かながわ いーとこ

神奈川県にはいろいろな景色があり、魅力に溢れています。ぶらぶら散策して見た風景・いいところを少しずつ紹介します。

大山登山(その1・男坂)

2015年05月20日 | トレッキング
大山ケーブルの車両の引退記念?で、大山に登ってきました。
帰りに乗ったケーブルの様子はこちらでご覧いただけます。


向かう途中から仰ぎ見る大山。

山頂に雲がかかっています。


第2駐車場に入れ、コマ参道に向かいます。

さすがに休日ですと、朝7時でもハイカーがたくさんいました。


コマ参道を抜け、小さな橋を渡ります。

渡った先、右側が大山ケーブル駅ですが、始発前です。

大山ケーブル駅と始動前のケーブルカーを右手に見つつ、
階段をまっすぐ登って行くと、女坂と男坂の分岐があります。

5年ほど前に、女坂を使って登っているので、今回は
右側の階段をそのまま登ると、男坂です。

すぐに八意思兼神社(追分社)があります。

八意(やごころ)は多くの知恵という意味で、
八意思兼神(おもいかねのかみ)は知恵を司る日本神話に登場する神様だそうです。

追分社前から男坂が始まります。
いきなりの急階段。


始業前のケーブルカーが止まっているのも見えます。


一旦平坦な踊場に出ます。

その後、急階段の連続です。

非常階段を登って行く感覚です。


平坦なところに出るとホッとします。

苔と新緑の緑がきれいなところです。

階段状の岩場もあります。


新緑がきれいです。


鉄の階段が現れました。


森が深く、神秘的な雰囲気があります。

階段が続き息が上がりますが、森林浴でも癒されます。


大きな木を下から見上げます。


まだ階段は続きます。


八大坊上屋敷跡に向けて最後の登りです。


八大坊上屋敷跡の広場に到着。

四阿もあります。

八大坊上屋敷跡から数段階段を登ると、男坂と女坂の合流地点に到着。

また更に10段くらい上ると、阿夫利神社下社の下の売店前に到着。

中央階段左がケーブルの駅、右が二重滝方面。
中央階段を登ります。

阿夫利神社下社前の鳥居脇からの展望。

靄っていて展望はありません。
前に見たライトアップした紅葉が見事だった地点です。

阿夫利神社下社に到着。

八意思兼神社から約40分でした。

次回は、阿夫利神社下社からを紹介します。




霧ヶ峰高原(忘れ路の丘)

2014年08月03日 | トレッキング
霧ヶ峰高原の紹介です。
今回は、忘れ路の丘を紹介します。

忘れ路の丘は、諏訪湖方面から40号線を登って行き、
霧ヶ峰キャンプ場を通り過ぎると目の前に出現する、リフトのある丘です。

この写真は、朝一番で撮影しました。

車山~八島ヶ原湿原の周遊をしたのちに、立ち寄ってみました。
その様子は、何回かに分けて別にアップしています。
その1の車山肩から沢渡を経由して旧御射山神社までの様子はこちらでご覧いただけます。

左側のリフトが動いていましたので、乗って上まで行ってみました。


リフトの途中から。


リフト終点が、忘れ路の丘と言われているようです。
東側には、八ヶ岳の山々と、蓼科山が見えます。


蓼科山と車山。


丘の上にある「霧鐘塔」

その名のとおり霧が発生し、周囲が全くみえなくなることもあるそうで、
道に迷うことが無いよう方角を音で知らせる設備として、昭和34年に
建てられたそうです。

晴れていれば、南アルプスの山々や、富士山も見ることができますが、
あいにく曇ってみることができませんでした。

過去に訪問した際の富士山の写真。

※昔、冬に撮影した写真です。

忘れ路の丘にリフトがあることでお分かりかと思いますが、
ここは冬には「ファミリーゲレンデ霧ヶ峰スキー場」となります。
過去にスキーをしに来た時の写真と、夏の写真を何枚か比較したいと思います。

八ヶ岳方面(夏)

八ヶ岳方面(冬)


ゲレンデ下から(夏)

ゲレンデ下から(冬)


リフトは北向きに下って行きます。

夏も冬も気持ちが良いところです。



霧ヶ峰高原(池のくるみ踊場湿原)

2014年07月31日 | トレッキング
霧ヶ峰高原の紹介です。
今回は、池のくるみ踊場湿原を1周するコースを紹介します。

踊場湿原は、霧の駅近くの交差点から、細い道を南下した先にあります。
窪地にあるので、道は下って行きます。
山小屋が数件並んだ先に、駐車場があります。


駐車場から湿原を望む。


山小屋方面まで戻って、山小屋の間を入って行きます。

振り返ってとりました。

山小屋の先に湿原への道があります。


ウツボグサが咲いていました。


湿原脇(北側)の道を進みます。


花は少ないですが、樹が良いです。


左手の丘と木々。


やがて池が見えてきます。

アシクラの池だそうです。

とても静かで良いところです。




振り返ると、遠くに駐車場が見えます。


シダのような草が増えると、そろそろ折り返しです。


東西に細長い湿地の一番奥(東側)に木の橋があります。

ここで半周です。
遊歩道入り口から、約15分。
橋の下の川の水は湿地に流れていきます。


ここから湿地の反対側(南側)を進みます。

樹林帯を進みます。

木の間から見える池と対岸の木々。


ひょろっとした白樺。


やがて別の川が現れ、小さな橋を渡ります。


手前の木と背後の草原がなんともほのぼのして良いところです。


後半(南側)はアップダウンがあります。
高いところから山小屋(ペンション)が見えます。


アシクラの池を見下ろすこともできます。


この丘の先に忘れ路の丘があります。

グライダーの滑走路があるところです。

アヤメが咲いていました。


ほどなく1周コースの終点に到着。

駐車場の南側にあります。
1周約50分で回れました。

静かでとても良いところでした。




霧ヶ峰高原(車山肩~八島ヶ原湿原~物見石~車山山頂~車山肩)(その4・~蝶々深山~車山山頂)

