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イベント紹介-「8・14「戦後70年、東アジアフォーラム―過去・現在・未来―」」

「8・14「戦後70年、東アジアフォーラム―過去・現在・未来―」」

 

 

 

 今年8月15日で、アジア・太平洋戦争の終結、日本の敗戦、連合国側の勝利、そして植民地解放と朝鮮半島の分断から70年の月日が流れました。戦後の日本は、日本国憲法9条に象徴される平和主義の下、戦争へ荷担することなく侵略と植民地支配のファシズムの国家から、平和国家への歩みを進めようとしてきました。しかし、米国との関係を重視する中で、東アジア諸国との信頼醸成の国家的とりくみは十分と言えず、「慰安婦」問題などに象徴される加害の責任問題は解決に至っていません。その結果、河野談話や村山談話が存在するにも関わらず、侵略と植民地支配の歴史認識という基本的課題に対して、日中、日韓など国家間においても議論が止むことはありませんでした。
 
 敗戦から70年にあたって、日本と東アジア諸国との間に横たわっている歴史的課題を乗り越えていこうととりくんできた多くの市民、諸団体が、一堂に会して人権、教育、外交、安全保障などの問題について討議し、解決への道筋を提起します。

 

 

[シンポジウムの概要]

○日 時:2015年8月14日(金) 13:00~18:00 ※終了後、キャンドルデモ

○場 所:日本教育会館(一ツ橋ホール、その他会議室)

○プログラム
■開会集会:13:00~14:30
□基調報告 内海愛子(恵泉女学園大学名誉教授)
□記念講演: ウタ・ゲルラント(ドイツ「記憶・責任・未来」財団理事)
「戦後70年・ドイツはどう向き合ってきたか」(仮)
□記念講演: 徐載晶(ソ・ジェジョン、国際基督教大学上級准教授)
「アメリカの東アジア戦略と日韓関係」

■課題別シンポ 14:45~16:30
□日本軍「慰安婦」―解決案はこれだ!―(8F・第一会議室)※3Fロビーでパネル展も開催
□記憶の継承と教科書(7F・707会議室)
□「積極的平和主義」で失うもの(7F・中会議室)
□オキナワ―そもそもの歴史から―(8F第二会議室)

■閉会集会 16:45~18:00 ―市民社会が作る平和―
※イベント閉会後、戦時性暴力問題連絡協議会主催で、8.14日本軍「慰安婦」メモリアルデーキャンドルデモが行われます

○参加費:1,000円

 

<呼びかけ人>
李泳采(恵泉女学園大学)、俵義文(子どもと教科書全国ネット21)、野平晋作(ピースボート)、藤本泰成(フォーラム平和・人権・環境)、矢野秀喜(強制連行・企業責任追及裁判全国ネットワーク)、渡辺美奈(アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」[wam])

○主 催:「戦後70年、東アジアフォーラム―過去・現在・未来―」実行委員会

○連絡先:フォーラム平和・人権・環境(平和フォーラム/担当 朴承夏)
電話:03-5289-8222 FAX:03-5289-8223 メール:park@gensuikin.org

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