書かなきゃいいのに

でつ(゚∀゚)

小比類巻かっこいいよ

2024-06-08 20:08:08 | 日記
てすてすあーあー
ブログ書いて閲覧数でdポイント貰えるなんて知らなかったわよ
(ポイント乞食)
最近あったこと書いてみますか。

  • 3年ぶりくらいに映画館へ。
  • 観たのは『デデデデ』前章後章
    ずっと気になっていたんですがなかなか都合がつかなくて前章の公開最終週に駆け込み一気に観ました。
    1日のサービスデーを狙ったというのもありますが笑
    動画に続いて以下ネタバレ

    
    このシーン素晴らしかったですね、あのちゃんもikuraちゃんも上手いなぁ〜。この二人の気持ちがビシビシ伝わってくるようです。何度観ても涙が出そうになります。



  • 東京の夜空にシャンデリアのように浮かぶエメラルドグリーンの母艦がめちゃくちゃ綺麗だった、そして色々あってポップに東京吹っ飛んでた笑
  • おんたん優しすぎかわゆすぎ。
  • 私の一番好きなシーンは、元々は内気な少女だったおんたんが門出たんのためにやり直しした世界の分岐点で、今度こそ門出たんを守りたいといじめられている門出たんといじめっ子達の前に飛び出していって、おどけながら割り入ったシーンでした(おおおおんたん、ええ子や〜涙)。あのシーンは本当に感動的で、今作の一番のハイライトではないでしょうか。
  • ちょっと小比類巻くんのキャラデザが私好みすぎて大葉くんより萌えてしまった!
  • あの鬼太郎ヘアとコート着た立ち姿、正直ビジュアル的に単純に好みでかっこよかった〜!笑
  • キホちゃんの写真をずーっと大切に持ち歩いてたってとこにもジン...と来ちゃったわよ。
  • というわけでキャラデザと声の良さがあったにせよ、やはり私って健全な男よりも陰のあるヤバい奴に惹かれがちなんねと再確認...ブフォ笑笑
  • てことは私の中にも彼のように暗い反抗心を抱えて生きる人に共鳴する部分があるんだな(まぁ陰謀論者だからな、政府なんか信じるかよ、どう逆立ちしたら信じられるの?)笑
  • もちろんぶっ殺されてく無抵抗の侵略者は可哀想だったし彼は明らかに道を間違えてしまっていたと思うけど(あれは緑色の血飛沫だったからなんとか観ていられたけど赤のそれだったらかなりキツかったでしょうね。緑にしたのは真っ赤な血飛沫だとレイティングレベルが上がっちゃうからだっていう話も聞きましたけど、どうなんでしょうか)
  • ああでも、こういうのって良くないんですよね。絶対苦労するんですよ、ああいう陰のある男を好きになっちゃうと。だからだめんずなのかなァ...笑
  • そう私は、政府なんか信じない陰謀論者ですよ(堂々)。私は、今作に出てきたような策略も今の政府ならやりかねないぜと本気で疑っています。でも、今作に出てくる荻野首相は終盤で改心したりして、都民のことを最後まで心配していたし、「偉そうにしている糞野郎」の一人であることを「僕はもう...そういうのやめる。」なんて言っていたし、アイドル本気で大好きだし笑、人間的で可愛いらしいところのある人でしたね。そこら辺の匙加減というか、各キャラクターを物語上でどう活かすか描き方のバランスが絶妙で浅野先生は上手いなぁと思います。
  • 浅野先生は、政府やS.E.S社のような企業だったり活動団体であったりと組織に関してはなかなかにダークな側面を強調して冷酷非道に描いているけれど、小比類巻くんも含めてこと個人に対しては、どこかフラットで優しい眼差しを持って意図的に人間的な描写を附加して描いているのではないかなという印象を持ちました。
  • 誰でも悪い人間になろうとしてなるのではない。各人が事情を抱えて生きていて、どんな純粋な魂も運命に翻弄されて闇堕ちしてしまうこともある。それはもちろん人の弱さではあるのだが、私は小比類巻くんも元々は真面目な、真面目すぎるくらいの男の子だったんだろうと思うんです。危機感が強すぎて悪い方に悪い方に思い詰めちゃったんではないでしょうか。そんな彼はとても人間的な存在だとも言えると思います。
  • そもそも悪とはなんでしょうか?もとより正義もまた然り。「誰かを守るってことは他の誰かを傷つけることでもあるんだ」「一番恐ろしいのは(そういう)悪意のない人間だ。悪意がなければ反省もできん。ましてやそれが自分の中の正義と結びついている人間は誰にも止められない。」「悪い人って何?」
