〈松崎さんのプロフィール〉
名前:松崎嵯也香
年齢:23歳
出身大学:岐阜大学 教育学部
入社年:2020年(現在2年目)
仕事内容:営業、セールスエンジニア(現場監督)
〈教員女子がヘルメット女子へ〉
丸八テント商会には中小企業では珍しい、新卒で入社した現場女子がいます。
その方が今回ご紹介する松崎さんです。
松崎さんは営業だけでなく、ヘルメットをかぶって現場監督もこなしています。
現場で必要な資格を入社してから全部で5つ取得しており、
高所で作業もできれば、足場も組み立てられて、溶接もできるスーパー現場女子です。
現在は、会社に若手でありながら大きく貢献しており、
新卒2年目でジブリパーク、トヨタ自動車といった大型案件も担当しています。
テント業界に新卒入社した彼女は、建築関係の学部出身かと思いきや、
実は教育学部出身で学生時代は教員を目指して日々勉強していた教員女子だったのです。
なぜ教員女子がヘルメット女子になったのでしょうか。
〈オンリーワンのものづくりに憧れて〉
入社前は岐阜大学の教育大学に4年間通い、教育実習も経験していました。
そして、教員採用試験に合格し教員免許も取得していました。
しかし、卒業後そのまま社会を一度も見ずに、
学校という場所にずっと身を置くことに違和感を覚え、
教員になるという道を捨て、就職活動を始めようと決断しました。
チャレンジが出来る、海外進出をしている、笑顔でいられる、この3つを軸に就職活動をしており、旅行会社のインターンシップにも参加していました。
そんな中で目に飛び込んできたのが、テレビ番組で扱われていた、
大学の近くにある岐阜県の公立図書館「みんなの森岐阜メディアコスモス」の
ランプシェードの特集でした。
それを見て、世の中にない新しいものを作り出すオンリーワンのものづくりに憧れ、
自分もこんな作品が作りたいという思いから、
それを施工した丸八テント商会に興味を持つようになりました。
会社を調べてみると、
インド事業やインターン生が学生目線で中小企業を行うミチカラプロジェクトなど
たくさんの挑戦の場があることを知り、
「自分の就活軸に当てはまるのはここだ!」と思い応募しようと決めました。
しかし、会社のホームページを見ても、新卒の募集要項はありませんでした。
「とりあえず電話して聞いてみよう」と思い、
会社に直接電話をかけ、働かせてほしいと直談判しました。
〈入社から現在までの松崎さんの活躍〉
面接を担当していたのは、社長でもなく社員でもなくインターン生でした。
丸八テント商会は長期インターン生に対して社員と変わらない環境を提供しており、
人事もインターン生が担当していたのでした。
丸八テント初となる内定をもらってからのインターンが始まりました。
インターン開始後は持ち前のガッツで大活躍をしました。
テレアポを自ら行い、牧野市と防災協定を結び、
コロナ対策商品「まるころセット」を開発しました。
また、産学連携事業のプレゼンリーダーも担当していました。
そして大学卒業後、社員として入社し、本格的に営業業務に携わり、
現在は、営業、現場監督として大手ゼネコンや建築設計事務所なども絡む大型案件を任せてもらえるまで成長しました。
また、それ案件だけではなく若手でありながら、
インターン生時代の経験と教員のノウハウを駆使して、更に若手である大学生インターン、高校生インターンの教育リーダーも務めています。
〈成長の背景〉
なぜ新卒2年目で沢山の仕事を任せてもらえるようになるまで成長できたのでしょうか。
それには4つの会社の環境が大きく関係しています。
①教育の充実
丸八テントでインターンを始めたとき、会社のこと、仕事を教えてくれたのは
先輩のインターン生でした。
若手が若手を教えるという環境で、
入ったばかりでも年代の近い人が多いためわからないことが聞きやすく、
自分が成長していくにつれ、自分も教育担当になるため、
教育をしながら改めて丸八テントのことを理解していくことができます。
②挑戦する場の多さ
丸八テント商会は「ものづくりとひとづくり」をモットーにただ、
産業用、商業用のテント倉庫やオーニングなどを販売しているだけでなく、
有名な一級建築士伊東豊雄氏、隈研吾氏などとコラボして
デザイン性、意匠性が高いテントを作っています。
中小企業でありながら、そういった大型案件に挑戦する場があります。
③経営企画室
丸八テント商会には社内の「経営企画室」で
会社の経営について考えたり討議したり、審議する場があります。
他社では課長などの幹部クラスしか参加できないような会議に参加することで、
自分の案件だけではなく、経営者目線で、会社全体の経営について学ぶことができます。
④女性が活躍できる会社
テント業界ではまだまだ「男性社会」となっていますが、
丸八テント商会には女性社員が7割もいます。
そんな女性にとってとても働きやすい、挑戦しやすい環境があります。
今年も女性新卒社員が入社していて、若手女性が最前線で活躍しています。
このような環境があるからこそ、
新卒2年目のヘルメット女子がここまで活躍できるまで成長したのです。
〈これからの目標〉
ジブリパークの施工といったような案件だけではなく、
現在はさらなる挑戦として現在は新ブランド立ち上げにも携わっています。
老舗テント屋のリニューアルという会社全体のことにも、
経営企画室で培った経営の知識や今までの経験をもとに
さらなる会社の成長にも貢献していく予定です。
今回は、新卒2年目で現場女子として活躍する松崎さんのご紹介でした。
丸八テント商会の社員には松崎さんのような若手女性社員も大活躍できる環境があります。
若手が挑戦できる、女性でも活躍できる環境で働きたいといった方には
とてもおすすめの会社です。
毎週土曜日に開催している「土曜会議」というものがあるので、
ぜひ一度、見学に来てみてください。
また、若手が入ってこない、若手をどう教育していいかわからないといった
中小企業様のご相談もお待ちしています。