第2話 おじさん、魔法使いになる
王立魔法学園入学後、本来のゲームの主人公、アンナ・ドールに悪役令嬢として高圧的な態度で接しようとあれこれと考えを巡らせるグレイス=憲三郎。ある日、学園の生徒会メンバーと対面したグレイス=憲三郎は、彼らこそがアンナと結ばれる乙女ゲームの攻略対象であることを思い出す。そこでアンナの恋路を邪魔するため、彼女の格を下げようとするグレイス=憲三郎。だが、前世からのクセでつい客観的な評価を口にしてしまう。その結果……?
ある屯田林家の朝。
まぁ、推しのグッズは最低3つは買いですよね。1つ目は自分用、2つ目は保存用、3つ目は布教用。これ必須。
職場です。
腕カバーに算盤。典型的な事務職という感じですが、古い!今だったらパソコン、エクセルでしょう。
企画会議でのダメだし。オタク特有の早口。普段無口でも好きなことには早口になってしまうんですよね。秋山殿(ガルパン脳)。
そして帰りにトラックに…
一体何人の日本人がトラックで異世界に行ったんでしょうね。
生徒会室です。
このゲームの目的は、ここにいるイケメンと主人公であるアンナが恋愛関係になること。そして自分、つまりグレイスの役目はそれを邪魔することなんだが、すでに違う意味で邪魔しているような。
だって、アンナにはイケメンとのルートやフラグではなく、自分、つまりグレイスとのルート、フラグが立っちゃっているから。
もうこれは乙女ゲームではなく百合ゲームだよ。
平民であることで生徒会入りをためらうアンナ。
そして意見をグレイスに求めると、アンナの能力を客観的に判断し生徒会に推薦してしまう。しかしこれは本来のグレイスの性格からは考えられないこと。どうにかしないと。
そして勤務評定言うな!
本来の悪役令嬢らしく高圧的にアンナに迫ろうとするが失敗。憲三郎としての優しさが出てしまった。
ますます百合ルートに突入。そして攻略対象であるイケメンたちとのフラグがグレイスにたった?
もうこのゲームムチャクチャだよ!
そしてアンナ「ぞい!」て言え!
魔法陣を使った魔法の授業。
魔法陣の中に古代魔術文字を書き込むことによって魔法が発動する。
なぜ古代魔術文字か。それは誰でも知っている文字なら、余計な思念が入り魔法が拡散してしまう。
魔法を発動させるためには、その文字が持っている言霊が必要。古く歴史ある言葉がそこに言霊を持つ。だからオリジナルの言葉でもダメ。
そこで憲三郎は考えた。漢字なら。
やってみたら効果抜群。
周りは公爵家の秘伝の文字と勘違いしてくれるし、アンナとはまたフラグが立つし。
グレイスに嫉妬したツッチー君、ゴーレムを発動してしまう。
暴走するゴーレムに対しアンナの魔法陣を使って「停止」の文字をゴーレムにぶつける。
いやぁ、なかなかアバウトな世界で助かったグレイス=憲三郎。
そしてこれが二人の初めての共同作業?もう百合ゲームで良いよ!
最近メイドたちの間でグレイスの豹変ぶりが話題に。もしやこれはクビにされる前触れなのでは。そして一番ビヒっているのがメイド見習いでドジっこの獣人メイドジョゼット。
今日もまた失敗を。これで売られる・食べられるのが自分で決定と思い泣くジョゼットに対し困惑するグレイス=憲三郎。「約束のネバーランド」?
それにしても一休さんとは。さすが憲三郎、50代だ。
突然の豹変ぶりに困惑するメイドたちに対し撮るべき態度は、徹底的に甘やかす。ということでこのクッキーはジョゼットに。
徹底的にやってしまうか甘やかすかとは「ドリフターズ」のノブノブも言ってたなぁ。
修理のため屋敷内にある工房へ。そこには公爵家お抱えのドワーフで職人のヴァルツ親方がいる。早速修理にかかる親方。
親方の言葉によってグレイスの過去の記憶がよみがえる。
グレイスは本来親方の仕事や庭師の仕事を見るのが好きな少女だった。しかし、過酷な淑女教育によって自分にも他人にも厳しいグレイス、つまり悪役令嬢になってしまったということ。元のグレイスは優しい娘だった。
ヴァルツ親方に算盤を作ってもらうことに。グレイス=憲三郎、異世界に算盤を持ち込む。
エンドカード
作画も脚本も良いじゃありませんか。
グレイスが悪役令嬢になったのは真面目で不器用だからでしたね、これは本人も辛かったでしょうね。
これからグレイス=憲三郎としての行動が、ゲーム内のグレイスにも大きな影響を与えるのでしょう。
ドワーフのヴァルツ親方とのやりとりは不覚にも泣きそうになりました。
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