「大阪府の5人に1人の中学生が育鵬社を使用! 子どもを戦場に導く教科書はいらん!抗議集会」
■日時 10月9日(金) 開始19:00(開場:18:30)
■場所 エルおおさか 南1023号室(南館10階)
地下鉄谷町線・京阪「天満橋」下車7分
■内容
□東大阪市と大阪市の採択はこうしておこなわれた!(ニュース映像)
□採択された地域からの報告(①東大阪市 ②大阪市 ③河内長野市)
□不採択を勝ち取った地域からの報告
■参加費 500円
■主催 あぶない教科書はいらん!2015大阪連絡会
<呼びかけ>
2015年中学校教科書採択が終わりました。戦争を賛美し、偏狭なナショナリズムを植え付けようとする育鵬社の教科書は、安倍政権のバックアップのもとに採択率を伸ばしました。とりわけ、大阪では、東大阪での継続採択に続き、大阪市、泉佐野市、四條畷市、河内長野市で新規採択されました。
2011年に育鵬社公民を採択された東大阪市では市民たちが熱心に活動し、その結果今回は選定委員会答申には育鵬社は入りませんでした。しかし教育委員たちは答申を無視して再び育鵬社公民教科書を採択しました。この背後には野田市長の強い意向があったといわれています。
大阪市では橋下市長が採択基準を独自に変え、教育委員を入れ替え、採択区を横浜市のように1区にし、育鵬社が一気に採択されるように条件を整えてきました。そして、育鵬社教科書の「作成、普及」を担う日本教育再生機構と密接な関係にある高尾教育委員が主導して育鵬社を歴史・公民ともに採択してしまいました。
この他、育鵬社は四条畷市と泉佐野市で歴史・公民教科書が、河内長野市で公民教科書が採択されました。いずれも維新系の市長や自民党右派の市長で、日本最大の右翼団体である日本会議の活動が活発な地域です。
これらの地域を合計すると、大阪府内の中学生の18%強にあたり、およそ5人に1人が育鵬社教科書で学ぶことになったのです。たいへん恐ろしいことです。
今回の抗議集会では、各地の激闘を報告し合い、今後の闘いの方針をあきらかにしたいと思っています。多くのみなさんのご参加をお願いします。
是非、ご参加ください。