2014年07月29日 | トレッキング
霧ヶ峰高原の紹介です。
車山肩~八島ヶ原湿原~物見石~蝶々深山~車山山頂~車山肩と周遊しました。
今回は、最後のその4として蝶々深山から車山湿原、車山山頂経由車山肩までを紹介します。
その1の車山肩から沢渡を経由して旧御射山神社までの様子はこちらでご覧いただけます。
その2の八島ヶ原湿原の様子はこちらでご覧いただけます。
その3の物見石・蝶々深山の様子はこちらでご覧いただけます。
車山肩のニッコウキスゲの様子はこちらでご覧いただけます。

蝶々深山からは、車山に向かって下りとなります。

見えませんが下りきった右が車山湿原で、
正面左の細い道を登った鞍部が車山乗越です。

降る途中に咲いていた、エゾカワラナデシコ


蝶々深山から下ったところに、車山湿原の分岐があります。
右折して、途中まで行ってみることにしました。


木道の遊歩道の右側には、大きな岩があります。

左側は水が流れた跡があります。

遊歩道わきには、ウツボグサが咲いていました。



途中まで行き引き返して、車山湿原分岐を車山乗越に向けて登ります。
登りの道の両脇は、レンゲツツジがたくさんありますが、残念ながら花は終わっています。
ところが、1輪だけ咲いていました。


急な坂を登りきったところが車山乗越。

標高1815メートル。蝶々深山から約20分。
振り返ると、蝶々深山が遠くに見えます。

正面には蓼科山と八ヶ岳の山並みが見えます。

ちらっと白樺湖も見えます。

車山の北東斜面には、ニッコウキスゲの群生地があり、
柵でおおわれています。

車山の山頂へは、この坂を登って行きます。


坂を登りきると、急な階段がはじまります。
途中の道端に咲いていた、ウスユキソウ。


10分ちょっとでようやくリフト小屋脇まで登りました。


山頂に行く前に、リフト小屋脇の展望の丘に寄りました。
車山周辺の爆裂火口が観察できるそうでしたが、大きすぎてわかりにくいですが、
車山南東側の崖が名残としてわかります。


八ヶ岳方面。

大分もやっています。

展望の丘直下には、ウスユキソウが群生していました。


山頂方面に行きます。
車山神社。

車山神社は諏訪大社の小宮と位置づけられ、御柱祭では珍しい
木を引き上げていくようです。

山頂の碑

車山肩から八島ヶ原湿原経由で3時間20分。
八島ヶ原湿原のの小屋から1時間50分。
物見石から1時間10分でした。

山頂の気象ドーム。

1999年に設置したものだそうです。

山頂からの景色。

もやっているのが残念です。

ドームのリフトと反対側にの山頂の看板があります。

標高1925メートル。

山頂を後にして、車山肩に向けて下山します。
途中、車山肩越しに八島ヶ原湿原も見えます。

更に靄が強くなり、鷲ヶ峰は雲がかかっています。

高原、という景色。

すっきり晴れていると素晴らしいのですが。

強清水方面。


大分下ってきました。


車山山頂から約25分で車山肩に到着。
車山肩~八島ヶ原湿原~物見石~蝶々深山~車山山頂~車山肩の周遊で
3時間50分でした。

お花をたくさん見ることができて充実した内容でした。



霧ヶ峰高原(車山肩~八島ヶ原湿原~物見石~車山山頂~車山肩)(その3・八島ヶ原湿原~蝶々深山)

2014年07月28日 | トレッキング
霧ヶ峰高原の紹介です。
車山肩~八島ヶ原湿原~物見石~蝶々深山~車山山頂~車山肩と周遊しました。
長いので、何回かに分けて紹介します。
今回は、その3として八島ヶ原湿原脇の奥霧の小屋から物見石を経由して蝶々深山までを紹介します。
その1の車山肩から沢渡を経由して旧御射山神社までの様子はこちらでご覧いただけます。
その2の八島ヶ原湿原の様子はこちらでご覧いただけます。
車山肩のニッコウキスゲの様子はこちらでご覧いただけます。

