青春18切符の車窓から

『青春18きっぷの車窓から』なぜ我々は旅にワクワクするのか。

昔、何かの本で『水』とは不思議な物質だという様な内容を読んだ記憶がある。


普通、物質は温度が下がると体積が減り、温度が上がると体積が増える。


つまり、物質の体積と温度は正の相関関係にあると言える。


しかし、水は違う。


4℃で体積が最小になる。


よって湖の表面が凍っても、湖の底は4℃の水があり、魚が凍ることはない。


水たる性質がなせる技だ。

 
また、『水』に関して、こんなことも読んだことがある。


水は地球上の物質ではなく、宇宙からの飛来物であり、宇宙を渡り歩いている。


その時は『まさか〜。』と思った。


しかし、今になって感じることがある。


未来の『旅』の事を考えると、何故かワクワクが止まらないのだ。


なぜだろう?と考えて、ふと過去に読んだ事を思い出した。


そうか、人間の70%は、『水』だ。


その『水』が、旅をするということは、つまるところ、それが宇宙を旅し続けている水本来の姿なのだ。



つまり、我々が旅をするということは、水が本来持っている性質をなぞっているのだ。だから、無性にワクワクするのだ。


と、ここまで書いたところで、ピーという笛吹ケトルの音で我にかえる。


沸騰した水に呼ばれたみたいだ。


ありがとう!水に感謝をして、美味しいコーヒーを入れよう。



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