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京都の近現代史:今日の出来事-9月2日

瀧川事件に関し、大阪在住の京大法学部出身者有志8名が瀧川事件の顛末について批判する声明書を京大側へ手交する(1933(昭和8)年9月2日)

 

 

声明書(要旨) 

  
   即ち声明書の内容は、松井案が毫も満足なる解決案でないに拘らず、これを以て主張が通つたと称する残留教授の非を難じ、また残留教授が免官八教授の復帰に対し誠意を欠き、特に佐々木、末川両博士の勧告により、一時留任を決した助教授団以下に対して、残留教授と同意見でなければ残つて貰ふ必要がない等と放言したことは言語道断である。これは再建について全く熱意を欠いた言動で、残留教授は厚顔無恥といはれても仕方がない。   
   

   今回の新講師招聘も、枢要な課目を担当する人ではない。全く有名無実の再建であると述ぶるところがあつた。
   

   而して学生運動の弾圧も、警察権の手を通じてなされたことは遺憾である。   
   

   法学部の輝ける伝統精神を蹂躙するものは鳩山文相と共に残留教授であると我等は断定する。切に猛省を促す

 

とて、長文の激越な声明書を手交した。(出典:「京都日出新聞」 1933年9月3日)

 


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