本当は2/20に行われた紅白戦の感想を書くつもりでしたが、狩野選手のことを書き始めたら
それだけで長くなってきましたので、紅白戦全体の感想はまた別エントリーで。
この紅白戦、私にとってのベストシーンはやはり、狩野選手が二盗を試みた藤川俊選手を刺した
場面です。何度もリプレイして、時にはスローにしてじっくり見ました(それでその後の試合をあまり
しっかり見れず…)
試合は3回表、1アウトランナー1塁。バッターはマートン選手。1塁ランナーは四球で出塁した
藤川俊選手。俊足がウリ、首脳陣へのアピールの場ということもあって、思い切った大きなリード
をとって盗塁の機会をうかがっています。そして投手が投球動作を始めるのとほぼ同時にスタートを
切ります。真っすぐ二塁を目指し、タイミング的には完全にセーフ、と思われた素早い走塁でした。
対する狩野選手は、投手の投球を受けて間髪入れずに二塁へ送球。ボールは二塁ベースのほんの
少し手前、走りこんで来る走者の足元、だいたい膝あたりの高さへ。受けた平野選手はそのまま
走者にタッチして見事にアウト。
投手の球を受けてから、最小限のステップで、握りなおすこともせず即座に投げた時の素早い、
無駄のない動き。走者をアウトにする為に、これ以上ないほど的確な場所への丁度良い強さの送球。
こういうプレーをするためには、色々な工夫が必要です。古田さんは、投手の球をミットのどの位置
で受けるかを気にしつつ、すぐに右手で握れるように調整していたらしいです。捕球姿勢からの
素早いステップは数多くの練習で身につけるしかありません。そして素早さとコントロールの両方が
求められる送球。握り方、腕の振り方(これは先日ファイターズの大野選手も触れていましたね)、
狙う先。沢山のことを意識して工夫しながら、自分にベストなやり方を探し、いつもそのプレーが
出来るように、ひたすら繰り返して身につける。一人の走者を刺す為に、捕手達はそういう努力を
常に続けているのでしょう。
本当に中々お目にかかれない素晴らしいプレーでした。U26に出場したライオンズの銀仁朗選手が
これに近いプレーをしていて、その時は感嘆のため息をもらしたものですが、今回このプレーを見せて
くれたのは他ならぬ狩野選手。嬉しいなんて言葉では表しきれないくらい嬉しかったです。
嬉しさのあまり涙目になりながらガッツポーズしました。送球についての課題をずっと指摘されて
いたのを知っていただけに、より一層嬉しいんです。VTRの狩野選手の笑顔を見ては、自分も
満開の笑顔になってしまうくらい。
打力も走力も狩野選手の魅力。ファイターズ戦のホームランも「やっぱり打ってくれた!」と
大喜びしていましたが、今回はまた新たな深い喜びを感じました。捕手としては技術的にもまだまだ
学ぶこと、課題も多く、何より経験が必要な狩野選手。城島選手の入団によって、状況はさらに厳しい
ものになったのは確かです。その中でも自分のやるべきことを見失わず、ひたすらに努力を重ねて
いるのだと思います。あの一打の為に、あの一球の為に、何度も何度も繰り返し、地道な練習を続けて
きたんだろうなあ、と思うとその結果をこうして見ることが出来たのが本当に嬉しく、幸せです。
「応援してくれるファンの為にも」という狩野選手の言葉が、また温かく心にしみます。
「頑張れ」なんて言わなくてもいつも頑張っている狩野選手。その努力と活躍を信じている私達
ファンの気持ちに、すばらしいプレーでしっかりと応えてくれました。
狩野選手、本当にありがとう。これからも心から応援しています。
狩野選手に貰った元気と勇気を胸に、私も自分のやるべきことを頑張ります。
こちらも元気にワンクリック→ いただけると嬉しいです。
それだけで長くなってきましたので、紅白戦全体の感想はまた別エントリーで。
この紅白戦、私にとってのベストシーンはやはり、狩野選手が二盗を試みた藤川俊選手を刺した
場面です。何度もリプレイして、時にはスローにしてじっくり見ました(それでその後の試合をあまり
しっかり見れず…)
試合は3回表、1アウトランナー1塁。バッターはマートン選手。1塁ランナーは四球で出塁した
藤川俊選手。俊足がウリ、首脳陣へのアピールの場ということもあって、思い切った大きなリード
をとって盗塁の機会をうかがっています。そして投手が投球動作を始めるのとほぼ同時にスタートを
切ります。真っすぐ二塁を目指し、タイミング的には完全にセーフ、と思われた素早い走塁でした。
対する狩野選手は、投手の投球を受けて間髪入れずに二塁へ送球。ボールは二塁ベースのほんの
少し手前、走りこんで来る走者の足元、だいたい膝あたりの高さへ。受けた平野選手はそのまま
走者にタッチして見事にアウト。
投手の球を受けてから、最小限のステップで、握りなおすこともせず即座に投げた時の素早い、
無駄のない動き。走者をアウトにする為に、これ以上ないほど的確な場所への丁度良い強さの送球。
こういうプレーをするためには、色々な工夫が必要です。古田さんは、投手の球をミットのどの位置
で受けるかを気にしつつ、すぐに右手で握れるように調整していたらしいです。捕球姿勢からの
素早いステップは数多くの練習で身につけるしかありません。そして素早さとコントロールの両方が
求められる送球。握り方、腕の振り方(これは先日ファイターズの大野選手も触れていましたね)、
狙う先。沢山のことを意識して工夫しながら、自分にベストなやり方を探し、いつもそのプレーが
出来るように、ひたすら繰り返して身につける。一人の走者を刺す為に、捕手達はそういう努力を
常に続けているのでしょう。
本当に中々お目にかかれない素晴らしいプレーでした。U26に出場したライオンズの銀仁朗選手が
これに近いプレーをしていて、その時は感嘆のため息をもらしたものですが、今回このプレーを見せて
くれたのは他ならぬ狩野選手。嬉しいなんて言葉では表しきれないくらい嬉しかったです。
嬉しさのあまり涙目になりながらガッツポーズしました。送球についての課題をずっと指摘されて
いたのを知っていただけに、より一層嬉しいんです。VTRの狩野選手の笑顔を見ては、自分も
満開の笑顔になってしまうくらい。
打力も走力も狩野選手の魅力。ファイターズ戦のホームランも「やっぱり打ってくれた!」と
大喜びしていましたが、今回はまた新たな深い喜びを感じました。捕手としては技術的にもまだまだ
学ぶこと、課題も多く、何より経験が必要な狩野選手。城島選手の入団によって、状況はさらに厳しい
ものになったのは確かです。その中でも自分のやるべきことを見失わず、ひたすらに努力を重ねて
いるのだと思います。あの一打の為に、あの一球の為に、何度も何度も繰り返し、地道な練習を続けて
きたんだろうなあ、と思うとその結果をこうして見ることが出来たのが本当に嬉しく、幸せです。
「応援してくれるファンの為にも」という狩野選手の言葉が、また温かく心にしみます。
「頑張れ」なんて言わなくてもいつも頑張っている狩野選手。その努力と活躍を信じている私達
ファンの気持ちに、すばらしいプレーでしっかりと応えてくれました。
狩野選手、本当にありがとう。これからも心から応援しています。
狩野選手に貰った元気と勇気を胸に、私も自分のやるべきことを頑張ります。
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