八島ヶ原湿原を南から時計回りに歩き、北側のはずれに奥霧の小屋があり、
その付近で、湿原に沿って御射山・沢渡に向かう道と、物見石・車山に向かう道に分岐します。


分岐するとすぐに鹿よけのゲートがあります。


ゲートから先はしばらく樹林帯を進みます。


岩の道や

笹の道を進み、徐々に高度を上げていきます。


途中沢の脇を通ります。

この水が湿原に流れ込むのでしょう。

やがて樹林を抜け、登りもきつくなります。


ジグザグに登って行き、気が付くと高度を稼いでいます。

湿原が遠望できます。

ジグザグ道が終わると、見晴らしがよくなり、
正面に尖った岩が見えます。

物見石です。

左手には、湿原からは見上げていたゼブラ山がほとんど同じ高さに見えます。


やがて、物見石に到着。物見石の標高は1780メートルです。

奥霧の小屋から約35分でした。

物見石。

背後に八島ヶ原湿原が見えます。

山頂の周囲は岩がたくさんありますが、開けています。

南には車山山頂ドームも見えます。

車山の手前にあるピークが、次に向かう蝶々深山です。

物見石から蝶々深山に向かって進みます。
なだらかに下って行きます。
右手には、気持ちがいい草原が広がっています。


途中に咲いていたニガナ    


蝶々深山に向かう登り。


物見石から10分ちょっとで蝶々深山に到着。

蝶々深山の標高は1836メートルです。

蝶々深山からも八島ヶ原湿原が見えます。

東側の尾根の南の耳の向こう側に、小屋のような屋根が見えます。

エコーバレースキー場のリフトです。

南東には蓼科山の影も見えます。


南にはビーナスの丘が見え、微かにニッコウキスゲのオレンジ色がわかります。

青い屋根の廃屋も見えます。


車山湿原と車山は次回紹介します。


霧ヶ峰高原(車山肩~八島ヶ原湿原~物見石~車山山頂~車山肩)(その2・八島ヶ原湿原)

2014年07月27日 | トレッキング
霧ヶ峰高原の紹介です。
車山肩~八島ヶ原湿原~物見石~蝶々深山~車山山頂~車山肩と周遊しました。
長いので、何回かに分けて紹介します。
今回は、その2として八島ヶ原湿原を紹介します。
その1の車山肩から沢渡を経由して旧御射山神社までの様子はこちらでご覧いただけます。
車山肩のニッコウキスゲの様子はこちらでご覧いただけます。

旧御射山神社のそばにある旧御射山の脇を通り、八島ヶ原湿原に向かいます。
5分もしないうちにすぐに木道になります。

湿原に入ったようです。

ナンテンハギ


鹿よけの柵を通ります。

腰くらいまでの高さの扉のため、屈んでとおります。

八島ヶ原湿原の南側。

手前にチダケサシ、イブキトラノオ、ノアザミなどが群生しています。

ノハナショウブ


こちらには、シモツケソウやカラマツソウが群生しています。。


ハナチダケサシでしょうか。


キバナノヤマオダマキ


湿地脇の木道を進みます。


ノアザミに蝶が止まっていました。

ミドリヒョウモンでしょうか。
よく見ると隣に蜂もいます。

鷲ヶ峰方面の雲もとれそうです。


ヤナギラン


シシウド


ワレモコウ


イブキトラノオとミドリヒョウモン


ハクサンフウロでしょうか。


ヨツバヒヨドリ


アカバナシモツケのつぼみのようです。


ニッコウキスゲ


ニッコウキスゲと背後に八島ヶ池


八島ヶ池。

背後の山は、物見石や車山で後ほど登ります。
八島ビジターセンターには寄らずに、湿原を1周する木道を進みます。
旧御射山神社から約35分。

八島ヶ池とその周りの植物。


エゾボウフウ


ビジターセンター方面。


メマツヨイグサでしょうか。

北アメリカ原産の帰化植物です。

木道を進みます。


鎌ヶ池が見えてきました。
手前は鬼ヶ泉水でしょうか。

奥に物見石と車山山頂のレーダーも見えます。

樹の間から見える鎌ヶ池。

大きな石がゴロゴロしています。

鎌ヶ池には大きな石があり、草が伸びています。


やがて、奥霧の小屋が見えてきます。

小屋の奥の長細い建物の前で、旧御射山に向かう八島ヶ原湿原を1周する道と、物見石に向かう道に分岐します。
八島ビジターセンター付近からは約20分、旧御射山神社から約55分でした。
車山肩からは90分です。

自分は、物見石に向かいます。
そのため、八島ヶ原湿原はここで終了です。

物見石方面は次回紹介します。


霧ヶ峰高原(車山肩~八島ヶ原湿原~物見石~車山山頂~車山肩)(その1・車山肩~旧御射山神社)

2014年07月26日 | トレッキング
霧ヶ峰高原の紹介です。
車山肩~八島ヶ原湿原~物見石~蝶々深山~車山山頂~車山肩と周遊しました。
長いので、何回かに分けて紹介します。
今回は、車山肩から沢渡を経由して旧御射山神社までを紹介します。

車山肩のニッコウキスゲの様子はこちらでご覧いただけます。


朝6時前に、車山肩駐車場に到着。
まだ車は数台という状況でした。

当初の予定では、先に車山山頂に行き、反時計回りと考えていましたが、
車山山頂方面に雲があったため、先に八島ヶ原湿原に向かうことにしました。


車山肩から数メートル登ったところにある、バイオ式トイレ。

チップ制です。

こちらは車山山頂に向かう道。

こちらではなく、ニッコウキスゲの脇の北側の道を少し登ります。
八島ヶ原湿原という案内板があります。

ニッコウキスゲが終わると、下りになります。

正面の雲の手前の三角形の緑地が八島ヶ原湿原です。

シシウド


石だらけの道を下ります。

石があればいいのですが、土の個所は、かなり滑りました。

ヨツバヒヨドリ


マコモでしょうか。


イブキトラノオ


チダケサシ


朝露に日が当たり輝いています。


やがて樹林帯に入って行いき、小屋が見え隠れします。


舗装された道に降り、橋が架かっています。

ここが沢渡です。
車山肩から約20分。

舗装された道を登って行きます。


曲がった白樺があります。

沢渡からの道を登りきると、景色が開けます。
北海道のような景色。


ヒュッテ御射山が見えてきます。

八島ヶ原湿原はもうすぐです。

ウツボグサ


シモツケソウ


カラマツソウ


ヒュッテ御射山の裏にある旧御射山神社

沢渡から約15分、車山肩からは約35分でした。

ヒュッテ御射山の先が、八島ヶ原湿原になります。
八島ヶ原湿原は次回紹介します。


ヤビツ峠~イタツミ尾根~大山(秦野市)

