政権の恣意的判断に委ねられ、歯止めが全く効かないことも明らかにされました。
日本の戦後平和主義を根底から破壊するこの法案について、東京新聞の半田滋さんから多角的に読み解いていただき、安倍政権が狙っていることの危険性や問題点について、いっしょに議論したいと思います。
たくさんの議員、秘書、市民、メディアのみなさんの参加をお待ちしています。ぜひお集まりください!