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阪神タイガースの狩野選手を応援しています。キャッチャー&守備重視。楽天イーグルスが大好きで、日ハムも応援しています。

キャンプレポ感想[18] 20100218

2010-02-21 22:32:59 | タイガース
 スカイAスポーツとGAORAのキャンプレポートの感想第18回目です。
宜野座でのキャンプは最終日。主にメイングランドでの打撃練習、ブルペンでの様子も少し映されて
いました。

【ブルペン】
 筒井投手。投げる姿に自信がにじみ出ています。今年も活躍を楽しみにしています。
すぐ手前の杉山投手も、何とか頑張って上がってきて欲しいものです。
 渡辺投手。昨年は46試合、その前年は66試合、さらに前年は53試合も登板したんですね。
2008年の登板数は凄すぎです。何とか身体を休めつつ、また活躍して欲しいです。

 ブルペンに、矢野選手、狩野選手、清水選手が並んで入って投手達の球を受けていました。
何だか和む風景です。ここにさらに城島選手が並ぶと、また雰囲気が変わるんでしょう。
それもまた良いなあ、と最近は自然にそう思うようになってきました。
古巣ホークスで大活躍していただけに、そちらのイメージが強かった城島選手ですが、こうしてほぼ
毎日、チームの中で頑張っている姿を見ていると、「同じチームになったんだなあ」という実感が
湧いてきます。こうしてチームも変化していくもの。それもまた楽しみでもあるんですね。

【メイングランド】
 キャッチャー陣のバッティング練習。
矢野選手と清水選手、城島選手と狩野選手が同時にバッティングケージに入ります。
城島選手は身体も大きいし見るからにパワフル。いかにも大きいのを打ちそうに見えますし、実際に
打ちますよね。比較すると狩野選手は決してゴツイ身体ではないのに、思い切り良く振り切って
しっかりホームランを打ってしまうのは、私からすると不思議ですらあります。やはり身体能力の
高さとバッティングセンスを持ち合わせているから、というのが理由なんでしょうか。

 金本選手と桧山選手が並んで打っています。
金本選手のバットは重さ1キロを超えるそう。そんなに重いものをあれだけしっかり振っているとは、
改めて驚きです。
 続いてマートン選手とブラゼル選手。マートン選手はバントの練習もしていました。マートン選手、
今は走攻守ともに未知数、と私は思っています。広澤さんの話によると、マートン選手はものすごく
努力家だとのこと。そういう話を聞くと、尚更応援したくなります。
 ブラゼル選手の打球は見ていてスカッとします。同じ人間とは思えない飛距離。あのキャラクター
もあって、ブラゼル選手が打つと、ベンチもファンも、ぱぁっと明るくなりますよね。

 バッティングピッチャーをする下柳投手、受けるのは城島選手。打者は鳥谷選手。
豪華メンバーそろい踏みです。鳥谷選手に一発を打たれてから、下柳投手は投球に変化を加えます。
さすがベテラン。微妙な変化で打ちにくい球になっています。が、鳥谷選手、スイングはもちろん
球を捉えた時の打球は本当に惚れ惚れします。

 解説陣によると、城島選手は「(投手の球を捕った時)ミットが動かないから上手いキャッチャー」
とのこと。確かにミットを動かして良いことはないです。審判にアピールしたいなら、受けた場所で
ピタッとミットを止めることでしょうね。
そうすることは投手、審判への信頼の証だと私は思っています。

 下柳投手の次にマウンドに上がったのはフォッサム投手。いろんなボールを投げていました。
ものすごく山なりの遅~いボールとか。どれが来るかわからない、となると打者は狙い球を絞り
にくいでしょう。コントロールはちょっと?です。ボール球が多かったので。
投球フォームも独特。変化球のスピードも考慮に入れると、盗塁阻止には工夫が要りそうですね。

 久保投手。コントロールが素晴らしいです。外低めの球は、ストライクゾーンの本当にギリギリ
に決まっていました。もともとコントロールの良さには定評のある投手。昨シーズンは死四球が
多く、それが失点につながっていました。力で押し切るのではなく、球を散らして、コーナーを
ついて振らせる、という攻め方が主体。ストライクゾーンの際を狙っているので、少しでも制球が
崩れれば即ボールになります。本当に紙一重の差でボールになることが多くて、観ていて悔しく
思うことが多々ありました。
 これは久保投手の課題でもあり、バッテリーを組んでいた狩野選手の課題でもあったと私は思って
います。狩野選手にもチームを勝ちに導くキャッチャーになって欲しい。矢野選手のように、そして
城島選手(きっとやってくれると思っています)のように。私の願いの1つです。

 ちょっと話がずれました。このキャンプでの久保投手は随所で良い所が見られたと思います。
この時も、キャンプ序盤のブルペンでも、安定した制球力に加えて、球威が増したと感じました。

