「安保法制は実質改憲‐ 働く者のセミナー 第4回―1930年代、ドイツの経験から学ぶ」
★ 日時 7月11日(土) 午後 1時 30分から
★ 場所 大阪市立市民交流センターひがしよどがわ(JR新大阪駅東口から徒歩5分)
★ チューター 田口騏一郎氏(社会活動家、歴史・経済研究者)
★ 安保関連法制の議論が行われています。安倍政権は昨年7月、集団自衛権の行使容認の閣議決定を行い、憲法は解釈次第でどうにでもなるかに振る舞っています。この背景には日本資本主義の帝国主義国家としての登場という現実があります。
「憲法を守れ」、「アメリカの戦争に巻き込まれるな」という声もありますが、それで本当に闘えるのでしょうか。
武力の保持、戦争を禁止した現在の憲法のもとでも、自衛隊がつくられ、今では最新鋭の技術で武装された強力な軍隊に成長しています。アフガニスタン、イラク戦争では自衛隊はインド洋上での給油活動や米軍の兵員・物資輸送のために出動しています。すでに憲法9条は骨抜きにされてきたのが実態です。
今回は、1930年代のドイツの歴史的経験からも考えてみたいと思います。ご承知のようにドイツでは第一次大戦後世界でも最も民主主義的な憲法・ワイマール憲法が成立しました。しかし、その下であの凶暴なヒトラー・ナチスが台頭し、独裁権力を握り、第二次世界大戦に突き進んでいったのです。なぜなのか、本当に民主的で平和主義的な「憲法を守れ」の闘いでいいのか。
こうした歴史的経験に学びながら、安倍政権の安保関連法制をどのように捉え、いかに闘っていくべきかを議論し、追求していきたいと思います。労働者、勤労者、若者をはじめ多くの皆さんが参加されるよう呼びかけます。
(当日、レジュメを配布する予定です)
★ 参加費 300円(会場費カンパ)
★ 主催 働く者のセミナー実行委員会( 050-7109-2528 平岡 )