2014年05月10日 | トレッキング
ヤビツ峠からイタツミ尾根を通って大山に登ってきました。
ヤビツ峠の標高は761メートル、大山山頂の標高は1252メートルのため、
標高差は491メートルとなります。距離も約2.3Kmと短いルートになります。

朝6時30分ごろ到着。
駐車場は半分弱埋まってました。


この時間は丹沢ホームの売店もまだ空いていません。

9時少し前に下山したときは開いていました。

立派なトイレもあります。

チップ制ですが、チップ入れがトイレから少し離れたところにあります。

トイレ前の秦野駅行きのバス停後ろに登山口があります。

出発です。案内板には大山まで2.3Kmとあります。
階段を登って行きます。

階段を登りきると、蓑毛への分岐があります。

大山は直進、右下へのルートが蓑毛への道になります。
影になって見えませんが、右下に向いた蓑毛への案内板もあります。
この案内板には大山2.4Kmとあります。???

歩きにくい平らでない石が敷き詰められた道を登っていきます。

そこそこ斜度があります。
すぐに開けたところにでます。


樹林のなかの登山道ですが、思ったよりもきちっと整備されていました。

ひたすら登ります。

ところどころ開けた個所があり、展望できます。


登り始めて約15分。すこしなだらかに?なり、ベンチなどがあります。

ヤビツ峠0.8Km、大山1.9Kmとなっています。
なぜかだんだん距離が長くなっていきます。

少しすすむと左手に富士山が見えます。


春岳山に向けた登りになります。

ジグザグに急な登りで、途中1個所くさりがあります。

といっても難易度は高くないですが。

急登ですが、新緑がきれいです。


登りきったところが春岳山山頂付近。

山頂を示す看板や碑はありません。
ヤビツ峠1.1Km、大山1.4Km。
ヤビツ峠から約30分。
ここから進路が東向にかわります。

少しだけなだらかですが、すぐに急になります。


道端には可憐な花が。すみれでしょうか。


大きな岩も乗り越え進みます。


そろそろ阿夫利神社下社からのメインストリートの合流でしょうか?

と思っていたら急に開けます。
振り返ると富士山。

手前に二ノ塔、三ノ塔、塔ノ岳も見えます。
左手には、大山山頂直下東側の斜面と奥に丹沢の山なみ。

中段右よりに鹿がいます。

等倍で確認するとこちらを見ていたようです。

ここからすぐに阿夫利神社下社からの登山道と合流。


山頂はもうすぐですが、ここから岩がゴロゴロした急登があります。

といっても距離は短いですが。

1番目の鳥居。

さらに登ると、山頂直下の鳥居に到着。

ヤビツ峠から山頂まで1時間5分でした。

山頂の様子はこちらでご覧いただけます。

参考までに、帰りも同じルートを下山しましたが、下山は約50分でした。

下山時に撮影した新緑。

元気をもらった気がしました。

今回もこの地図を参考にしました。非常に役立ちます。(定価927円)
東丹沢登山詳細図 改訂版 :大山・塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳全120コース (首都圏登山詳細図)
クリエーター情報なし
吉備人出版




塩水橋~丹沢山~蛭ヶ岳(その6・棚沢ノ頭から蛭ケ岳)

2013年12月23日 | トレッキング
2013年12月中旬
丹沢山から、蛭ケ岳に向かって強風のなかを進み、ほぼ中間点の棚沢ノ頭を通過しました。
特に休憩することなく進みます。

塩水橋のゲートからの塩水林道(その1)は、こちらでご覧いただけます。
塩水林道のショートカット(その2)は、こちらでご覧いただけます。
堂平から天王寺尾根分岐まで(その3)は、こちらでご覧いただけます。
天王寺尾根分岐から丹沢山まで(その4)は、こちらでご覧いただけます。
丹沢山から棚沢ノ頭(その5)は、こちらでご覧いただけます。

棚沢ノ頭からしばらくは、比較的なだらかな尾根を進みます。
笹原の中にある枯れ木。


稜線からは富士山がよく見えますが、雲がかかっています。


鬼ケ岩手前にある木。

写真が傾いています。

全体像。


棚沢ノ頭から約15分で鬼ケ岩。


鬼ケ岩の間から、蛭ケ岳。

この先は鎖のある岩場を降ります。
ここに来て、なお風が強くなり、ちょっと危険な感じがしたため、しばらく様子をみることに。
南方面に、ユーシン渓谷が見えます。

以前降りたと思われる河原が見えます。
ユーシン渓谷の河原からみた写真。

(過去に撮影した写真)
稜線の左の方に、鬼ケ岩があります。

5分ほど岩陰で様子を見ましたが、烈風、強風が収まる気配はありません。
さらに2、3分様子を見ていると、少し風が収まったすきを見て、降りました。
1段降りたところから見上げたところ。


さらにもう1段の岩場があります。

上から見下ろしところ。

下の岩場。


岩場の全景。

斜度事態は、行者岳の方が垂直に近いですが、何しろ風が強く、時折突風が吹くため、
ひやひやしながら、いつでも鎖をつかめるようにしながら降りました。

ここからは急な登りですが、山頂はもう少しです。


雲の中の富士山。


振り返ると、不動ノ峰とその向こうに塔ノ岳。


もうじき山頂に到着です。


蛭ケ岳山頂に到着。11時50分着。

蛭ケ岳山荘。
丹沢山から、1時間40分でした。

北の方角。


宮ケ瀬湖がよく見えます。


北方面。

大室山。

富士山は雲の中。

変な雲も出てきています。

山頂で一休みしたのち、蛭ケ岳山荘で、ピンバッチを購入。
時計を見ると、12時10分のため、慌てて下山へ。
下山は丹沢山を目指します。

鬼ケ岩の少し手前で、大失敗に気が付きました。
蛭ケ岳山頂の碑を撮り忘れました。
時間を気にしつつ、ピンバッチも忘れないように、強風で寒いな。
など考えていたら、すっかり忘れてしましました。
戻るためにはもう一度登る必要があり、時間も体力も残っていないため、
いつかそのうち再チャレンジするときに取っておくことに。
蛭ケ岳山頂の碑は、蛭ヶ岳山荘のサイトでご覧ください。

