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阪神タイガースの狩野選手を応援しています。キャッチャー&守備重視。楽天イーグルスが大好きで、日ハムも応援しています。

挑むべきもの

2010-03-02 04:55:52 | タイガース
 2010年2月27日に行われた、オリックスバファローズとのオープン戦。
結果は既に知っているのですが、ドキドキワクワクしながら録画を見ました。
といってもまだ途中までしか見ていないんですが。狩野選手がスタメンなので、やはり力が入ります。

 二神投手。ブルペンでもバッティングピッチャーの時も、紅白戦でも、良いピッチングを見せて
くれていましたが、この日も素晴らしい内容。初球からどんどんストライクをとり、あっという間に
追い込んでいきます。テーブルスコアを見ると、三振は少なく、内野ゴロやフライで打ち取る形。
これはこれで気持ちが良いものですね。見事に皆打たされている、という感覚。

 コントロールが良く、球に力もあり、おそらくキレ(実は「球のキレ」ってよく分かっていなくて
私は感覚的にこの表現を使ってしまっていますが)もある、というのが二神投手。と言っても相手も
プロ。そのプロ相手に力で押し切れるほどのパワーピッチャーではないと思いますし、球のキレに
ついても「分かっていても打てない」というレベルか?というと、そこまでではないと思います。
コントロールの良さも、配球や投球の癖を読まれたら、狙い打ちされる可能性が高いんじゃないで
しょうか?

 と、ネガティヴなことを並べてみたのは、二神投手に期待していないからではなく。
ものすごく期待しているから、だったりします。

 打たれても良いと思います。「打たれて勉強」とはこの日の解説、中西太さんの言葉ですが、私も
同意です。どんどん打者と勝負して、打たれて、どこのどんな球が打たれるのか、どうすれば打たれ
ないのか、学んでいけば良いと思います。キャンプ中継で「欠点が無いのが欠点」(ここを直せば、
という課題が今のところ見つからないので、伸ばすのが難しい、というような主旨です)という
言われ方もされていましたが、それなら一段高いステージで、一軍で厳しい勝負をすることで鍛え
上げていって欲しい、と思います。

 「全てが勉強」と二神投手も言っていますので、本人も首脳陣もそのつもりなのでしょう。
”攻め”のピッチングはおそらく元々の投球スタイルでもあるのでしょうが、目の前の打者だけでなく
自分の限界への挑戦、未来を切り拓こうとする力強さを感じます。その気持ちがあるからこそ、
ストライクゾーンに思い切りよく投げ込めるのでしょう。

 狩野選手の出すサインに、時々首を振っていましたね。追い込んでから、という場面が多かった
でしょうか。頷く時はしっかり2度頷き、首を振る時ははっきり首を振る。やるなあ、と思い
ました。おそらく狩野選手は二神投手に、「思い切りやれ」「違うと思ったら首を振れ」と
言っているはず(推測ですが)。下柳投手&矢野選手のようなお互いを知り尽くしたバッテリーは
もちろん素晴らしいと思いますが、こうして1球1球でお互いの考えを知っていく、という
過程を見るのはそれはそれで面白いなあ、と。首を振った投手がどういう球を投げるのか、捕手は
次にどんなサインを出すのか?とワクワクしながら画面を見ていたりします。

 しかし、正直今のところ打たれる気がしないなあ、二神投手。
ばっちりストライク!の球を見逃すバファローズの打者の姿をみると、つい顔が緩んでしまうのは、
ファンの性ですよね。
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【目次】2010年オープン戦中継の感想へ。

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