
僕は夜明けのお月さんが好きです
「月」と呼び捨てにできないぐらい好きです。
夜半から降り始めた雨がまだ残る大阪。
僕は朝帰り。
始発電車の次の電車に乗った。
半数以上の乗客が朝帰りのようだ。
ROCK親父さんが僕の前で深い眠りについている。
その横の見知らぬミニスカートの女性の太股が気になって仕方ない。
自分でもどろ~んとした変○チックな目線なんだろうなぁ。とその時思った。
隣りではBB金吾ちゃんとbob63氏が何やら来年の新年会の
話をしているようだが、僕は太股の事しか考えていなかった。
そのうち豚ドモを乗せたチョコレート色の電車はROCK親父さんが
降りるべき駅に到着した。
「おい!!親父さん!!はよ降りんかい!!」
一瞬、彼の頭がピクン!と反応したが、すぐにまたこうべを垂れた。
知らん顔してまた電車は動き出した。電車は無常やな。と思った。
次の駅でBB金吾ちゃんとROCK親父さんが降りていった。千鳥足だった。
気が付くと太股の女性もいなくなっていた。
僕のHome Townに着く頃には背中のほうの窓の外が明るくなってきて
青空が顔を覗かせていた。
駅の西口からから出ると新聞配達が走っている。
歩いていると、どこかで見たような若い女性が
「おはよう」と声を掛けてきた。
僕はどろ~んとした変○チックな目をしたまま
「おはよう」と返事した。
返事をした瞬間、若い女性は僕の娘だという事に気付いた。
朝帰りである。
同じ電車で。
それからはどうやって帰ったかは全く覚えてないが、
月の上を歩いているような不思議な感触だけが残った。
photo:R父

「月」と呼び捨てにできないぐらい好きです。
夜半から降り始めた雨がまだ残る大阪。
僕は朝帰り。
始発電車の次の電車に乗った。
半数以上の乗客が朝帰りのようだ。
ROCK親父さんが僕の前で深い眠りについている。
その横の見知らぬミニスカートの女性の太股が気になって仕方ない。
自分でもどろ~んとした変○チックな目線なんだろうなぁ。とその時思った。
隣りではBB金吾ちゃんとbob63氏が何やら来年の新年会の
話をしているようだが、僕は太股の事しか考えていなかった。
そのうち豚ドモを乗せたチョコレート色の電車はROCK親父さんが
降りるべき駅に到着した。
「おい!!親父さん!!はよ降りんかい!!」
一瞬、彼の頭がピクン!と反応したが、すぐにまたこうべを垂れた。
知らん顔してまた電車は動き出した。電車は無常やな。と思った。
次の駅でBB金吾ちゃんとROCK親父さんが降りていった。千鳥足だった。
気が付くと太股の女性もいなくなっていた。
僕のHome Townに着く頃には背中のほうの窓の外が明るくなってきて
青空が顔を覗かせていた。
駅の西口からから出ると新聞配達が走っている。
歩いていると、どこかで見たような若い女性が
「おはよう」と声を掛けてきた。
僕はどろ~んとした変○チックな目をしたまま
「おはよう」と返事した。
返事をした瞬間、若い女性は僕の娘だという事に気付いた。
朝帰りである。
同じ電車で。
それからはどうやって帰ったかは全く覚えてないが、
月の上を歩いているような不思議な感触だけが残った。
photo:R父
っていうか・・・
父ちゃん、詩人やな!
フワフワしながら朝帰りの感覚、わかるわかる!
で、お日さまが上ぼってくると黄色く見えるんです(爆)
むかしワタシが大阪いたころはみんなまだ酒量も少なく
日付変わるころにはみんな酔っぱらってへべれけになって
ダウンしてる奴もいたよね。
あのころはワタシもよく吐いたり寝たりしました(笑)
酔ったいきおいで怪しげな個室ビデオ屋に潜り込んだり、走ってる電車の窓から外へゲロ吐いたり、駅のベンチで爆睡したり、駅のホームで焚火したり、八百屋でミカン万引きしたり(笑)したよね。まだまだ酒は弱かったけど、元気だけは有り余っておりました。
このゆるーい空気感の文章ええね。
一人称のまま少し補正してダルめのメロつければ
ちょっとした曲になるんとちがう?
どうでしょう。タマランさんやイズミヤ君には
及びませんが頑張ってみましょうか
まずは「金父のテーマ!」から
bob63さま
めっちゃお疲れ様でした
雨でジュクジュクになった真っ暗な見知らぬ道を
歩いた事はきっと一生忘れないと思います。
ROCK親父さま
ちゃんと帰れてよかったですね(笑)
僕もかなり酔うてましたが、やはり帰巣本能って
凄い!と思うことが多々あります。
さくらママ~ん!
実はきれいなお月様の事を触れて欲しかったんです(爆)。
夜の闇から徐々に太陽の明るさを受けた時のお月様サイコー
やっぱ美味しく飲んだお酒の後の朝帰りってフワフワして気持ちいいよね~~
別府様
なんか思い出しまくって大爆笑!
走ってる電車の窓から・・・わしや!!満員の車両が気が付けばワシ等しかおらんかった!!
駅のベンチも何度かお世話になった!
焚き火・・・はっきり覚えてないけどその武勇伝は何度か聞いたことがある!
ミカン・・・今でもはっきり覚えてる!!誰かがワシの身代わりになって八百屋のオッサンに尋問されたり
拷問されたというのを後から聞かされて申し訳ない気持ちでいっぱいやった!
ええんや!! それが青春!!っちゅうもんや。
でも今もあん時とあんまし変わってないような気がする。
うぃ~~~!!
ロッケンローーーー!!!
何か沸々と湧いてきたぞ!!
そんな・・
始発帰りで・・
お互い・・
・・・・・
よかったやん・・?
始発の次の電車 っちゅうのがまたオツなんですよ。
不思議なもんでんなぁ。
でも同じ車両じゃなくて良かったですけどね~。
曲とか、詩とかじゃなく、
親娘の関係が羨ましいです。
いいことばかりじゃないだろうけど、
そういう絆があるから生きていける。
独り者の私には、おとぎ話のように聞こえます。
たまには絆も切れたり、またその事を忘れて繋がったり。 男親なんて陰で心配したりイライラしたりする事ばかりです。
ま、慣れちゃいましたけどね。
来年もお互いガンガン楽しんじゃいましょう~。