  • 若くしてああいった地下組織のリーダーになって、皆が自分の指示に従うし、担ぎ上げられた自分に酔ってしまうと、当初の志にはなかった非常に凡庸な欲というもの、権力欲ですよね、そういったものに知らず知らずのうちに支配されてしまいがちなのも人間というものじゃないかなと思います。特に若い彼の場合にはその権力欲の底に幼い承認要求も横たわっているかも知れないですね
  • あああ、みんな大葉くんカッコいいとか書いているのに何故に私は小比類巻くんの擁護を...笑
  • いや、単純にちょっと好きなんですよね、ああいうダーク野郎が。自分でも困惑してます...笑
  • ああでも、一人記号的な悪党がいましたね。私が観たところ、この作品の中で唯一(?)始終利己的で人間的な愛すべき側面がほぼ描かれず同情し難い人物として貫かれていたのは、最後に捨て駒のように暗殺されてしまったS.E.S社の宝田ではないでしょうか。彼にだって彼なりの人生の物語はもちろんあったのでしょうけれど。
  • この作品を冷笑主義とする批判は的外れだと思います。むしろ普遍的な人間について、人間がいつも試みようとはするものの何故か軌道から逸れて失敗してばかりいる正義について、またその逆に正義を志していた筈の者でさえいとも容易く陥りがちな悪の正体とはいったい何なのかについて、ちょっと考えるきっかけを与えてくれるような、ポップでありながら非常に文学的な作品だと思います。
  • また、人間が持ちうる愛や善意の優しさ暖かさの陰に宿命的について回る利己的な側面やその複雑さ難しさについても私なりに考えさせられました(うん、考えてるつもりになってるだけかも知れないけど笑、この辺のことについては小比類巻くんも指摘していたんですよね、己の信じる「善意」に従って社会「正義」の遂行にひたすら邁進しようとするふたばに対して「お前らは甘いんだよ、誰かを守るということは〜」のくだりで)。
  • では、人間の「善意」は無価値で、その実践を志さない方が良いのか。勿論決してそんなことはないと私は思います。「善意」には価値があるし、本来は美しいものだと思います。しかし、悲しいかな人間は不完全な存在で、往々にしてその「善意」が独善的に暴走し、悲劇を作り出してしまうことも人間の凡庸さの一つとしてよくあることで、それは人類の暴力的な歴史を見ても明らかなことですね。ではどうしたらいいのか。それは私もまだ模索中ですが、往々にして「許し」を伴わない人間の「善意」というものは独善的な正義に陥りやすいということと、この作品の中では「善意」の暴走を止められなくなっていた門出に対して泣きながらおんたんが放った言葉の中に一つのヒントがあったような気がしています。「もっと悩めよ!」「一生悩んでろよ!」私も、安易な答えに飛びつくことなく死ぬまで考え続けたいと思っています。
  • いじめっ子の女の子達が揃いも揃って全員色んなタイプのブス揃いに描かれてておんたんに「あそこの面白い顔の人たち」とか言わせていたのには笑っちゃいましたけど笑笑
  • それと、おんたんが門出たんにチュッしたのにも私はちょっとビックリしてしまいました。私の感覚が古いのかも知れませんが女の子同士でキスしていたらええ!?百合なの??って反射的に思ってしまうんですがそうゆうわけではないんですねえ。そうかー、今どきは友情のキスもありなんだ。オバちゃん勉強になりました笑
  • ちなみに私だってひろし兄ぃのような人は大好きですよ。彼は本当にイイ奴ですよね。原作での最終的な解決策である第3の世界線のひろし兄は太ることはなくニートにもならずイケメン兄のままだそうなのですが私はなんだかそれもちょっと寂しく感じるんですがおかしいですかね?彼の魅力はあのイケメンとデブっぷりのアンバランスさにあってその上性格が良くて頭も良いのにニートだし時折見せる妹想いの漢気とおかしなようで結構筋の通っている彼流の哲学と相俟ってなんというかこう、たまらなく愛おしい人物像になっていると思うんですよね。完璧な人なんて殆どいないし、ちょっとつまらないですから。
