医療現場崩壊の序曲アレコレ

福島で産科医の公判が始まったそうである。
が、やはり疑問が大きい。
検察にしても弁護にしても各分野毎高度に先鋭化した医療現場を、果たして中立の立場で見る事が出来るのだろうか？
争点の「処置が妥当であったかどうか」なんてのはなぁ、
「明らかな過失が無くても結果悪けりゃ全て有罪」としか聞こえない気がする。
しかもイロイロとWeb上に散らばった情報を見るってーと、
担当検事は「臍帯」をジンタイと読む程度らしい。でも面子に賭けて有罪にしたいっぽ┐(´д｀)┌

だからといって、なんでもかんでも医療の名の元に素通りOK主張かってーとそうじゃない。
病院も手術室も暗室になっちゃいけない。
ナイショにしとけばいいのさって事にならないような枠組みについて考えなきゃいけないでしょうけどね。
刑事事件が適正かどうか裁判前の段階で検証する専門者機関があればいいのになぁとか。

医師と医療に関係する今回の裁判に依る影響は各所既に出始めているらしいね。
マスコミの異常加熱"偏"報道とかが妙な所に油注がなきゃいいけど・・・


まぁ、裁判がどうこうではなくって医療関係者が減少する要素を一つ披露。
ここ数年で患者及びその家族の質が急激に悪化しているらしいのです。
以下イロイロと仕入れてみた情報から思うに、
「まともな神経じゃ医療従事者なんかやってらんねぃっしょ？」

とある小児科病棟勤務者ｗ発の話を伝え聞いた内容など～
1.託児所代わりに使う人/ホテルと勘違いしてる人
何か用事があるからといって健康な患者の兄弟をスタッフに預けて何時間も外出しちゃう親。
また看護師を奴隷かメイドと勘違いして、売店には行けるのに「TVのリモコン取って」をナースコールとか。(付き添いの親は何もしない)
2.個室にどうしても固執
3.夫婦喧嘩や嫁姑問題の解決までスタッフに丸投げしちゃったり
4.病気見舞いに一族総出で来て大部屋を占拠しちゃったり(健康な子供も付属)
5.自分に関してだけは医学は万能で、治らない/治りが遅いのは腕が悪い証拠だと信じて疑わない(だけど転院はしない♪)
6.一般病棟なのに主治医が24時間休まずついていて当然だと言い切れちゃったり
たまたま個室に空きが無い程度のことですら「訴える」「殺してやる」「自宅に放火する」「家族がどうなっても知らんぞ」は"よくあること"なんだそうダス。
就寝時間過ぎて他の患者が五月蝿いと言ってナースステーション前で怒鳴り散らす親も意外に多いらしい(ぇ
7.自宅に戻りたくなくって退院直前になると決まってなにかしらの症状を訴える患者
#既に精神を病んでいるという見方も出来るが・・・小児科でそれはマズイよね
8.医療費の未払い
中核病院や救急指定病院などは特に、医療費を払わず逃げちゃう事(既に滞納があるとか)が判っていても、
なお救急車で運ばれてきたら受け入れざるをえないのだそうな。
あと、日本語が判るのに都合良く聞こえなくなって、頃合見計らって本国に帰っちゃう外国籍の人とかも増えているらしい。
結果病院持ち出しで焦げ付き、回りまわってスタッフの給料に響いているとかいないとかｗ
#500床越えとかの大病院になると年間ン億って額になるらしいっぽ(爆

#断っておきますが、あくまで伝え聞いた話だし、個人情報や漏洩に当たるような話は一切出てません。

なんか書いてて思った。
「面白可笑しく見映えよくマンガにできたら売れるかもなぁ～」


医師も看護師も患者もその家族も、人として対等に、相手を尊重してこそスタートラインに立つのではないかと思っているのだが、オイラは少数派？
なんかどうも違うみたいだね・・・言った者勝ち、言わなきゃ損、自分さえ良ければ万事おっけーみたいな。