昨オフもやっていた、各チーム捕手のシーズン中の出場試合数を今年もまとめてみました。
左側は年齢です。こうして一覧にすると、各球団どの年代にどれだけの捕手がいるかが一目で分かって
面白いなあ、と思って作ってみました。
尚この出場試合数は、NPBサイトの守備成績、捕手の欄から拾っていますので、他の守備位置での
出場や代打のみの出場で守備機会が無かった試合数は含んでいません。
また、並び順はNPBにならって、昨季のリーグ順位にしたがって並べています。
ぱっとみて、まず目立つのはやはり144試合出場の城島選手ですね。
予想通りといえば予想通りですが、本当に全試合に出てしまうのはスゴイですね。
ジャイアンツはほぼ阿部選手固定。次いで鶴岡選手、というのは2009年とほぼ同じ。
阿部選手の年齢を考えると、基本的にはしばらくこのままの起用法で、次代の正捕手についてはまだ
候補も決まっていないのかな、と思います。
ドラゴンズはやはり谷繁選手が主体でありつつ、小田選手と小山選手がそのサブを務めるという形。
シーズン前半は小山選手の姿をよく見かけましたし、後半は小田選手だったというイメージです。
来季はこの二人の起用法に注目ですね。あと、新人ながら一軍で良く見かけたのが松井選手。大差の
ついた試合で起用されたり、とこの選手も来季以降が楽しみです。
カープは、石原選手が主体でサブは倉選手。その次の若手としては會澤選手、という方針なんで
しょうか。出場試合数から判断するとそうなりますが、今後の動きもありますし、年齢的にも若い選手
なので、これからが勝負というところですね。
ベイスターズは、新入団の橋本選手が主に起用され、昨季新入団ながら頑張っていた細山田選手が
その次あたりかと思っていましたが、出場試合数的には武山選手がトップ。たしか橋本選手はシーズン
初めあたりに故障があったんでしたっけ?身体が資本のプロスポーツ、そういう面も含めて勝負しない
といけない、というシビアな世界ですよね。
以上、あくまでも2010年の出場試合数という側面からの、しかも数字だけのデータなので限られた
ことしかわかりませんが、チームの捕手戦略の傾向や方針を垣間見る一助になればと思います。
ちなみに昨季の同じデータはこちら(←別窓で開きます)
その他2009年の振り返り記事はこちら(←別窓で開きます)
次はパリーグ編です。
では、また!
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