  • 浅野作品には時折底抜けの善人としか言いようのない人格のキャラクターも登場するんですよね、例えば『プンプン』ならあの不動産屋の社長さん。彼は濡れ衣の罪を着せられ半身不随になるくらいの大怪我までさせられたのに最後まで「誰も悪くない、みんな仲良く」と言っていました。もうただのお人好しレベルじゃないんです、なんというか一つの信念に近いんじゃないでしょうか。それか単純に性格的なものなのか笑
  • おんたんが自分の意志で世界線を変えてしまったのに責任感がないとか、大葉くんに戦わせて彼女は全然戦ってないじゃないかという指摘に関しては、私はそこは保守的かも知れませんがそれでいいじゃないの、と思いましたよ。今って女の子も前線で戦えって風潮のようですが...実際女の子が戦う作品も多いのでしょうけれど、一人の男の子が好きな女の子とその友達の為に、そして同胞と地球人の為に自ら戦いに赴く...なんて普通に美しいストーリーじゃないのかなぁ〜。良いと思うんだけどな。それに彼女は彼女なりに戦っていたし、女には女の戦い方があると思うんですよね。だってね、(一般的に考えて)力も身体能力も違いますからね。実戦では男の子に頑張ってもらいたいですよ、私は。え、女はズルい?そうですよ、女はズルいんですよ。それを許して受け止めるのが男の愛じゃないの?え、違うの?笑 ちなみに私が男だったらあんなに優しくて可愛い子、やっぱり傷ついてほしくないし待ってて、って言って自分が戦いにいくと思うし、普通に守ってあげたくなると思いますよ笑
  • 自己責任の世界で女の子が実地で戦っている物語がお好きな方は現在スペリオール誌にて連載中の『MUJINA INTO THE DEEP』をお読みになれば良いんじゃないでしょうかね。刀を背負って飛び回っていますし。え、そうゆう問題じゃない...?失礼しました笑
  • ただ一つ、この映画で私が残念だったのは、原作漫画の始まりからドーンと登場する象徴的なタイポグラフィやめちゃくちゃクールなタイトルの出し方などがこの作品では殆ど生かされていなかったことですね。これについては後日また追記したいと思います。
  • ところで主演のお二人は声優としてのみならず主題歌も本当に素晴らしく良かったですね!私の個人的な好みで言えば、後章のエンディングで流れた『青春謳歌』の曲調と歌詞が作品のテーマを的確に捉えていて名曲だなと思いました。前章のエンディングもちょうど作品の盛り上がりに合っていて良かったんですが。あちらはあのちゃんの渾身のデスヴォイスが印象的で、彼女はロックと相性がいいし、ご本人の趣味でもあるのかなと感じました。破壊的なのに得も言われぬ爽快感があった。パンクだ。デデデデストラクショ〜ン!!!!っとな
  • 正直ikuraちゃんもあのちゃんも私はこの映画で知ったんですよ、幾多りらさんはYOASOBIの方ですよね、殆どユニット名だけです私が知っていたのは。なのに聴きもせずに軽くみてたんですよね。自分では結構音楽好きな方だと思っていたんですが危うく老害になりかけていたようです笑 新しく出てくる人たちの音楽が歳を重ねていくに従ってどうにも聴けなくなってきてるんですよね。だけど今回の映画主題歌を聴いてビックリしました、ikuraちゃんて凄いんですね〜!素晴らしいソングライティング能力と伸びの良い綺麗な歌声。これまでの無知をお許し下さい。本当にお見逸れしました〜!

弾き語りスタイルも良きですなぁ〜

  • 最後に、浅野先生と今回の映画製作に関わった全ての関係者の皆様、私は非常に楽しめました。ありがとうございました!
  • 『デデデデ』原作も読書中、現時点で8巻まで読了。
  • 私のなかで『プンプン』以来の第二次浅野先生ブーム到来。『勇者たち』電子読みして深く感銘を受け単行本も入手。大葉くんが連れ歩いてたカエル型のマペット?どこかで観たなぁと思ったら...笑 短編『ばけものれっちゃん』も内容、画力ともに参りました、としか言いようのない傑作なのですた!
  • 『プンプン』も再読中。やっぱ子どもの頃の私プンプンだったわ女だけど
『プンプン』のこのシーンは忘れられない。一番好きなシーンかも。子ども〜学生時代のなんとも言えない鬱屈と願望を思い出してしまいます。Tシャツにしてほしい!

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