強風の中、鬼ケ岩を無事登り、どんどん進みます。

参考までに、帰りのタイムを。
蛭ケ岳12:10
不動ノ峰12:50
(丹沢山への登り返しがきつかったです。)
丹沢山13:30
丹沢山13:40
天王寺尾根分岐14:10
堰堤14:30
堂平雨量計小屋14:55
ショートカット入口15:25
塩水橋16:00

行きは5時間。帰りが4時間。計9時間の山行でした。
最近下山時に、膝が痛くなることがありましたが、今回は大丈夫でした。


今回は、吉備人出版の『東丹沢登山詳細図』を参考にしました。
16,500分の1のため、大変参考になりました。
東丹沢登山詳細図 改訂版 :大山・塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳全120コース (首都圏登山詳細図)
クリエーター情報なし
吉備人出版


また、GPSロガーが標高確認と、帰ってきてからの写真整理で役立っています。
ハンディGPSは高くて手が届きませんが、これは安価です。
高度図表示機能もあり、それをつけます。
※今まで紹介してきたGPSロガー「旅レコ」ですが、2014年4月で生産終了となっています。
Amazonではプレミアが付いて販売されていますが、参考までに希望小売価格8500円です。


塩水橋~丹沢山~蛭ヶ岳(その5・丹沢山から棚沢ノ頭)

2013年12月21日 | トレッキング
2013年12月中旬
塩水林道から堂平を経て、丹沢山山頂にやってきました。

塩水橋のゲートからの塩水林道(その1)は、こちらでご覧いただけます。
塩水林道のショートカット(その2)は、こちらでご覧いただけます。
堂平から天王寺尾根分岐まで(その3)は、こちらでご覧いただけます。
天王寺尾根分岐から丹沢山まで(その4)は、こちらでご覧いただけます。

丹沢山山頂で少し休憩。
今回はシャリバテしないよう、またおにぎりとバター餅を食べます。

山頂は不思議と風が弱いですが、蛭ケ岳方面からゴウゴウと風の音が聞こえてきます。

10時10分ごろ出発。
計画では、帰りの日没のことを考え、12時をタイムリミットに途中でも引き返そうと
考えていましたが、なんとか間に合いそうです。

丹沢山西側から始まる登山道を下って行きます。

正面に、不動ノ峰が見えます。

下り始めてすぐに、一旦登ります。

このあたりから、笹の中の道になります。
枯れ木が横たわっています。

(帰りに撮影)

富士山と西丹沢の山々。


ここから一気に下ります。

一番低いところで、1,467メートルのため、約100メートル下ります。
写真の右下方面に下り、写真の右下隅をはみ出たあたりから、
正面に見える不動ノ峰に向かって高度にして約150メートル登って行きます。
奥に蛭ケ岳山荘が見えます。

ぽつんと1本の枯れ木。

(帰りに撮影)

下った後、登りに転じたあとの写真。

写真が少ないのは、常に強風、時折立っているのがやっとの突風という
状況のためです。

振り返ると、丹沢山からの下り。


南方面には、塔ノ岳から鍋割山の稜線が見えます。


途中の木々が斜めになっています。

この日の強風で曲がったとは思えないので、常に風が強いのかもしれません。

強風がなければ気持ちがよいのですが。


振り返ると、丹沢山、奥に大山。

(帰りに撮影)

約30分で、不動ノ峰手前の休憩小屋に到着。

そこから約400メートルで、不動ノ峰。


不動ノ峰から急に下って行きます。
正面に富士山。

眼下には、玄倉川。

前方に大野山や丹沢湖の一部も見えます。
ということは、先日ユーシン渓谷に行った際の河原でしょうか。
ユーシン渓谷の様子は、こちらでご覧いただけます。

下って登った先に見えるピークが、棚沢ノ頭。

棚沢ノ頭への登り。

棚沢ノ頭に到着。

不動ノ峰から10分ちょっと。
ただ、相変わらず強風が吹き荒れています。


棚沢ノ頭から蛭ケ岳へは次回紹介します。
その6・棚沢ノ頭から蛭ケ岳はこちらでご覧いただけます。



今回は、吉備人出版の『東丹沢登山詳細図』を参考にしました。
16,500分の1のため、大変参考になりました。
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また、GPSロガーが標高確認と、帰ってきてからの写真整理で役立っています。
ハンディGPSは高くて手が届きませんが、これは比較的安価です。
※今まで紹介してきたGPSロガー「旅レコ」ですが、2014年4月で生産終了となっています。
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塩水橋~丹沢山~蛭ヶ岳(その4・天王寺尾根分岐から丹沢山)

2013年12月18日 | トレッキング
2013年12月中旬
塩水橋から堂平経由で天王寺尾根分岐に到着しました。

塩水橋のゲートからの塩水林道(その1)は、こちらでご覧いただけます。
塩水林道のショートカット(その2)は、こちらでご覧いただけます。
堂平から天王寺尾根分岐まで(その3)は、こちらでご覧いただけます。

