高橋のブログ

不定期に..

【京都大学交響楽団の音源を聴く】

2022-03-10 06:10:18 | 日記
先日、京大オケOBの方から在学時の2つの演奏会録音を聞かせてもらう機会を得た。

その一つが藤原真理さんが弾くドヴォルザークのチェロ協奏曲だ。1980年、第127回定期。指揮は外山さん。
録音だが、音の広がり感は少ない(プロを頼んでの録音ではないと思う)が、藤原さんの意気揚々たる演奏を感じることが出来る。

鑑賞感想は後日、ここに追記予定。


藤原さんは15年間、斎藤秀雄に師事し、その後、フルニエ、ロストロポーヴィチに師事。1978年にチャイコフスキーコンクール2位!この京大定期はその2年後だ。
添付のCDはこの1980年に録音された小品集(なぜか?埼玉県狭山市で録音)。ボーイッシュな感じだ。



この頃はこのようなスタイルで京大定期にご登場されたのかもしれない。

こちらのポスター写真は4年前、私が盛岡出張時に見かけたもの。



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京都大学交響楽団のCDというと、井上道義さんとのマーラー9番(アマオケ日本初演)しか持っていないが、この定期はその7年前だ。
外山さんが本番数日前に「俺を呼ぶんだったら、もっと上手く弾け!!」と学生達にキレかけたという逸話がある(^^;。
学生は粉骨砕身、努力し、本番はかなりの出来栄えになったようで、それはこの録音からも感じ取れる。

なお、当時の練習場は、あの「吉田寮」の前にあったようで、寮生からは「うるさい!」と「闘争」があったとかなかったとか...。

京都大学吉田寮、5年前訪問。




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