ベームが晩年、なぜかLSOの名誉総裁になり、それを祝してだったか、チャイコフスキーの後期交響曲を録音した。それまでベームとLSOの関係はどうだったのか?
またベームのチャイコフスキーについても私は知らない。
今回、久々に第6番「悲愴」を鑑賞したが、テンポがゆっくりめで崩壊しかけているようなところもある。
注目はFgがpppppp(実際はB.Cla)が奏でで、その後、ダン!となって各楽器が激しく動き出すところだが、
赤丸で囲った音群のアクセントが凄い。しかもテンポを落としているから、かなり個性的。