矢切はりこ

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張り子の作り方 その5

2023-04-29 11:53:00 | 日記
張り子の作り方、続きです。
まだその1を読んでいない方はコチラ↓

張り子の作り方 その1 - 矢切はりこ

2023年ゴールデンウィーク直前&お子様夏休み企画!矢切はりこの「張り子の作り方教室」開催です。今日も張り子屋の看板猫(20才))は元気にしていますよ。綺麗な肉球です...

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和紙がしっかり乾燥したら底面へ
キリや糸切りリッパーなど
尖った物で予備穴を開けて竹串を刺します。
⚠︎竹串を直に刺そうとすると
張り子が潰れてしまう恐れがあります。



胡粉を塗っていきます。

胡粉とは貝殻を粉状にした白色顔料です。
胡粉にニカワを混ぜた物を張り子の表面に塗ると白く強度のある仕上がりになります。

ニカワとは動物の骨や皮から取ったゼラチンの事です。糊として使います。

現在はニカワの代わりにアクリルポリマーがはいった胡粉もあります。

胡粉にポチャンと付けて、液ダレしないように良く切ります。





一旦乾かします。
私の場合は段ボールを丸めたモノや
ペットの爪研ぎに刺しています。
他にも発砲スチロールの板や生け花用マットなど手に入りやすい物で大丈夫です。





「表面が乾いたらまた胡粉につけて乾かす」を
3〜4回繰り返します。
分厚くなって全体にムックリと大きくなるので
細かい表現は出にくいです。
コロンとした雰囲気を楽しみましょう!

彩色前の乾燥はしっかり乾かします。
張り子の大きさ、季節や天気にもよりますが
私の場合は一週間は乾かします。
天日干しが1番だと言っている作家さんが多い気がします。

十分に乾いたらアメリカンドックのカリカリ的な部分へカッターで切れ目を入れて
竹串を引き抜きます。



裏面の垂れた部分や波打っている部分をカッターやヤスリで削って座りが良い様に調節しま
す。


今回はここまでです
次回は彩色、お楽しみに。

本日の看板白猫(20才)のお時間です。
足腰が弱ってきているので、トイレにお供するのですが中々の一苦労で終わったら
すぐに寝てしまいました。
お疲れさ〜ん、いつも偉い。



本日のオヤツは三幸製菓の美稲の里。
美味しいお煎餅が沢山入ってます。




続き 張り子の作り方 その6 最終回↓

張り子の作り方 その6 - 矢切はりこ

張り子の作り方、続きです。まだその1を読んでいない方はコチラ↓  張り子の作り方その1-矢切はりこ2023年ゴールデンウィーク直前&お子様夏休み企画!矢...

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