https://blog.goo.ne.jp/0345525onodera/e/467a767266661a8e0ad880109b3fa8c6
https://kusagakubow.livedoor.blog/archives/26461364.html
牡牛を屠るミトラス(2世紀ごろ)
【ミトラ教】wiki
キリスト教の元ネタにもなっています
キリストのモデルとなった神の正体
ミトラ教の象徴には・・・
「牡牛を屠るミトラス」の他にも
「蛇が巻きついたミトラス」もあります
祀 = 示巳
【Snake worship】wiki (蛇崇拝)
グノーシス主義では、聖書に登場するエデンの園の蛇は
アダムとイブに知識(グノーシス)をもたらし
それによって彼らを悪意のあるデミウルゴスの支配から
解放したとして賞賛され、感謝された。
フリジア帽と東方の三博士
https://tktk1919.seesaa.net/article/498048752.html
神の超越性は個人の内面にあり
ゾロアスター研究
東條真人博士のミトラ教を参考にしましょう。
ヒッタイト帝国(BC1900~BC1190年)とは,ミタンニ人と同族で,ヒッタイトの主神は,太陽神イェスタン。イェスタンとは,後のクルド語のヤザタのことで,最高神ミトラの尊称である。ヒッタイト帝国は,710年続いた。イラン・クルドの研究者は,ヒッタイトは移住前と後をつなぐ重要な位置にあると考えている。
ミタンニ帝国(BC1700~BC1270年)のミタンニは,ミトラの名に由来している。ミタンニ帝国は430年続いた。
メディア帝国(BC835以前~BC550年)は,ミトラ教を西アジア全域に広めるために,各地にマギを派遣し,ミトラ神殿を建てた。メディア帝国は,285年以上続いた。
カッシート王国(BC1530~BC1150年)は独自の王国をつくらず,古代バビロニア王国の首都バビロン(現イラク)に定住して,その一王朝になった。この時期に,ミトラとバビロニアの太陽神シャマシュの習合が起きた。ミトラとバビロニア占星術が生まれた。カッシート王国は,380年続いた。.....続く。
(楔形文字でギルガメシュ叙事詩の一部が刻まれた粘土板はWikiの中にあります)
ギルガメシュ叙事詩は,セム族がシュメール人から宗教的体系をそっくり借用したもので,この叙事詩に登場するアヌンナキの多くは,シュメールの神の名をセム語に書き直したり,シュメール語そのままだったりした。矢島文夫氏の「ギルガメシュ叙事詩・イシュタルの冥界下り」によると,<叙事詩>の本筋は半神半人の英雄ギルガメシュの物語であり,半神半人といいながらもギルガメシュはきわめて人間的である。....シュメールの神話によると,はじめに原初の海から生まれた天の父神アンと地の母神キがいてエンリルを生んだが,エンリルがのちにアンとキを引き離し,アンを補う地の神として優勢になった。セム族はこの神話をひきつぎ,アンはアヌとなった。エンリルはもとは空をつかさどる神(風・嵐の神)であるが,のちに,空の闇を照らすために月神ナンナを生み,これが次には太陽神ウトゥを生んだ。シュメールの神話によると,愛の神イナンナも月神ナンナが生んだというが,セム族に移された神話ではそこが異なっている。
仔ライオンを抱くギルガメシュ。翻訳のアッシリア語版より50年ほど古い。
杉の森の守護神フンババ(またはフワワ)
「ギルガメシュ叙事詩」は古代オリエント最大の文学作品である。口承文学であり,古代メソポタミア世界に,これほどのヒューマニズムと芸術的感覚が見られるということは驚きである。この叙事詩は「すべてを見たる人」と呼ばれたが,本来はシュメール人に起源を発することが判明してきている。シュメール人というのは,ティグリス・ユーフラテス両大河の河口あたりに住んでいた古代民族で,多くの遺跡および発掘品によって相当高度な文化をもっていたことが知られているが,その人種的系譜は殆どわかっていないに等しい。ギルガメシュという名そのものが,シュメール語の名であって,その他残された作品にもこの名はしばしば見られる。
そののち,セム族であるアッシリア・バビロニア人が政治的に優位となり,シュメール文化の多くのものを取り入れた。物語全体にわたる主人公がギルガメシュで,ウルクの都城の王である。ギルガメシュは力強き英雄であるとともに暴君として都の住民たちに恐れられていた。ウルクの人々は天なる神々にこのことを訴えた。神々はこれを聞き入れ,大地の女神アルルに何とかせよ命令する。女神は粘土からエンキドウという名の猛者を造り上げ,これを都城から少し離れた野に置いた。
エンキドウは裸で,毛髪に覆われており,野獣のような生活をしていた。そこへギルガメシュからおくられた娼婦がやってきて彼の欲望を満たすとともに人間らしくしてしまう。エンキドウが人間らしい心に目覚めるとともに,仲間だった野獣は去り,エンキドウは娼婦から食事や着衣などの作法を教わる。ギルガメシュとエンキドウの友情は次第に芽生えていく。彼らがウルクに帰り着いてのち,愛と逸楽の女神イシュタルがギルガメシュの英姿に魅せられてしまい,多くの報酬を約束して誘惑しようと試みるが失敗した。激昂したイシュタルは天の神アヌに,天の牛をウルクに送ってギルガメシュとその都城を滅ぼすことを求める。アヌははじめは拒絶したが,イシュタルが冥界から死者を連れ出すとおどかすので,いやいやながら天の牛をウルクに送った。このため,何百という戦士が殺されたが,二人の英雄は力を合わせてこれに打ち勝つことができた。
フワワと天の牛を殺したために,エンキドウは神々により,近いうちに死なねばならぬと宣告をうける。12日間の病ののち,悲嘆にくれたギルガメシュに見守られつつ彼は最後の息を引き取った。彼は永遠の生命を求め始めた。これまでただひとり,古都シュルッパクの聖王ウトナピシュティムのみが,不死を得たということをギルガメシュは知っていた。彼はその住まいをたずねて旅にのぼる。ついにたずねあて,永遠の生命の秘密をたずねる。だがの,ウトナピシュティム答えは彼を落胆させるものであった。ここで昔あった大洪水のことが物語られる。エア神の言葉によってウトナピシュティムは四角の船を造り,危険から逃れることが出来た。永遠の生命については,それを送ってくれた神々の決めたことで,彼のあずかり知ることではないというのであった。
しかしながら,大洪水の記述はギリシャ神話に見られるのである。詳しくは,ヘシオドムの神統記をご覧ください。
おまけ
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