NoriのLiving Diary

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タミヤ復刻バギー 残す大物はアバンテ系

2010年02月06日 00時04分25秒 | ラジコン
タミヤから相次いでバギーが復刻されています。昔憧れだったマシンが手に入るということでファンにはたまりませんが、やはりあのマシンはどうなんでしょう?復刻されていない大物バギー、アバンテ(AVANTE)です。

タミヤの滝博士が最も凝りに凝ったマシンがアバンテでしょう。このアバンテおよびその系列マシン(バンキッシュ、イグレス、アバンテ2001)辺りが、タミヤのセンスが凝縮されたバギーと言えます。
極端に細いフロントノーズ、前衛的なボディデザイン、複雑なサスペンション構造はどのマシンにも似ておらず、アバンテ系最大の魅力ではないでしょうか。







アバンテ系が復刻できない理由はいくつか言われています。インターネット上で言われているのが、
・サスペンションの構造が複雑・専用部品が多く他の系統のマシンに使用できる部品がない
・それら専用部品の金型がなく、復刻に膨大なコストが発生
・特にアバンテはサスペンション廻りのアルミパーツの成型がコストに見合わない

復刻しようと思えばできるのでしょうけど、コストが見合わないというのが最大の理由と言えそうです。

改めて所有するイグレスを見てみると、そのサスペンションは、他のマシンと比べても比較にならないくらい複雑な構造。組み立てもメンテも大変そうですが、メカメカしさは飛びぬけてます。







では復刻する場合、どんな状態が現実的か考えてみます。

アバンテとその他系列マシン(バンキッシュ、イグレス、アバンテ2001)の違いは、
・ダブルデッキシャーシの構造(バンキッシュは樹脂シャーシ)
・アバンテはアルミピロボールを使ったマルチリンクに対し、その他マシンはサスペンションが樹脂成型化されていること

まずシャーシは、アバンテ2001のものが採用されるとみます。
・アバンテの場合アッパーデッキの結合構造とリアサスペンションの締結位置に難あり剛性不足のためこれは復刻しても問題を抱えたままの車になるでしょう。
・バンキッシュの樹脂シャーシも成型の問題があると難しそうです。
・イグレス、アバンテ2001のダブルデッキシャーシはアバンテの改良版であり剛性不足は回避しているので復刻時に採用されるとすればイグレスのCFRPシャーシよりアバンテ2001のGFRPシャーシのほうがコスト的に安いです。

次にサスペンション。これはバンキッシュ以降の樹脂成型になるでしょう。
ただ、サスペンション自体、とくにアップライト廻りの剛性向上が相当必要と思われるので、改良されて登場することになるのではないでしょうか。
金型が問題と言われていますが、今の成型技術を使って復刻してもらえないものかと思っています。

アバンテおよびアバンテ2001のカムロックホイールは強度的に難ありなので、バンキッシュやイグレスのワンピースホイールになるでしょう。


復刻の可能性があるとすれば、アバンテのボディをまとって、アバンテ2001のシャーシで復刻されるのではと予想します。


それでも各部で複雑な繊細な構造を持つアバンテ系の復刻は、ハードルが高そうです。

ぜひ復刻を期待します。


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