三宅島だより 『 園芸ハウスー三輪 』 

口だけで100万儲けた男が手と体だけを武器に1万円に悪戦苦闘の毎日ー三宅島から

『父の日にお父さんはいない』が届いた。

2018-07-05 19:44:40 | 日記
父の日頃だったと思うが『父の日にお父さんはいない』と言う本をあしなが育英会が出版したことを知った。早速、連絡して送って貰う事にしたものが明日葉の生鮮出荷をして家に帰ると届いていた。



現役のころ、変な事から育英会が親の居ない子供の本を出版していることを知り、取り寄せて見て余りの凄さに驚きと感銘を受けた。

こんなに満ち足りた日本で親が居なくなっただけで子供の生活がこの様に激変して、生活苦、心労をもたらされていることを知り、少しだけお手伝いさせていただくことにした。

現役を離れたので、収入が無くなり暫らくやめていた時にもたらされた出版のニュ―ス。取り寄せて見て矢張り何も変わっていない政治の姿勢。只、善意の人たちは大勢いることを知り、僕にも何かできないかと考え始めた所です。

会社勤めの頃、他人には言えない悶々とした事を物の見事に吹き飛ばし、『お前はそんな小さなことで悩んでいるのか?』と教えてくれたのが『天国にいるお父さん』でした。

大の男がちっぽけな事で悩んでいる姿が育英会の本を読んで恥ずかしくなり、しばらく『短足おじさん』を続けさせてもらいました。

子供の書いた本を読んで居た時、涙無しには読み続けられなくなり、電車を降りて涙を拭いた思い出も有ります。少し位の悩みもたいした悩みではないと教えられ、勇気と力をそれぞれの本から貰いました。

何の罪も無いのに小さな胸を波打たせて震えている子が沢山います、その一助に成れる方法を考え出さなければと改めて思っている自分が居ます。