私の走友の一人、frunのまこてぃんさんが、カナダ旅行をしてきた。
カナダに留学中の息子さんと合流して、各地を回ってきたようだ。
まこてぃんさんは、サブ3ランナーで、、またサロマ100kmも8時間20分で走るという俊足ランナー。
大学時代はオケに所属。音楽にもマラソンにも非常にお詳しく、氏と飲むと話が尽きない(といっても近年は私の大阪出張が減り、なかなか会えないのだが)。
さて、話を戻すが、今回のカナダ旅行で、氏はトロント交響楽団定期演奏会を聴いてきた。その話をブログにお書きになっているのだが、話の最後の方で驚いた。
このホールロビーに、グールドが1981年に再録音した「ゴルトベルク変奏曲」時に使用したヤマハCFⅡが置かれているとのこと。
更に驚いたのは、柵も無く、ホールに入れば、誰でもそのピアノに触れることが出来るようだ。しかし蓋にはカギがかかっていて、鍵盤に触れることは出来ない。
それでも凄いことだ。こんな大胆な展示は日本では難しいだろう。
確かグールド記念館に彼が弾いたピアノは展示されていると思っていたのだが、このCFⅡだけは、展示場所を変えたということか?
まこてぃんさんは、椅子に腰掛け(これは通常の椅子。グールド特製の椅子ではない)、今にも弾きそうな写真をブログに載せている(^^)。
グールドが弾いたピアノを間近で見て、しかも鍵盤は無理でもピアノ自体を触ることが出来るのだ。
私だったら、もう身体が震え上がり、指の先まで冷たくなってしまうだろう(グールド冷え性状態?)。
羨ましい体験である。
まこてぃんさんの、その当該ブログはこちら
今、その再録音のゴルドベルクを聴いている。1955年盤とはまるで別の演奏であり、本当に同じ人が弾いたのか?と思ってしまう。
リンク読みました。これまた興味深いですね!!
ところで、近々行われる、まこてぃんさんの母校オケの定期演奏会。私がよく知っている女性指揮者が振ります。
近かったら拝聴したいのですけど...。何でもチケットほぼ完売のようです。
またお会いして色々と話をしたくなりました。
ブログ記事を書いた後で見つけたのですが、
このヤマハピアノを整調、整音した日本人の
ピアノ技術者の方が、グールドがこのピアノを
購入した経緯を詳細に記されています。
ご参考まで。
http://www.k4.dion.ne.jp/~jizaianp/cafe1.html