さて、我が家の花壇の方は、コスモスの花が元気に生長し、我が物顔で幅をきかせている。

これだけ勢力を伸ばされると、他の植物には良い迷惑である。
もう少しで花が咲くので、花が咲き終わるまではがまんしょうと思う。
さて、話は変わるが、先日、新聞に「幸福駅の替え工事が行われる」という記事が掲載されていた。
そこで、机の仲にしまって置いた切符(「愛国駅から幸福駅」)を思いだし、探し出した。
すでに酸化し、黄ばんだ一枚の切符。
日付を見ると昭和51年8月2日とある。
既に30数年が過ぎている。20代半ば、男二人で1週間ほど北海道を旅した。
車で苫小牧から襟裳岬を経由し、知床に向かう途中に寄ったのだ。
切符を眺め、当時のことを懐かしだ。
広尾線が廃止された今でも、幸福駅に立ち寄る人は後を絶たないとのことである。
いつの時代も「愛の国から幸福」を目指す人の心は変わらないのであろう。