天王寺尾根分岐から丹沢山に向けて歩き始めます。
はじめは、なだらかな登りの気持ちの良い尾根道を進みます。


左手に見えるのは竜ケ馬場でしょうか。


ブナの林を進みます。


倒木がゲートのようになっています。

分かりにくい写真ですが。

やがて木製の階段が現れ、斜度が急になります。


丹沢山手前のガレ場です。

天王寺尾根分岐から約10分。

一応鎖がありますが、使わなくても大丈夫かもしれません。


帰りに岩の上から撮影。


このガレ場付近は眺望がよいところです。

丹沢三峰方面。

東の東京方面。

大分かすんでいます。

帰りに少しズームで。

新宿の高層ビル群やスカイツリーも微かに見えます。

100%で表示。
解像度の悪さがわかります。

横浜方面。

ランドマークタワーが見えます。

再び、ブナ林になります。

前回は妖艶と表現しましたが、これは魑魅魍魎。

ブナ林の中は、木製の階段になります。

やがて、2レーンとなると、もう少しです。

先の尾根道に看板が見えます。

丹沢山から丹沢三峰へと続く尾根に出ます。

ここから丹沢山までは200m。
なだらかなのぼりです。

すぐに丹沢山頂に到着。天王寺尾根分岐からは45分。
塩水橋ゲートから休憩も含めて、ちょうど3時間でした。
丹沢山頂の標高は、1,567m。1,100m以上登ってきました。

山頂には、みやま山荘があります。
青い小屋が、チップ制のトイレです。
右奥に日本百名山「丹沢山」の看板があり、その左の木の道が塔ノ岳への道です。

日本百名山「丹沢山」の看板脇からの富士山。

山頂に雲がかかっています。

アップで。

右下に、山中湖も見えます。
前に来た時の方が、富士山はきれいに見えました。
以前、塔ノ岳から丹沢山に登った際の様子は、こちらでご覧いただけます。

丹沢山から蛭ケ岳に向けた様子は次回紹介します。
その5・丹沢山から棚沢ノ頭はこちらでご覧いただけます。


今回は、吉備人出版の『東丹沢登山詳細図』を参考にしました。
16,500分の1のため、大変参考になりました。
東丹沢登山詳細図 改訂版 :大山・塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳全120コース (首都圏登山詳細図)
クリエーター情報なし
吉備人出版



また、GPSロガーが標高確認と、帰ってきてからの写真整理で役立っています。
ハンディGPSは高くて手が届きませんが、これは安くて役立っています。
参考までに、高度計。(地図は勝手に使用できないようですのでアップしません)

(上部の統計は、蛭ケ岳往復の全データです。地図は丹沢山までを抜き取っています)
GPSロガー
※今まで紹介してきたGPSロガー「旅レコ」ですが、2014年4月で生産終了となっています。
Amazonではプレミアが付いて販売されていますが、参考までに希望小売価格8500円です。

塩水橋~丹沢山~蛭ヶ岳(その3・堂平から天王寺尾根分岐)

2013年12月17日 | トレッキング
2013年12月中旬

塩水林道を進み、ショートカットを登って、堂平雨量計の小屋に到着しました。

塩水橋のゲートからの塩水林道(その1)は、こちらでご覧いただけます。
塩水林道のショートカット(その2)は、こちらでご覧いただけます。

堂平雨量計の小屋の道を挟んで斜め向かいに、丹沢山への堂平登山口があります。

塩水林道は、公式にはここが終点のようです。
案内板には、丹沢山 2.9kmとあります。
ここで5分ほど休憩し、シャリバテを起こさないようおにぎりを食べます。

階段を上がて左方向に進みます。
しばらく比較的なだらかな杉林の中を進みます。


途中紫色の実を発見。

ムラサキシキブか、コムラサキかわかりません。

木の間から、天王寺尾根が見えます。

この地点では、向こうの方が200mほど標高が高いはずです。

根が分かれて張った杉の大木。


折れて根っこの幹が残ったところから、新たな細い幹が伸びています。


比較的なだらかな登りの、杉の森の中を歩くこと約30分で、
森の雰囲気が変わってきます。
周囲の樹木が、ブナに変わってきます。
斜度も少し急になってきます。
このあたりで標高1,000m程なので、堂平登山口から120mほどしか登っていない計算です。

やがて、「神奈川の美林50選」の碑、堂平のブナ林に到着です。
「神奈川の美林50選」の碑とその周辺の堂平のブナ林は、こちらでご覧いただけます。

「神奈川の美林50選」の碑の先で、目の前が開けます。

左手に沢と、正面に天王寺尾根が現れます。


右手は、大きく崩落した個所。

丹沢山 2kmの案内板があり、その方向は堰堤を指しています。

堰堤の上を渡ります。GPSによると、堰堤で標高1,064m。

堂平雨量計の小屋から約35分。
いったん沢沿いに上流に50メートルほど進んでから折り返して、
沢から離れるように登って行きます。

ここからは急登となります。
(天王寺尾根合流地点は約1,300mなので、250m近く登ります)

5分ほど登ると、丹沢山1.7kmの案内板が。
さらに少し登ってたあたりは、やや太めのブナが多くなります。

葉の落ちたブナの木は、どことなく妖艶に見えます。

自分だけでしょうか?

