広島を舞台にした内容です。
実在した被爆した1本のギター。
そのギターから話が広がります。
子供たちの好奇心が伝わる作品。
いつもの余談です。
夫が広島出身でした。
夫の両親は爆心地から
ほど近い実家で被爆しましたが
あまり多くは語りたがりませんでした。
ただ1度だけ何も知らない私に
話してくれました。
義父は独りぼっちになり
親戚をたらい回しにされたこと。
義母は
目の前で三輪車に乗っていた
弟が即死したこと。
それだけですが
思い出したくもないほどの
辛い話をしてくれた事に感謝です。
被爆者2世だった夫は双子でした。
毎月、妹と一緒に血液検査をされました。
小学生時代まで続いた。
それが、何のためかは知らないけど
物凄く嫌だったと話していました。
そんな事を思い出しながら
本に出てくる尾道の街並みが
頭の中に浮かんで来ました。
『ああ、あの辺りは
そういう感じだったな🙂』と。
日本は世界唯一の被爆国です。
あの焼け野原から見事に復興しました。
ですから、今は辛いけれど
以前と違う形になるだろうけれど
きっとまた復活する。
日本人が持つ底力を信じて
その先の世界を楽しみにして
私は今日も生きています。
最後まで読んで下さり
ありがとうございます😊
大和ミュージアムに行った時の
戦艦大和です。