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手話言語条例と京都盲唖院

下記は2016年3月26日付の「京都新聞」。

 

 

 

今回京都市議会で「手話言語条例」が可決された。この記事の中にあるように、京都市は日本での手話発祥の地とされている。そのことを示している京都盲唖院の石碑がこれ

 

 

 

 

場所:京都第2赤十字病院前

最寄り駅:京都市バス府庁前
 
写真は「日本最初盲唖院創建之地」碑。日本で最初の盲聾学校。古河太四郎がつくった待賢校イン(やまいだれに音)唖教場を契機とし1878(明治11)年に開校。障害者に対する差別意識が強かったため児童は登校時に石を投げつけられたりしたという。現在の京都府立盲学校と京都府立聾学校の前身である。石柱には「昭和四十三年五月二十四日 創立九十周年記念 京都府立盲学校聾学校同窓会建之」とある。
 
 
 
 
また近々、京都盲唖院に関するテレビ放送(再放送)もあるので、興味のある方はぜひ観ていただきたい。
 
 
 
4月2日(土):「ろうを生きる 難聴を生きる「教育にささげた人生」」(NHK Eテレ 午後08:45~09:00)
 

2015年3月末、Googleのトップ画面に手話のイラストが登場した。障害児教育の先駆者である古河太四郎の生誕170年を記念したものだ。
古河は、水不足に悩む人を救おうと、ため池を作ろうとしたが、工事の許可証を偽造したとして投獄された。この時古河は、獄舎の窓ごしに、聞こえない子どもたちがいじめられている姿を目にする。「教育の機会さえ与えれば、この子たちの人生は変わるはずだ」。そう感じた古河は、明治11年に京都盲唖院を設立する。そして聞こえない子どもに言葉を教えるために、かな文字が書かれた板に玉を当てると、文字に対応する絵が飛び出す器具を考案するなど、様々な方法で教育を行った。
番組では、「恕」(思いやり)の精神を大事にした古河太四郎の人生をひもときながら、日本のろう教育の原点に迫る。

http://www.nhk.or.jp/heart-net/rounan/backnumber/2015/05/0509.html#contents

 

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