(以下は、金本選手の元旦トレーニングでの言葉を読んで、自分が思ったことを書いています。
元の記事はこちら→デイリースポーツonline)
まず、「選手全員で」という言葉。私は、これが一番印象に残りました。
一人残らず全員、というとかなりの人数になりますし、試合に出るメンバーも、
そうでないメンバーも含まれるでしょう。もちろん、長くタイガースに所属して
ずっと一緒にいるメンバーも、新しく入団するメンバーも含めての「全員」だと思います。
それと、「選手たちが心を1つにして戦っていく中で」の文章中、「選手たちが心を1つにして」
という言葉。今、選手達の心は1つになっているでしょうか?
難しいですね。シーズン中も、シーズンオフにも色々なことがあって、それぞれが考えたり
悩んだり、色んな思いを抱えていると思います。それは金本選手自身もそうでしょう。
一人ひとり、歩んできた道も、置かれた境遇も違う、考え方も違う。
それでも、1つのチームの同じ選手として、向くべき方向、目指すべきものは同じ。
だからそれに向かって1つになっていきたい、と言ってはるんだろうな、と思います。
「選手達だけで優勝できるように」
この言葉が、気になるといえばすごく気になる言葉ではあります。
もう一つ、表現が異なる「自分たちの力で勝とう」ということも言われています。
ここが私の中でもずっとひっかかっていたところです。
逆に、選手達の力だけではない「力」があるとしたらそれって何?これからは違うとして、
今まではその力も借りて、勝とうとしていた部分があるってことやんね?と思ったわけです。
わかりやすい所で考えると、やはり監督の神采配で試合の流れが変わったり、カリスマ性で
チームに団結力が生まれたり、納得のいく起用法で選手のモチベーションが上がったり、
ということでしょうか。上手く選手を導いて、いい意味でノセていく、そういう役割は、
やはり監督の負うべきところでしょうね。
とはいえ、金本選手はそんなことは一言も言っていないわけで。
ただ、「自分たちの力で」と言われています。考えてみれば、そりゃあそうですよね。
グラウンドで野球をしているのは選手達ですから。打って、走って、守って、投げて、捕って。
どんなに素晴らしい監督がいても、今自分が打てなければ、この1球が捕れなければ、
相手から点をとって相手に点を取らせないようにしなければ、勝てないんです。当然ながら。
だからオマエはとにかく塁に出ろ、オレが、オレ達が必ず点にしてやるから。
オマエはとにかく思いっきり投げろ、後ろはオレ達が守るから。
そうやって1点ずつとって、1点ずつ守って、勝っていくんや。
その為に自分は全力を尽くす。やれることを全部やる。
だから一緒にやろう。勝とう。
私は、金本選手のそんな言葉が聞こえるような気がします。
私は見てみたいです。選手たちの力が動かしていく野球を。
監督も、むしろ望むところではないでしょうか?
野球をするもの同士として、お互い本気で向き合って、やりあえばいいと思っています。
もちろん良い意味で。絶対面白いと思います。それにすごく強くなりますよ、きっと。
その前に。選手の皆さん、準備はよろしいか?
金本選手は本気です。この方の本気には、あなた方が束になって本気を見せないと、
とてもとてもかなうものではないと、私は思いますよ。
2010年、金本選手の言葉に選手達が奮起してくれることを、心から楽しみにしています。
元の記事はこちら→デイリースポーツonline)
まず、「選手全員で」という言葉。私は、これが一番印象に残りました。
一人残らず全員、というとかなりの人数になりますし、試合に出るメンバーも、
そうでないメンバーも含まれるでしょう。もちろん、長くタイガースに所属して
ずっと一緒にいるメンバーも、新しく入団するメンバーも含めての「全員」だと思います。
それと、「選手たちが心を1つにして戦っていく中で」の文章中、「選手たちが心を1つにして」
という言葉。今、選手達の心は1つになっているでしょうか?
難しいですね。シーズン中も、シーズンオフにも色々なことがあって、それぞれが考えたり
悩んだり、色んな思いを抱えていると思います。それは金本選手自身もそうでしょう。
一人ひとり、歩んできた道も、置かれた境遇も違う、考え方も違う。
それでも、1つのチームの同じ選手として、向くべき方向、目指すべきものは同じ。
だからそれに向かって1つになっていきたい、と言ってはるんだろうな、と思います。
「選手達だけで優勝できるように」
この言葉が、気になるといえばすごく気になる言葉ではあります。
もう一つ、表現が異なる「自分たちの力で勝とう」ということも言われています。
ここが私の中でもずっとひっかかっていたところです。
逆に、選手達の力だけではない「力」があるとしたらそれって何?これからは違うとして、
今まではその力も借りて、勝とうとしていた部分があるってことやんね?と思ったわけです。
わかりやすい所で考えると、やはり監督の神采配で試合の流れが変わったり、カリスマ性で
チームに団結力が生まれたり、納得のいく起用法で選手のモチベーションが上がったり、
ということでしょうか。上手く選手を導いて、いい意味でノセていく、そういう役割は、
やはり監督の負うべきところでしょうね。
とはいえ、金本選手はそんなことは一言も言っていないわけで。
ただ、「自分たちの力で」と言われています。考えてみれば、そりゃあそうですよね。
グラウンドで野球をしているのは選手達ですから。打って、走って、守って、投げて、捕って。
どんなに素晴らしい監督がいても、今自分が打てなければ、この1球が捕れなければ、
相手から点をとって相手に点を取らせないようにしなければ、勝てないんです。当然ながら。
だからオマエはとにかく塁に出ろ、オレが、オレ達が必ず点にしてやるから。
オマエはとにかく思いっきり投げろ、後ろはオレ達が守るから。
そうやって1点ずつとって、1点ずつ守って、勝っていくんや。
その為に自分は全力を尽くす。やれることを全部やる。
だから一緒にやろう。勝とう。
私は、金本選手のそんな言葉が聞こえるような気がします。
私は見てみたいです。選手たちの力が動かしていく野球を。
監督も、むしろ望むところではないでしょうか?
野球をするもの同士として、お互い本気で向き合って、やりあえばいいと思っています。
もちろん良い意味で。絶対面白いと思います。それにすごく強くなりますよ、きっと。
その前に。選手の皆さん、準備はよろしいか?
金本選手は本気です。この方の本気には、あなた方が束になって本気を見せないと、
とてもとてもかなうものではないと、私は思いますよ。
2010年、金本選手の言葉に選手達が奮起してくれることを、心から楽しみにしています。