おふくわけ・くらしよし(OK)だより

遥かな街・倉吉の自然と人々、教会の行事、まきば(猫)とピース(犬)の思いなどをお届けします。

善いサマリヤ人

2019-07-28 16:32:37 | 聖書
ルカ10章:
🍀 素晴らしい時代:
夜の公園を散歩していました。「キャー」という叫び声が聞こえました。倒れて呻いている女性を見つけました。強盗に襲われ傷を負っていました。あなたならどうしますか?すぐにスマホ・ケイタイで119番、110番に連絡するでしょう。5分もたたないうちに救急車と警察がかけつけてくれます。
現代の日本では、人助けの専門職に連絡することが最善の方法でしょう。善いサマリヤ人の出番はあまりありません。その意味では素晴らしい時代です。

🍀 恐ろしい時代:
京都のアニメーション制作所が放火され34人がなくなり、それ以上の人々が大けがを負いました。仲良しと思われていた中学生が本当はいじめられていて、耐えきれなくなり包丁で相手を殺しました。小学生の息子に受験勉強を強制した父親が、息子を殺してしまいました。‥ネットでは有名人への誹謗中傷があふれています。
創世記4章の兄カインによる弟アベル殺害事件に始まる人間の負の歴史は、科学技術の発達によって大規模になっています。核爆弾は公表されているだけで9か国1万4525です。恐ろしい時代です。

🍀 害を与えざること第一なり:
フランクル『夜と霧』の訳者・霜山徳爾氏は「われわれはただでさえ日常、人を傷つけるものである。心ある人でその凄惨な想いを経験しなかった人はないであろう」記しています。そして、古代から伝えられている「害を与えざること第一なり」を人間関係の出発点であり、同時に目標点でもあり、決定的に忘れてはならいないものである、と学生たちに教えています。

🍀 真の隣人イエスさま:
イエスさまは、傷ついたあなたを「見て憐れに思い、近寄って傷に油とぶどう酒を注ぎ、包帯をして、自分のろばに乗せ、宿屋に連れて行って介抱」してくださる隣人です。

コメントを投稿