 続いては久保田投手。強い打球が飛んでいて、どうも打者にしっかり捉えられている様子。
力強さを感じるんですが、「力み」になってしまっているのでしょうか。上手く力を抜くことの方が
難しい、というのは良く言われることですね。言うのは簡単、やるのは難しいことですが。

 ラストは藤川投手です。初めは明らかに力を抑えた投球。桜井選手もしっかり打ち返していました。
途中から腕を振って投げ始めると、ワクワクして、つい手を止めて見入ってしまいました。必死に
くらいつく打者、野原将選手も良かったです。集中力と積極性が感じられる、良い表情をしています。

 藤川投手が投球を終了した所で録画が終了。ウチの録画機器、このあたりの融通が利かないのが
困りもの。でも藤川投手の投球が見れたので、私は大満足です。

ここから下はGAORAです。

 鳥谷選手の一本締め、こちらで見られました。本当にこのキャンプでは、自らの行動でチームを
引っ張っていこう、という気概が見られたのがこの選手。鳥谷選手のさらなる飛躍と共に、タイガース
が強くなっていく予感がします。

【ブラゼル選手へのインタビュー】
 すばらしい長打力はもちろん、明るいキャラクターで選手もファンも笑顔にしてくれるブラゼル選手。
インタビューの間もずっと楽しそうでした。
皆がファミリーの一員として受け入れてくれたから、キャンプにも入っていきやすかった。
(3連続自打球を当てたロッテ戦の打席について)ファンが痛みも喜びも共有してくれるから、
タイガースの為に戦いたいと思う。タイガースファンは本当に情熱的。(あの打席については)
一生忘れられないだろう。
 (バッティング練習では)自分の練習ではあるけれど、遠くから見に来てくれるファンもいる。
ファンの皆さんも楽しんでくれるようなバッティング練習がしたい。
大人だけれど、少年のように楽しみたい。打つのは好きだし、もっと遠くへ飛ばしたい。
 大切な言葉。enjoy life。人生も野球も皆と楽しみたい。日本で野球が出来る幸せを感じて、人生を
楽しみたい。その気持ちが野球にも通じる。
ファンへ。皆さんに球場に来て楽しんで欲しい。ファンの為に勝利を目指して良い試合をする。
皆を楽しませるプレーをしたい。

*** ファイターズ ***
 SKワイバーンズとの練習試合では、先発ダルビッシュ投手&大野選手のバッテリー。
大野選手が2塁への好送球で走者を刺します。ダルビッシュ投手は2回三安打3失点。ストレートを
狙われていたようです。が、色々な球を投げられた、と本人の手応えは悪くなさそう。
 坪井選手は1塁手強襲の内野安打、続く糸井選手は力強いスイングでホームラン。稲葉選手も2打数
2安打と、攻撃陣も順調そうでした。ん?陽選手って「内野手」なんですか?タイガースでの練習
試合ではセンター、この試合ではレフトを守っていましたよね?

【本音トーク】
 高橋選手。
元捕手なんですよね、高橋選手。昨年は1塁&四番打者がすっかり定位置でしたね。

[オフに休まなかったのは?]
 休む余裕がないというか、休めない。不安ではないが、好きなんだと思う。野球が好きというか
自分で動くのが好き。
[昨季の活躍について]
 全然大したことではない。高い目標を設定する方ではない。目の前の事を必死でやれていたという
感じ。狙って取りにいったんならすごい充実感はあったと思うが。その時その時の充実感はある。
[「繋ぎの4番」について]
 (後ろに回そうとか、つなごうという)気持ちはあった。前後が良いバッターばかりなので、
何故自分が4番なのかという気持ちはずっとあった。何度も首脳陣に聞きにいったことがあった。
(答えは)ウソでしょうけど、「お前しかいないんだよ」と。
[バントする時はサイン?]
 サインではない。投手との勝負も考えて、ここは送るべき、と思ったらバントしていた。
[ポジションについて。同じポジションの他の人について考えなくなったというが]
 他にも選手はいる。オフの間に、監督がおっしゃった言葉「稲葉と賢介以外は白紙」という
のを自分に言い聞かせている。油断や余裕は全くない。
[今年の目標]
 全試合に出場できるように。(フルイニングは?との問いに)まずあり得ない。
数字的には、一応100打点。それに近づけるようには努力したい。
ファンへ。「昨年同様、今年もチーム一丸となって必死で優勝フラッグを取りに行きたいと思い
ますので、ご声援よろしくお願いします」
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タイガースの沖縄キャンプ分、何とか終了。
一息ついて、オリンピックの男子フィギュアの映像を初めて見ています。
仕事の方は、怒涛の一週間からこのまま休みなしで、2月いっぱい全力疾走になりそうです。
ちょっとしんどいですが、負けません。素晴らしい元気の素がありますから。

こちらも元気の素、ワンクリック→ いただけると嬉しいです。

【目次】2010年春季キャンプ中継の感想

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