倒木が朽ちて自然に帰っていく過程がわかる風景も。


標高1,200mあたりで、右手にピークが見えてきます。

瀬戸沢ノ頭でしょうか。
標高1,200mあたりで開けてなだらかな部分に出ます。
それゆえ、踏みあとがはっきりしない個所がありました。

(帰りに撮影)
右奥に柵がある開けた個所は、登りでは右上に向かって登ります。
下りでは右下に向かって降ります。

天王寺尾根に向けた登りに入ってから、霜柱だらけで歩きにくかったです。

霜柱の道。

山肌に見え隠れする白いものは霜柱です。

北向きの斜面のためと思われます。
この辺りで標高1,200m。

丸太でできた階段が現れると、もうすぐ天王寺尾根合流地点です。


ようやく天王寺尾根合流地点に到着。

この尾根道を右に行けば丹沢山です。

堂平雨量計の小屋から約70分。
塩水橋からは、2時間15分でした。
約420mの登りでした。

天王寺尾根分岐から丹沢山へは次回紹介します。
その4・天王寺尾根分岐から丹沢山はこちらでご覧いただけます。



今回は、吉備人出版の『東丹沢登山詳細図』を参考にしました。
16,500分の1のため、大変参考になりました。
東丹沢登山詳細図 改訂版 :大山・塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳全120コース (首都圏登山詳細図)
クリエーター情報なし
吉備人出版




また、GPSロガーが標高確認と、帰ってきてからの写真整理で役立っています。
ハンディGPSは高くて手が届きませんが、これは安くて便利です。
※今まで紹介してきたGPSロガー「旅レコ」ですが、2014年4月で生産終了となっています。
Amazonではプレミアが付いて販売されていますが、参考までに希望小売価格8500円です。

塩水橋~丹沢山~蛭ヶ岳(その2・塩水林道ショートカット)

2013年12月16日 | トレッキング
2013年12月中旬

塩水橋から、塩水林道を通って丹沢山方面に行く途中に、
舗装された林道が南に大きく迂回する部分があります。
距離にして約2km。
その部分をショートカットするコースがあります。

塩水橋のゲートからの様子(その1)は、こちらでご覧いただけます。

ショートカットへの入り方は、ネットで検索すると少しヒットします。
行ってみたけどわからなかったという方や、
林道をそのまま進んだ方が楽という方ももいらっしゃので、
判断材料になればと思い紹介します。

ちなみに自分は、行き(登り)がショートカット。
冬の午後3時過ぎに通行するには万一暗くなっても舗装路の方が安心と考え、
帰り(下り)は舗装された林道を利用しました。

塩水橋から塩水林道を進み、ヘアピンカーブ5か所目が、
塩水林道のショートカットコースの入り口です。
このカーブもヘアピンカーブとなっています。このカーブも含めて5か所目。

ゲートから塩水林道のショートカットコースの入り口まで、約2.8キロあります。
正面のカーブミラーが目印という記事が多くありますが、
ゲートからここまでカーブミラーはたくさんあるのでご注意ください。

カーブミラーの右下にある白いガードレールの支柱(の残骸)。

ここに→ワサビ沢出会とマジックで書いてあります。

ガードレールの支柱の脇から進む方向。

砂利の道があります。
進んで行ってやや左に曲がっていきます。

10メートルくらいのところに木の橋があります。

1つ前の写真中央のススキのすぐ先が沢になっています。
橋を渡ってすぐ右手に曲がります。
正面から左は崖になっていて、左上に道にも見えなくない筋があり若干紛らわしいです。
右方向です。

右方向は手前に木やススキが茂っていて、一見進めなさそうですが、
先の方を見ると舗装路が見えます。夏は見えないかもしれません。

木の橋から左手を見ると、堰堤があります。


橋を右折して数メートル進むと、砂利道なのかよく分からない部分もありますが、

ここまで来ると、先の舗装路がよく見えます。

舗装された部分まで行くとこんな感じです。

ショートカット入り口の黄色い「保安林」の看板も木の中に見えます。
葉が茂ると見えないかもしれません。

黄色い「保安林」の看板とピンクのリボン。

黄色い「保安林」の看板とピンクのリボンの間を進みます。
踏み跡が割と明瞭な方だと思います。

すぐに杉林に入ります。

黄色い看板から20秒後。
やはり踏み跡を頼りに進みます。

すぐに、右手山側に、丸太をへりに使った道が現れます。

この道を進んでいきます。

途中縁のない部分もありますが、この辺りは踏み跡も明瞭で迷わないと思います。


木々の間から、舗装された林道のガードレールが見えます。


途中、丸太で作られた階段になります。

結構な斜面です。
先は長いのでゆっくり登ります。

振り返ると大分高度を稼いだことがわかります。


黄色い「保安林」の看板から15分弱で先が明るくなってきました。

そろそろかな?と期待したところ、道が右方面に巻くようになります。

そろそろかな?から10分弱で、ようやく目標の小屋が見えてきます。

足元には霜柱。

すぐに、堂平雨量計の小屋に到着。
約25分の登りでした。

小屋のすぐ右脇(この写真の右側)のピンクのリボンの間に出ます。
下のカーブミラーから約30分。
塩水橋から堂平雨量計の小屋まで65分でした。

ショートカットと言っても、10分~15分程度の短縮のようです。

小屋の看板には、国土交通省 堂平雨量観測所と書いてありました。
標高877メートル。
塩水橋の標高が約430メートルなので、約440メートル登ったことになります。

