医療は着実に進化する。（変化する）

金曜日、風は吹かない。
木曜日は吹いたが、買い物に拘束された。

買い物前に、お散歩。
お花見しました。

海に行けない、そんな日は、ランニングで体調を整えるつもりでいたが、
実は、先週から足や腰が痛くて、ランニングのペースは落ち気味。
こんなことでは、と思い、木曜日よりいいペースで走ろうと心に言い聞かせ、
家の玄関を勢い良く飛び出す。
（先週から痛いのは、波が高かったり、爆風だったりした中、ウィンドをしたからか？
　ランニング＆その他のトレーニングで疲弊したのか、良く原因は分からないが、
　多分、ウィンドの影響は大きいと思う。）

ところが、家の敷地を出る前に、
イタ！！
フクラハギを痛めた。
が、目的はペースアップ。
足を痛めたので、ペースは落ちても、完走を。（当初予定の9㎞コース）
って思って走り始めたが、1㎞ももたずに、途中から帰路…

しかも帰路は、歩いたが、歩いている途中も痛みは加速。
歩くペースはどんどん落ち。
まともに歩けなくなり、しまいには、幼児にも歩いて抜かれる始末。
幼児に付き添いの母親は、顔を背け、子供の後を追う。
超～恥ずかしい。しかも自宅近く…

やっとの思いで帰宅し、アイシングを始める。

まずはフェリタス等の痛み止め（湿布の代わり）

そして、アイスノンを包帯で巻き付ける。

アイスノンや保冷剤を4回交換して、翌土曜日にいつもの鍼治療に向かう。

治療院までは数百メートルですが、痛みが金曜日よりは引いているとは言え、
まだまだ痛く、普段なら1分位しかかからない距離が、数分かけて到着。

早く見てもらいたいので、予約時間より早く治療院に到着したので、
待合室で読書。

今日はどれを読もうかな～。


これを呼ばれるまで読む。
これは西洋医学の先生の本。

ここには衝撃な事実が…

この本の50ページ目位に、「なぜ、腰痛は治らないか？」みたいなことが書かれていて
理由は「今の先進医療でも、腰痛の本当の理由がわかっていない」って書いてあった。
ヘルニアとかレントゲンで見てわかる腰痛は治せるが、レントゲン等の検査で見つけられない
腰痛（ほとんどの腰痛はレントゲンで異常が無い）は、根本原因が分からないから
西洋医学では直せない。
生活習慣病だから、自分で治すしか無いって書いてあった。
（この本の初版、発行日を見てこなかったのは失敗したな～って思ってます）
つまり、レントゲン等検査で異常がなかったら、西洋医学に期待しちゃダメってことです。
これで、健康保険料をむしり取られるってのは、国民としては悔しいですね～。
（目次を見て、なんとなく、治らない理由が知りたかったので、この数ページだけ読みました）

って、思っていたときに、先生に呼ばれ、鍼治療をしてもらう。

で、鍼治療院まで、アイスノンを付けて、訪問したので、アイスノンを取りながら
患部の説明をしたところ、またまた、衝撃的な話が。


「最新の治療では、冷やし過ぎは良くありません。」

この先生はJ3（サッカーチーム）のフィジカル＆メディカルトレーナーも代打で
ちょっとやったことのある先生で、現在の治療では、怪我をした後できるだけ早く、
氷とかで急速に冷やして、腫れを２～30分でとるのが良いそうで
その後、治療して、その後は、温めるのがいいとのことです。
理由は、患部を冷やしすぎると筋肉が硬くなり、細胞の活性が悪くなり、
最終的な完治に時間がかかるとのこと。

イメージとしては、1～2日冷やして、1ヶ月で99%治るところを
２～３０分冷やし、その後温めた場合では、1週間で98%治って
トレーニングする方がいいとのこと。
長い期間治療しても、100%もとに戻ることはなく、それなら短期である程度治し、
その後、フィジカルトレーニングで100%近く戻した方が、選手にとっても
一般の人にとっても有効なはず。

ましてや普通の人（僕のような人）は年々、体力の衰えを感じていて
30代、40代の体力や気力が無いことを自覚している人は、100%近く戻すより
90%位で、ストレッチやトレーニングで早く補った方がいい。
長期の治療でおちた筋肉を戻す苦労よりは、圧倒的にいいはずです。
って言われた。

全くその通りだと思った。
20代のとき、ウィンドで怪我をして、1ヶ月石膏で足を固めていたときのことを思い出す。
石膏（ギブス）で固めた足は、その後、1ヶ月（計2ヶ月）のリハビリでやっと歩けるようになるが
20代で1ヶ月かかるリハビリは、50代の僕にはもっと大変なことは容易に想像できる。

医療も進歩していて、治療方もどんどん進化している。
少しでも最新の治療に接することは、これからの人生にとって大きいな～って思った。
そして医療の比較的先進国であり、平和な日本にいて良かったな～ってしみじみ思う。

ウクライナでは、僕の怪我なんか、きっと 「我慢しなさい！！」のレベルでしょう。
アイシングしなくても1ヶ月もしたら、そこそこ痛みは取れると思う。
（ウクライナでは、家を追い出された人には、冷えた氷も湿布も無い可能性の方が高い）
最新医療を受けられる幸せと平和に、感謝します。