今日は河原をサイクリング🚴♀️して運動をしました。
Instagramで桜並木の中を歩く女子高生を描いていらっしゃる絵を見て、河原の桜並木を思い出したからです。
けれど桜はもう散った後で青々とした葉っぱだけが茂っていました。
今頃は暑くもなく寒くもなくサイクリング日和ですね。藤棚の白い藤の花が満開でした。
藤の花が開花するとクマバチが沢山飛び回るので花を見たいのに近寄れません。
黄色のモッコウバラも見た事がないくらいの大木でした。3メートルに届きそうな高さで、こんもりと咲き乱れていました。
花水木の花もあちこちで見かけますね。
庭木の場合は綺麗に剪定されていて小ぶりですがここの花水木は川沿いにあるからなのかとても大きく立派な大木でした。
紫蘭の花が色鮮やかに。
川ではオオバンが悠々と泳いでいました。
いつもは水鳥がいるところだけを見て走っているのですがちょっと遠くまで自転車を走らせました。
同じ川沿いでも景色が全く違って見えます。
堤防の上からは下の遠くの方に川面が反射してキラキラと見えます。広々とした景色と川の流れを見て気持ちがスッキリとします。
水鳥も気持ちよさそうです。
目をこらして見ると頭が茶色身体がグレーのヒドリガモ。数えると19羽います。
もっと良く観察しようと近づいて行くとさっさと向こう岸に飛び立ちます。そして、また同じ距離でしか見えません😢
近づいて肉眼で細かい模様を見よう反対岸まで辿り着いたのに結局よく見えません。
初めはホシハジロかなと思いましたが、頭の真ん中が白いのが見えたのでヒドリガモと解りました。
けれどよくみるとその中に2羽違う模様の鳥が。顔に緑色の模様が。
よくみるとコガモでした。
スマホでは写真に撮れないので一眼レフのような望遠レンズのカメラが欲しいとまた強く思いました。調べてみると、
なんと今は野鳥を写すためのスマホに撮りつける望遠レンズが3千円ほどで売っているのを知りました。
これで野鳥の写真が撮れる!俄然希望が湧きました。
ところで「蝶の楽園🦋」の話はどこに?と言われますね。
花🌸 鳥🦆 と続くと「花鳥風月」と言いたくなるところですが‥。
蝶の話🦋になります。
川の堤防から離れたところに桜の並木の小道がありました。緑の葉っぱが青々と頭の上をアーチ状に覆っています。道幅が狭いからか、緑の天井が上から迫ってくるような錯覚を感じます。
そろそろスズメバチの活動期になるから、これから先はここは通れないなと思いました。
そこを自転車を押してそろそろと歩いているとクロアゲハが飛んで来ました。
初めは2匹いるなと思ったら、ぐるぐると向こうへ飛んだかと思えばこちらに戻って、私の周りを飛び回り始めました。
しばらく見とれていましたが、葉っぱに止まることもなく飛び回わり動きがあまりに早すぎて写真に写せませんでした。😭
そこで写真に納めるのを諦めて進んで行くと別のクロアゲハが次々と出てきました。
桜の花に何か集まるようなものがあるのだろうかと不思議に思い、自転車を降りて歩きながら様子を見ました。どうも桜の木に集まっているのではなさそうです。
けれどなぜこれだけここにクロアゲハがいるのだろう?
ずっと昔に蝶が通る蝶道という道があると聞いた後に、同じ場所を観察した時、確かにどの種類の蝶も🦋同じコースを飛んでくるように見えました。
けれどここでは、コースどころか至る所から飛び出て来ます。
なぜこんなにクロアゲハがいるんだろう?と思いながら100メートルか200メートル進んで行くと桜の小道が途切れて、川の堤防にあがる道が現れました。
すると桜の木の周りにいたクロアゲハどころではなく、更に河原一面に無数のクロアゲハが飛んでいました。
蝶同士の距離は1メートル以上離れています。それらがつがいになることもなく、飛び回っています。
たまにつがいになっているものもありますが、楽しそうに飛んでいるように見えました。上下に飛ぶかと思えば、横に飛んでぐるりと回ったり。
けれど
餌を探して蜜を吸う様子でもなく、その辺りに蜜を吸うような花も見当たりません。
つがいになるでもなく、ましてや葉っぱに止まるでもなく産卵してる様子もありません。
クロアゲハは暗い森の中を飛んでるイメージなのにこんなにスッキリと晴れ渡り、太陽の光が燦々と輝く広い河原にいるのが、とても不思議でした。
時々、モンシロチョウやモンキチョウも飛んでいますが、クロアゲハの数に驚きました。
それが堤防沿いをずっとヒラヒラと飛び回っています。
もうクロアゲハを見つけた!という状態を通り越して「クロアゲハの楽園」のようでした。
何匹いるのでしょうか?もしかすると100匹以上いたのでしょうか?
まさか、あれだけの数が羽化したばかりとか?
堤防を見ると短い草の間にスイバがところどころ生えています。
クロアゲハの数に圧倒されてそこばかり見ていたら、その合間にベニシジミが点々といました。
ベニシジミの数も結構いたのですが、それを上回るクロアゲハの数に圧倒されました。
何かこの世ではない場所に自分がいるような錯覚を覚えました。
自分の周りをくるくると沢山のクロアゲハが舞い踊るように飛んでいます。
クロアゲハに出会うのはスピリチュアルでとても幸運であると言われるようです。
今までにない幸運が訪れるとか、大きな変化があるとか転機とか、これまでの辛い出来事が終了するとか、良い意味があるらしいのですが‥。
たまたま1匹見たらそんな意味があるのか‥としみじみ思うかも知れませんが、
これだけ沢山のクロアゲハを見たらそれらの出来事が10倍100倍に起こるでしょうか?
目まぐるしいほどの転機?
大量の幸運?沢山の人との再会?
幸せな波瀾万丈?
ここはクロアゲハ🦋蝶の楽園。
楽園のような日々が訪れるのでしょうか?