普通、物質は温度が下がると体積が減り、温度が上がると体積が増える。
つまり、物質の体積と温度は正の相関関係にあると言える。
しかし、水は違う。
4℃で体積が最小になる。
よって湖の表面が凍っても、湖の底は4℃の水があり、魚が凍ることはない。
水たる性質がなせる技だ。
また、『水』に関して、こんなことも読んだことがある。
水は地球上の物質ではなく、宇宙からの飛来物であり、宇宙を渡り歩いている。
その時は『まさか〜。』と思った。
しかし、今になって感じることがある。
未来の『旅』の事を考えると、何故かワクワクが止まらないのだ。
なぜだろう?と考えて、ふと過去に読んだ事を思い出した。
そうか、人間の70%は、『水』だ。
その『水』が、旅をするということは、つまるところ、それが宇宙を旅し続けている水本来の姿なのだ。
つまり、我々が旅をするということは、水が本来持っている性質をなぞっているのだ。だから、無性にワクワクするのだ。
と、ここまで書いたところで、ピーという笛吹ケトルの音で我にかえる。
沸騰した水に呼ばれたみたいだ。
ありがとう!水に感謝をして、美味しいコーヒーを入れよう。