次回は、雨量計の小屋の斜め向かいにある、丹沢山の登山口(堂平登山口)からを紹介します。
その3・堂平から天王寺尾根分岐はこちらでご覧いただけます。

<ここからは帰りの内容です>
参考までに、帰りはショートカットを使わず、舗装された林道を下りました。
雨量計の小屋の横にある看板には、塩水橋5.0kmとありました。
この時点で午後3時で、日没までは1時間以上ありましたが、
すでに太陽は山の向こうに消えているため少し薄暗くなり始めていました。
雨量計の小屋から、ショートカット入り口のカーブミラーまで25分。
ショートカット入り口のカーブミラーから、35分。
計1時間ずっと歩き続けました。
相当足が疲労していた割には、なだらかな下りで、凸凹も少ないことから
思ったよりも順調に歩けたようです。
午後4時にゲートにつきましたが、まだライトは必要ない明るさでした。

途中の山の中腹の大木

滝になっているところもありました。


塩水林道のショートカットは急登で眺望もあまりないので、時間に余裕がある方は、
舗装された林道をお勧めします。
また、夕方暗くなるような時間の場合や、疲労や痛みで段差が厳しい場合などは
同じように、舗装された林道をお勧めします。




今回は、吉備人出版の『東丹沢登山詳細図』を参考にしました。
16,500分の1のため、大変参考になりました。
東丹沢登山詳細図 改訂版 :大山・塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳全120コース (首都圏登山詳細図)
クリエーター情報なし
吉備人出版








塩水橋~丹沢山~蛭ヶ岳(その1・塩水林道)

2013年12月15日 | トレッキング
2013年12月中旬

実は新緑の時期に、蛭ケ岳に登ろうと考えていましたが、
仕事の関係でバタバタし、ヒルの季節になってしまったため、
この時期に挑戦しました。
塩水橋からは、丹沢山への最短ルートと言われています。

塩水橋は、宮ケ瀬湖からヤビツ峠を経由して秦野まで結ぶ、
県道70号秦野清川線の途中にあります。
宮ケ瀬湖から札掛あたりの風景は、こちらでご覧いただけます。

※県道70号秦野清川線は、平成25年12月2日(月)から12月21日(土)まで通行止めのため、宮ケ瀬方面からは行けません。
秦野市側からしか行くことができません。

塩水橋からヤビツ峠方面に10メートル程度先にある駐車スペース。

宮ケ瀬方面から通行止めとなっている影響か、朝6時45分で1台もいません。
杭の途中に切れ目があり、そこから侵入可能ですがたくさん駐車できません。

写真撮影方面の背面に林道のゲートがあります。

熊注意の看板の脇をくぐって出発です。6時55分。

ひたすら舗装された道を緩やかに登って行きます。

ゲートから5分ちょっと、400メートルで瀬戸橋に到着。

丹沢山へは、右折して橋を渡る「塩水林道」と、橋を渡らずに直進(写真左方向)する「本谷林道」の
2ルートがあります。

ネットで見かける、塩水林道のショートカットコースと「神奈川の美林50選」の丹沢堂平のブナ林の看板
のために、塩水林道(橋を渡る)を進みます。

向かいの山に朝日があたり始めました。


塩水川に沿って進みます。

河原には降りることができる個所もありましたが、河原を進むことはできません。
至る所に、堰堤があるためです。


段々と明るくなっていきます。

朝日を浴びて赤く染まります。

正面に林道のガードレールが見えます。

何か所かジグザグになっています。

対岸の山が美しいです。


ヘアピンカーブ5か所目が、塩水林道のショートカットコースの入り口ですが、
次回紹介します。
その2・塩水林道ショートカットはこちらでご覧いただけます。

塩水林道のショートカットコースの入り口まで、約2.8キロあります。
時間にして約35分でした。


今回は、吉備人出版の『東丹沢登山詳細図』を参考にしました。
16,500分の1のため、大変参考になりました。
東丹沢登山詳細図 改訂版 :大山・塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳全120コース (首都圏登山詳細図)
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吉備人出版








木曽駒ケ岳・宝剣岳⑤ 木曽駒ケ岳~中岳まき道~浄土乗越+α(中央アルプス)

2013年10月12日 | トレッキング
2013年9月末
中央アルプスの木曽駒ケ岳・宝剣岳のレポートその⑤です。

千畳敷カール~浄土乗越編
宝剣岳編
木曽駒ケ岳編
中岳まき道~千畳敷カール編

木曽駒ケ岳山頂から、将棊頭山の遭難記念碑まで足を伸ばそうかとも考えましたが、
その後の計画があったため、戻ることにしました。

中岳に向かう下り。

駒ヶ岳頂上山荘前で、ルートが分岐しているのが分かります。

その分岐してすぐの道。

左上部は中岳山頂。

まき道の右側は崖ですが、普通に歩く分には特に危険なことはありません。


細い道が続きます。


左側を見上げると、中岳の岩岩が乱立しています。


木曽前岳の向こうに御嶽山。


まき道の後半は、岩場の登りです。

ロープの間を登ります。

鎖はありません。
少し登ると、終点が見えます。

右側は谷です。


天狗荘に荷揚げのヘリが来ていました。

富士山をバックに。

何度も往復していたようです。浄土乗越側から。


浄土乗越から千畳敷カールに降りようとしましたが、前に団体が降りていたので
渋滞が予想されたため、伊那前岳方面からカールの撮影をすることにしました。
伊那前岳方面への道。


少し進んで振り返ると、中岳、木曽駒が。


さらに進んだところからのカールの様子。


ハイマツと紅葉。


浄土乗越と伊那前岳の中間点からのカールの風景。


宝剣岳と極楽平へと続く尾根。


宝剣岳

切り立っているのが良く分かります。

将棊頭山方面。

手前が良く色づいています。

この後、浄土乗越まで戻り、渋滞することなく八丁坂を下りました。


(一部の写真について、フォトストックで販売中の写真のため、透かしを入れさせていただいてます。)